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季節の風にのって ワークショップ HIRO

不器用とかセンスがないとか「ノー.プロブレム」
やってみたい気持ちが一番
さあ、一緒に楽しんでみましょう

インタビューにこたえて

2015年04月10日 | 日記

先日シニアコムから取材インタビューをうける

美しく活きる。 第6回

シニアコム編集部がMASTER会員さんにライフスタイルをインタビュー

「ものを全うする」という生き方
──
クラフトワーク作家としての活動はどんなことをされていらっしゃるのですか?

活動の拠点は高円寺界隈なのですが、八ヶ岳に山荘を持っていますので、そこで自然の材料を調達して制作活動もしています。つるアートと流木アートが一番得意なところなのでそれを活かし、さらに四季の草花たちも使ったクラフトワークで、新高円寺のヘアサロンのしつらえをさせてもらったりしています。お金をいただいて作品を作るなんて初めてでしたので、とても緊張して胃けいれんが起きるくらいでした。今はもう4年目になり、季節や行事にあわせたしつらえを考えて制作するのがとても楽しみになっています。

あとは、老人クラブに出かけて、My箸やMyスプーンを創るようなワークショップを開催したり、知人のご夫婦で経営されているカフェの季節に合わせたディスプレイを制作したりもしています。
──
どういったきっかけでクラフトワークを始めたのですか?


私は、12歳まで秋田県の花岡というところで育ちました。お店もないような田舎でしたので、父も母も「ものを全うする」生き方をしていました。父は、鍋に穴が開けば、はんだづけしてすぐに直す。母は、私のセーターの毛糸が細くなれば、ほどいて他の糸とあわせて何度も編み直して大切に使う。捨てるということを目の前で見たことはなかったですね。そういった子供の頃の経験が今の「ものを創る」ことの原点にあるのだと思います。

定年までは公務員で、児童館の職員をやっていたんですが、定年を迎えて、子供の頃のそういった記憶、「ものを全うする」ことが生活の基本であるということに、立ち返ったのだと思います。それで自然と木を使ったものを創ったり、部屋のしつらえをそういったもので飾ったりしていて、それをヘアサロンのオーナーさんが見る機会があって、ぜひ自身のお店にもって言ってくださった。それが今のクラフトワーク作家としての活動のきっかけになりました。


ハッピーな心をシェアしたい
──
八ヶ岳の山荘での暮らしは、お一人だと大変なことも多いのでは?


7年前になるんですけど、屋根から落ちて両足のかかとを骨折しました。山荘の冬支度のために長靴で屋根に上っていたんですけど、ちょうど屋根が温まってきて滑って落ちてしまったんです。そこから自分で車を運転して救急病院に行きました。長靴がギブス代わりになっていたのでなんとか運転できたのですが、本当に気を失うくらいの痛さでした。病院では、脊椎損傷で下半身不随とか、脳損傷とか、そういった事態にならずに生きていたのはラッキーだよ、と言われました。それでも退院には1年はかかると言われました。
──
お伺いしているだけでも壮絶な体験ですね。

それからがもっと大変だったんです。入院して初めて分かったのですが、心が元気じゃない人たちは、相手に対して攻撃的になったり、いじめたくなったり。入院している老人たちがいかに心がすさんでいるかを知りました。看護士さんのほんの些細な言葉でもそうです。正しいことを言っているのですが、心がなければ無意識に患者さんを傷つけるということがあるんですよね。

だから、今、ワークショップをしていていつも思い出すんです。器用不器用なんて関係ない、ノープロブレム! 気持ちが、心が、一番の宝物だから、それを私とシェアしましょうって。シェアしたときに、心がハッピーになれたらそれが私のワークショップなんです。だから、材料代しかいただいてないんですよ。

人とのつながりの中で生きている
──
大きな怪我のあとは、どうやって復帰したのですか。

今、ロサンゼルスでジャズギタリストとして活動している息子がいます。私の人生のいろいろなポイントに息子の存在が大きな心の支えになっています。まだ怪我が完治せず、器具を使って生活していた頃、彼が雑誌のインタビューに答えていたのを目にしました。その中で、「詰まって作曲ができない時などはどうしているんですか」と聞かれたのに対し、彼は「走ることです」と答えていました。走ることで身体も心もリセットしていく、そしてまた仕事を続けることができる、と。


私は怪我をした身体の痛みから、もっと違うところに痛みを感じ、どんどん負のスパイラルに入っていたのだと思います。そういった時に、彼の言葉を目にし、私も走ってみようと思い、少しずつ距離を伸ばしていったんですね。3年かかって、今なんと10キロ走れるようになったんです。理屈じゃないんですよね。ポジティブな人に出会って、考え方を変えてみる。見方ひとつで今の自分を変えられるんですよね。来年は東京マラソンに出てみたいって思っているところです。友人もみんな応援に行くよって言ってくれています(笑)。
──
最後にシニアコムを見てくださっている同世代の方にメッセージをお願いします

クラフトワーク作家としての活動をブログに書くようになったきっかけも息子なんですけど、今それも多くの方に見ていただけるようになって、本当に人と人のつながりが大事だなって思います。そのつながりの中で私は生きているんだなと。

クラフトワーク作家といっても美術大学を出たわけでもないし専門的なことを学んだわけでもない。でも、3歳の子供でも90歳のおばあちゃんでもわかる「ものを創る」楽しさを、その気持ちを、具体物を通してシェアしていきたいですね。理屈じゃなくて。そして、ものの見方ひとつで、気持ちはポジティブに変えられるということを、ぜひみなさんにも伝えたいです。
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春よ オブジェつくりの季節はまだまだ?

2015年04月09日 | 日記
昨日から寒さがもどる
やっと戸外での作品つくりができる季節がやってきたと思っていたのに・・
ハプニングは突然やってくる
八ヶ岳の材料を下ごしらえをし待ちわびていたのにこの寒さでは思うように手足が動かない
外の活動はやはり暖かくならないと頭の中も凍てついてしまう
アイディアも固まってしまう

春よ来い
早く来い
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花芽がでない

2015年04月08日 | 日記
何と4年目にしてはじめてのこと

大切に育ててきた八ヶ岳から持ってきてやっとなじんだ芍薬が全く花芽を出さない

掘り起こすと根がなくなっている
何が良くなかったのか思い当ることがない
でも結果はだめだったのだから
毎年ヘアーサロンの初夏を感じさせる自慢の一品だった
道行く人も声をかけてくださりうれしい花つながりをくれた
今年もそんな期待に花スケジュールを考えていた
ハプニングはいつでも背中からやってくる
あわててしまう

こんな時こそラッキーチャンスと思ってジャンプ!

ヘアーサロンデスプレー 春
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暮らしのなかで

2015年04月07日 | 日記
ひとつのコンセプト「暮らしの中で楽しめるものつくり」

自分らしくちょこっとアイディアを盛り込む

心地よい住まいが気持ちをおだやかにしてくれる
これから長く付き合う大切な場所
時間を重ね少しづつ変化していく
そのことが好き
好きだから飽きない
その日常の繰り返しが大切なことではないかと自問自答
暮らしのなかで
 
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新しさの中で

2015年04月06日 | 日記
杉並浜田山に住み始めて35年

これまで職場と家の往復で近所の付き合いはそこそこ
自宅でワークショップを始めて一番かわったことは声をかけていただくことが多くなったこと
ヘアーサロンのディスプレーカやカフェでのワークショップでは体験できないことばかり


世代交代の時期・マンション建築ラッシュアワー
先日そんな工事現場から譲っていただいた井戸ポンプ

思い出すことがある
ここに住み始めた時は井戸水でお風呂など沸かしていた頃
ご近所にはたいてい井戸があり水道と併用していた
19年前に家を建て替えるときに撤去してしまった
当時は暮らしの便利さ優先
はきちがえていたことに気付く

「暮らしの知恵」これからのワークショップにいかしていきたい
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こどもの日のプレゼント

2015年04月05日 | 日記
ソンカ「フランスパンとジャムとJAZZの店」紹介でお受けする
2月ひなまつりにソンカの子どもコーナーのに「木の遊べるお雛様」をデスプレー

それをごらんになったお客様がお孫さんの子どもの日に「飾って遊べる木のおもちゃ」をプレゼントしたいとのこと
すてきなお話だ
作品を作る時大切にしていることはご本人の思いなどをお話をお伺いすること
これがスタート!
イメージとアイディアはその方を思い工夫していく

1歳になったばかりのお孫さんは今は何でも口でなめてしまう
これからどんどん大きくなっていく
昇り人形もひもをはずすと組み木遊びができる


遊び方もいろいろ出来るようにパーツをいろいろつくる

そのお家でどんなふうに遊んでいただけるのかしら?
お客様に品物をお渡しできるうれしさと一緒に「クラフトワーク」がくれた今日の「人繋がり」春一番のプレゼントでした

「ありがとうございます」
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ものつくりは桜のもとで   善福寺緑地公園にて

2015年04月04日 | 日記
桜の季節は家で制作するのに腰が落ち着かない
どこをみてもさくら・さくら

こんな時は思い切って材料をかかえ公園に出かける

気持ちが穏やかになるのはもちろんだがこしらえているものがやけにいとおしくなる
不思議なくらいこの感じは八ヶ岳でやっている時間と共通する

人は青空のもとではみょうに素直になれる
子どもの日はもうすぐやってくる

杉の木で子どもの人形をつくる

たもの木でくまの昇り人形をつくる

あっという間の半日がすぎる
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こんにちわ 春です 

2015年04月03日 | 日記
いよいよ出番が近づく 
あとシーズンまで少し

ぎぼうしは日本の風土に適した植物のナンバー1

私のふる里秋田では「うるい」とよんでいる
 かぶと一緒に漬物にするぬめりがあって抜群の春の味

にほんさくらそう

こちらも江戸時代には桜草棚が専用に作られて盛んだったとか今では希少価値的に 
ヘアーサロンのデスプレーには欠かせない一品
いわやつで  かれんな白さが際立つ

昨年道端に植え込んだミントたち セリと仲良くくならんで「ほっ」

箱根やまもみじ 

割りばしくらいの小さな苗木が19年目でこんなに! クラフトワークショップで小枝は役に立つ
どれもみな冬を越し長年の仲間たち「ありがとう!今年もどうかよろしくお願いします」
こんにちわ 春です 
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さくら満開  気持ちをあらたにスタートの春

2015年04月01日 | 日記
さくら・さくら日本の春はやっぱりさくらですね

善福寺川沿いは朝から花見を楽しむ人たちでにぎわう
普段はジョキングや散歩の方たちが行きかう時間だがこの時期は全く別世界

こんな中で川の近くSONKA


フランスパン売り切れ店主はお客様に謝る日が多くなったとのこと
一日4回焼き立ての味を大切にしている
店内のこどもコーナーにもフランスパンの帽子をちょこっと!

今日は春らしくレースラベンダーやミント・ぐれごまなどあしらう


ヘアーサロンイエローハウスのディスプレー4年目の春


五日市街道は花見にぎわいの真っ最中
さあ、これからが本番
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