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技術士(総合技術監理・機械部門)のブログ

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SCILABによる制御系設計 その5

2017-03-14 16:48:58 | 工学
3 過渡応答解析

過渡応答解析の目的は、システムの特性を時間軸で見ることである。

はじめにステップ応答について見てみる。


scilabでは過渡応答はcsimで簡単にできる。パラメータを’step’と指定するとステップ応答となる。




->t=0:0.05:5;

-->s=poly(0,'s');

-→S1=(2*s+10)/(s^2+2*s+10);


-->plot2d([t',t'],[(csim('step',t,tf2ss(S1)))',0*t'])
警告: csim: 入力引数 #1 は連続時間系で指定してください.

あれ、警告だ。ちょっと例題どおりなのに(ヘルプの)
今度調べます。

さて伝達関数は尾形先生の例題3−1のバネマスダッシュポット系です。


2次系のステップ応答の典型ですね。グラフのテクニックは別途勉強が必要ですね


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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日本海鉄の道 (SLD-MAGICファン)
2025-06-21 04:36:17
最近はChatGPT(LLM)や生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術とは違った日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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