オーストリアの思想家、ルドルフ・シュタイナーが説いた
人智学・神秘学とは、私たちが人生を肯定するための道筋を示す学問、その
シュタイナー研究の日本での第一人者の 『高橋 巌』氏のエッセイを
読み返したくなって
そのエッセイから
『この世に生を受ける意味』の章
・いつも「幸せって何だろう?」と思います。 毎日楽しく幸せに暮らす言う事は
朝元気に目が覚めて、夜はぐっすり眠り、仕事も一生懸命にやること・・・・
そうゆう状態のはずです。
・けれども生きていると、思いがけず大事な人を事故で亡くしたり、今回のように流行病で命を失ったり
耐え難い苦しみや悲しみに出会うことがあります。
そういうことがあると、毎日楽しく幸せに生きることが目的なのか、それとももっと違う何かが人生の中に
課題としてあるのか、ということを考えてしまいます。
・こういうことに対して、神秘学の立場は、「人生の本来のあり方は悪戦苦闘することだ」と捉えています。
・・・だから必然的に人生には試練があって、その試練を乗り越える都度に成長していく、これがこの世に
生を受ける意味だと考えます。
『日本人の持つ ”心” を取り戻す』の章
・・・・人間のエゴイズムが、今まさに地球を滅ぼそうとしているのではないでしょうか。
もしかすると、それに対する目に見えぬ警告として、新型コロナウイルスがあるのではないかとも考えてたりみたりするのです。
自分たちの生き方を、それでよいのかと一度立ち止まって見直す機会が、今訪れているのかもしれません。
『現代の ”悪” の正体』の章
物質中心から、魂中心への大きな分岐点において、 ”悪” とは何の事でしょうか
シュタイナーが予言していた ”悪”
それは 他人よりも自分の方を大切にすることなのです。
”悪” とはまた エゴイズムのことでもあります。
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