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村人の気まぐれブログ

村人の気まぐれブログ

単目ヤスリ

2013年09月29日 | 刈り払い機

村人の笹狩り歯は、平ヤスリも使って目立てをします。

今まで使ってきた平ヤスリが大分くたびれて来たので、新しいヤスリをネットで
探したのですが、なかなか欲しい物が見つかりません。
しかし、いつもの機械屋さんにそれは有った。

☆歴代ヤスリ

初代は真ん中のオバーグ社の単目ヤスリ
二代目は写真下の壺竹細目ヤスリ
今回入手したのが日東単目ヤスリ、28X5.0X300の一番大きなサイズでした。


☆製材仕上用

メーカーのカタログから勝手に引用させてもらいましたが、
今回入手したのは四面全部にヤスリの刃が付いており、丸みの付いている方が
製材用の丸鋸の目立てに使うのかと思われます。

☆笹狩り歯

笹狩り歯の目立てはこんな感じ。イメージはソーチェンの目立て!

今年は草刈りが終わり、刈り払い機の作業は地ごしらえだけなので、もうこの
ヤスリの出番は有りません。
笹狩り歯の目立てについての詳しい話は長くなるので又後ほど!


ハンドルブラケット交換

2013年09月05日 | 刈り払い機

BC2711のハンドルブラケットのボルト折れ修理の依頼が有りました。
現物を見て折れたボルトを抜くのは不能との判断で部品交換。

☆折れたボルト

ボルトはかなり前に折れていた様で、折れた所には錆が出ています。
残りの1本ががんばっていた為にボルト折れに気づかなかったのか。
作業中にもう1本折れたらその日の仕事が出来なくなるので
もう1本のボルトはよく頑張ってくれました。


☆錆びたボルト!

一見ボルトの錆の様に見えますが、腐食しているのはアルミの方と思われます。
白い粉状の物質は酸化アルミニウム(アルミナ)でしょう。
雨天の作業などで雨水が浸入したのが原因と思われます。

☆錆を落としたボルト

錆を落としてみると右端の1本だけアルミをかじっていますが他は問題無さそう。
あとはさび止め用のグリースを塗って組むだけ。
普段整備をしていない機械なので一通り点検整備をして終わり。

アルミに対して鉄のボルトを付けるとアルミの方が腐食します。
イオン化傾向の差が大きい事が原因で、チタンのボルトならイオン化傾向が
アルミと近いので電食をおこしづらくなると思われます。
調べてみるとステンレスボルトはさらにイオン化傾向の差が大きくなるので良くないみたいだけど、
その辺はまだ勉強中。
そんな話は面白くないし難しくなるので又気が向いた時にでもしましょう。


BC4410

2013年08月26日 | 刈り払い機

1ヶ月後には出番となるBC4410の整備!

この刈り払い機は購入後6年になるが、日常のメンテナンス以外殆ど整備を行った事がない。
今まで、クラッチの残量点検以外はノーメンテナンスで、BC2711の事が有るので
クラッチ回りのオーバーホール。

☆クラッチドラム

クラッチドラムの消耗は問題なし。
2711のクラッチを乗せてみるとその大きさの違いが分かります。

☆シューとボルト

シューをドライバーでこじって2枚のシューが動く事を点検した後ボルトを緩める。
ボルトを緩めた後指で回して外したのだが、回すのに抵抗を感じる。
外してみるとクラッチシューはアルミ製で鉄のブッシュ入り。
アルミ部分に錆びは無いが、鉄部分には錆が発生している。

大径クラッチは質量が大きいので、常用回転域で滑る事が少なくライニングの消耗も
少ないのかと思われる。(年間100~200時間稼働なので確実に500時間以上使って居る)

☆いつも通りの錆び落とし

クラッチの穴は丸ヤスリに紙ヤスリを巻くと使いやすいとのアドバイスを受けたので
やってみると、穴の中も簡単に錆び落としが出来た。

もうクラッチ回りは定期的にオーバーホールする部分と割り切って、シューの穴周りだけ
テフロン系の潤滑剤を塗布して組み付ける。

☆ドライブシャフト周り

いつものクラッチ点検でこの部分を外す事はなく、此処は一度も外した記憶が無いのだが
スプライン部にグリースが塗布されていた。

☆排気ポート

いつも排気ポートのカーボンを点検するのはプラグの穴からライトを差し込み簡易点検。
カーボンの堆積はまったく見られず良好。

☆点検用ライト

今回点検に使ったのは”blue point”ブランドのライト。
先っぽに小さな電球が付いており、プラグの穴からシリンダー内を点検するのに便利。

他に、マグライトの先端に光ファイバーのアタッチメントを付けて同じ様な事が出来る
物も有りますが、光が拡散しないので狭い範囲しか照らしてくれません。

どちらもケースバイケースで使い分けします。

☆チョークシャッター

チョークレバーがガタガタしていると思ったら、矢印のネジが緩んで居たので締め付け。
ネジが外れて吸い込んだりしたら大変な事に成るので、早めに気がついて良かった。

ちなみに、BC4410のスポンジフィルターは状況により毎日か最低でも週に一度は清掃と
混合ガソリンでの洗浄を行います。
フィルターは数百円と安い部品なので、傷んだらケチらずに交換しましょう。

さて、これでいつでも4410の出動準備完了!


BC2711の振動2

2013年08月09日 | 刈り払い機

先週は予備機の2711を3日ほど使いました。
整備済みの予備機も状態確認の為、年に一回位は仕事に使います。
2年前には燃料ホースの硬化により燃料タンクグロメットの所から燃料漏れが発生。

☆燃料フィルター

2年前に交換した燃料フィルターですがタンク内を転がり回るのでアルミ部分が減っています。

 

予備機は1日目は問題無かったのですが、2日目から少しクラッチが原因の振動が発生。
常用域の振動も、草の濃い所で使う回転域になると振動は気にならなくなります。

前回の整備はまだ深く考えないでやっていた頃なので2年前位か。
シューは中古だが、ドラムが新品で前回の記事同様ドラムに部分的に当たっていない所が見られる。
分解時の写真は取り忘れました!

☆クラッチ

左が新品で右が付いていた物の清掃済み品。

分解前のクラッチシューの動きは問題無く、本体から外した状態でボルトを回してみても
回転はスムーズ。
ボルトに錆は出ている物の、シューのボルト穴を覗くとまだいくらかグリースは残っている状態。
しかし、フライホイール側のワッシャーに油分はなく、上からスプリングワッシャーで
押さえつけられている為にこの部分の摺動抵抗が原因と思われる。
ライニングの厚さを測ってみると0.2mm程厚みが違う様だが誤差の範囲か?
とりあえず錆び落としと給油で組み付けて今回は終わり。

しかし、この部分は何故こんなに錆が出るのだろうか。
ボルト周りのワッシャーはテフロンシートに置き換えたらと思うので、そのうち暇が出来たら
探してみよう。
軸方向のガタはスプリングワッシャーで押さえつけるのではなく、ワッシャーの枚数で
調整したいと思います。

手短な所では台所用のクッキングシートとか?で代用出来ないかな。

摺動部分はテフロン系潤滑剤という乾燥系の潤滑剤が有る様なので
それも今度試してみようと思います。

☆ドラム側スプライン

前回アップしていないと思ったのでドラム側スプラインの錆の写真。
金属の酸化物は皆?元より体積が大きくなり硬度も固くなる物だと思っています。
だからこの部分に錆が出ると錆が研磨剤となり振動で痩せていくのではないかと。

BCZ271を導入した仲間の話では、新型はスプラインが大きくなっているとか。
この部分に弱点がある事、メーカーは分かっていても部品の互換性の関係上
簡単に仕様変更は出来ないのかも知れません。


話は変わりますが、岩手の樋口金物機構さんのスチールのFS2200の初期型ギヤヘッドが
無償交換になったと書かれていました。車ならリコールみたいな対応でしょうか。
普通は社外秘で、修理に入った時にこっそりと対策品に交換されるのに、こんな情報を
オープンにするスチール社は凄いですね。
スチール社は部品供給停止になった機種もちゃんと情報公開していますし。


BC2711修理

2013年08月07日 | 刈り払い機

今朝、会社持ちの刈り払い機のエンジンが掛からないとの事でお預かり。
点検を始めてすぐに原因が判明。
何とキャブレターがグラグラで、インシュレーターの取り付けネジが緩んでいる。

☆インシュレーターごと外れそうなキャブレター

1番のネジはまだ緩んでいる状態だけど2番のネジは完全に外れている。
幸いキャブレターに当たってそれ以上出てこないので紛失は免れている。
とりあえずキャブレター周りを清掃してからキャブレターを外したが、
インシュレーターガスケットはオイルとゴミにまみれているので交換して、
他の綺麗なガスケットは再使用。

こんな状態になる前にエンジンは使って居られない位不調だった筈なんだけど、
プラグの焼け具合は悪くなかったので突然緩んだのか?

ついでに各部の点検整備を行い、これでもう不具合は出ないでしょう。

☆冷却フィン周り

先週からメクラアブが多いので冷却フィンにもずいぶんと吸い込んでいる


BC2711始動不良

2013年07月28日 | 刈り払い機

以前BC2711の始動不良でプラグの記事を書きましたが、つい最近BC2711の始動不良が再発して、
プラグギャップに原因が有った様に思われます。
村人はエンジンが暖まった状態での再始動は刈り払い機をハーネスに装着して、左手を後ろに回して
スターターを引きます。
この時の再始動が悪くなったり冷間時の始動直後にエンストしたり。

一旦エンジンがかかってしまえば不調無く回るのでミクスチャーの調整かと話をしていたら
始動不良はプラグを点検して見ろとの指摘をもらいました。
とりあえず以前交換した同じ様に電極が消耗した古いプラグのギャップを調整して様子見。
始動不良プラグは後で確認の為触らずに保管。
数日使っても始動不良は再発せず、アイドリングも安定しているので原因はプラグの消耗による
ギャップの拡大と思われます。

両プラグを並べて写真を撮ったのですが撮れていなかった。
そのカメラはニコンD70なのですが、ちょいちょいメモリー周りの接触不良が発生します。

☆プラグギャップゲージ

プラグギャップの測定はシックネスゲージでも出来そうですが電極が消耗するとデコボコになり
平面ではなくなるのでこの様な針金タイプのゲージがあります。
画像検索すると平面で計測するタイプもありますが、精密な測定が出来る訳では無いのでそれでも
良いかも。

今日は調子の良いプラグと悪いプラグの状態を比較。
プラグの火の飛び方を比較するとギャップの狭い方がスターターを引いた時の速度が遅くても
火が飛んでいます。
このモデルに使われているイグニッションモジュール全般なのか、この2711固有の事象なのかは
未確認ですがスターターを引いた時には低回転なので発生電圧が低くて火が飛びづらい様です。
刈り払い機を地面に置いて右手でスタータを引いた方が引く速度は速いのでエンジンもかかりやすい
傾向にあります。

プラグギャップのメーカー指定値は0.6~0.7mmですが、顕微鏡の接眼レンズにマイクロメーターを
仕込んでギャップを観測した所、新品は0.62mm位。
始動不良のプラグは0.75mmに対してギャップ調整した中古プラグは0.57mm位。
(スチールMS200のプラグギャップ指定値は0.5mm)
どうやらメーカーの指定通りプラグギャップが0.7mmを超えるとよろしく無い様です、と言う結論。
古いプラグもギャップ調整でいけるのなら、1000時間位使っても問題無さそう。
そんな使い方は自己責任と言う事に成ります。仕事の道具はそんな所でケチってはいけません。
ちなみにスチールは100時間毎に交換。
ゼノアは25時間毎に点検清掃の指示はあるが交換時期は明記されておりません。


刈り払い機の振動

2013年07月21日 | 刈り払い機

村人は刈り払い機の振動について神経質ではないのですが、BC2711Gの振動が
気になるレベルになったので修理しました。
始めは笹狩り歯の偏心が原因かと思ったのですが新品の鋸歯でも改善されず。
振動が出ている状態でシャフト前方とエンジンを触ってみると明らかにエンジンからの振動。
親方からクラッチの動きが悪くなると振動が出るとのアドバイスをもらい点検をする事に。
バラしてみると、このクラッチは昨年のシーズンオフにシューとドラムを交換しており、
今シーズンはまだ150時間ほどの稼働と思われる。
とりあえずマイナスドライバーでシューをこじって見ても異常は無さそうだが、
シューをフライホイールから取り外して見ると錆が出ており、シューにボルトを
入れて回してみると片側だけ動きが重い。

☆外した直後のシューとボルト

メーカーの指示ではここに潤滑剤を塗布する指示は無いと聞くが、村人はいつも
モリブデングリースを薄く塗布して居ます。
沢山付けても遠心力でドラムに飛んでしまうので、塗りすぎても良い事はないでしょう。

☆錆び落としをしたパーツ

1500番の耐水ペーパーとCRCでしこしこと錆び落とし。
目の粗い紙ヤスリではボルトを削ってしまうのでなるべく目の細かい物で根気よく。

錆び落としの仕上げはパーツクリーナーで油分等を綺麗に除去

ボルトの潤滑に今回はHot bolt pasteを試す事に。
特に難しい作業は有りませんがボルトの締めすぎは要注意。
「ボルト 締め付けトルク」にキーワードで検索すると沢山出てきます。
メーカーの資料を見ていないので正確なトルクは分かりませんが、このボルトはM6P1.0
で標準は5.2Nmですがエンジン関係なので1.8系列の9.2Nmが正解と思われます。
頭が14mmだからと言って、ガッチリ締めすぎると大事件になります。
ちなみに、通常はピストンストッパーを噛ます所でしょうけれど、村人は握力が強いので
左手でフライホイールを押さえるだけで十分締められます。
修理後の振動は皆無と言って良い位改善されたので、エンジン側の振動が大きいと感じたら
クラッチシューの動きが疑われるという結論でした。

☆ドラムとクラッチライニング

ちなみに、ドラムとクラッチライニングの状態は写真の通り。
ドラムブレーキ等では土台の部分をシューと言い、そこに貼り付けてある物をライニングと言います。
ドラムにシューが綺麗に当たっておりませんが、プレス成形なので真円度が十分出ていないのかも。
ここは一旦クラッチが繋がってしまえばシューと一体になるので問題ありません。

 

☆摩耗してシューが出てしまったクラッチ

写真は以前交換した物で、ライニングが無くなってシューの鉄部分が出ています。
こうなると鉄同士が接触するのでドラムも削れてシューの左側は色が変わるほど温度が
上がった事が分かります。
そんなに弱いのならもっと大きなクラッチにすれば良いと思うでしょうけれど、
伐根に刺さって瞬間的に狩り歯が止まった時にはクラッチが滑って衝撃を吸収してくれるので
クラッチの容量を大きくする訳には行かないと思います。
私は一度も経験がありませんが、BC2700系ではドライブシャフトのクラッチ側スプラインが
舐めてしまうトラブルを何度か見ています。
ドライブシャフトのヘッド側はヘッドのグリースが漏れ出して潤滑してくれるのですが、
クラッチドラム側は油分がないので錆が発生して錆の粉が摩耗材になるのかと思われます。
我々の仕事ではメーカーの想定以上のハードな使われ方をしていると思うので仕方ないのでしょう。

☆クラッチドラム

摩耗して交換した物と新品の比較。
かなり薄くなっているのが分かるでしょう。

☆笹狩り歯

あまり綺麗な見本ではありませんが、参考までに笹狩り歯の写真。
村人は手研ぎの場合平ヤスリとスチールのヤスリホルダー付き丸ヤスリを使用。
笹狩り歯の切れ味が分かっているとチップソーは使う事がありません。
目的により研ぎ方やアサリの出し方も様々ですが、笹狩り歯の説明は大変なので、
いずれ暇で気が向いたらやるかも・・・


予備機の整備

2013年07月08日 | 刈り払い機

親方より刈り払い機の吊り位置が良くないとの指摘を受け、メインの2711の吊り位置を
今までより5Cm程前に出し、それに合わせてハンドル位置も修正したら取り回しが楽に成りました。
まだまだセッティングの余地はありそうですが、とりあえず今の状態で様子見。
それに合わせて予備機のブラケット等の位置を合わせる為にブラケット周りの整備や
改良及び修理の紹介など。

☆予備機

予備機はBC2711G-DW TKキャブ仕様
TKキャブはバイク等に使われているピストンバルブ式キャブレターでテイケイ気化器株式会社
と言うメーカーが作っているキャブレター。
メイン機のロータリーキャブ仕様と比べるとアクセルレスポンスは良いが燃費が悪いという感じ。
アクセルレスポンスについては使い方次第で気になりませんが、
燃費の差は1日使って0.5リットル位有りそう。
60日使って30リットルの差になるので小さな差ではありません。

☆エンジン側ブラケット

写真の矢印の所はエンジンとパイプの位置決めのねじ穴。
パイプ側に穴が開いており、何も力が掛かる所ではないのできつく締める必要は無く
緩まないだけ締めればよいのですが、何度も脱着を繰り返すうちにネジ山が舐めてしまいました。
アルミは鉄より柔らかいので締め付けトルクは小さいのですが、ついつい締めすぎてしまいます。
舐めてしまった物は交換するしかないのですが、ヘリサートを入れて対処。
アルミに小径のヘリサートを入れるのは難しく、ある程度の慣れが必要です。

☆折れて修理したハンドル

村人の現場は伐根でキックバックを食らう事が良くあり、状況により左ハンドルがお腹に当たり
それを繰り返す事である日突然ハンドルが折れたり。
そんな時は慌てずハンドルブラケットを緩めて折れた部分をブラケットの真ん中に移動して対処。
その為六角レンチは常に携行しています。
2711のハンドルはかなり厚手なのですが折れます。

注:修理後のハンドルは修理部分がブラケットの中に入る様少し右にシフトして取り付け。

下の写真は4410の折れたハンドルで、こちらはセパレーツなので折れた部分を取り除いて
そのまま使えます。
2711のハンドルは一体型ですがパイプは同じ物。
内径が13mmなので13φの鉄パイプとエポキシ接着剤で修理できます。

☆ハンドルブラケットとネジ

プロユーザーは雨天でも仕事をするのでネジ部に水が入って錆びる事もあります。
写真はピンぼけですがブラケット右下のネジ部が錆びています。
ボルトも1本だけ錆がひどいのが分かるでしょう。
こんなボルトはワイヤーブラシでしっかり錆を落としましょう。
ボルト穴の方はケースバイケースでタップを通す事もあります。
その後さび止めと潤滑を兼ねて特殊なグリースを塗布して組み立て。

☆Hot bolt paste

このグリースは車のエキゾースト周りのボルトナットの固着を防止する物で、
ちょっと特殊なので一般の方が手に入れられるかは分かりません。
手に入れられるとしたらワーゲン・アウディの部品課からでしょう。
成分は亜鉛が配合されていると想像しますが詳細は不明。
私はアルミに鉄ボルトの部分に固着防止と潤滑を兼ねてこれを使っています。

☆アクセルワイヤー周り

刈り払い機はアクセルワイヤーが引っ張られた時、キャブレター側アウターが
アジャスターに乗り上げてアクセルが開きっぱなしになる事があります。
対策としてエアコンプレッサーのホースを短く切って被せるだけ。

☆BCZ270(現行機種はBCZ271)

その対策としてBCZ270では抜け止め対策のされたワイヤーに仕様変更されたようです。

☆アクセルレバー

2711は2台とも輸出仕様のアクセルに交換。
村人はトリッガーレバーのアクセルしか使いません。
理由はキックバックをおこした時にアクセルが開きっぱなしが怖から。
トリッガーレバー式でも慣れればどんなにブンブン振ってもアクセル一定で使う事が出来、
状況に応じての微調整は固定スロットルより楽かと思います。
一つデメリットがあるとすれば右手をずらしての仕事が出来ず、右上がりの急斜面等では
ちょっと辛いです。

☆色々なアクセルレバー

写真右下が日本仕様のオリジナルトリッガーレバー。
2711及び4410は同じ物で、キルスイッチはエンジン本体に付いているのが使いづらい。

左は旧型固定スロットルレバー。

右上は海外向けの仕様で、キルスイッチが手元にあります。
海外ではキルスイッチを手元に付けないと販売出来ないなどの規定がある物と想像します。
スチールの旧製品にも同じ物が使われている物が有るそうで、そちらはワイヤー付きでしか
出ないので割高だそうです。
このアクセルレバーはワイヤーのアウターに当たる部分が細く、アクセルレバーが定位置から
回るとポッキリ折れるので要注意。

いずれのモデルもアクセルワイヤーの取り出しやハンドルへの取り付け部分が違うので
そのままポンと付け替えという訳には行きません。
交換にはある程度の技量が必要となるので自己責任で!


ヘルクール改

2013年07月07日 | 刈り払い機

この所気温が高い日が多くて熱中症対策をしっかりしないとなりません。

ヘルクールは風の吹き出し口が上に向いている為あまり効果が感じられません。
無いよりは良いのかと思いますが涼しくなった感じがしません。
村人のヘルメットは天頂に通気の穴が開いているタイプなので通常でも
熱気がこもりにくいのかも。

私の仲間はヘルメットの前方に斜めになる様に取り付け、風がおでこに当たる様な取り付け方で
効果を感じている様です。

私は吹き出し口からの風が後頭部に当たる様にちょっと改造してみました。
今日改造したので効果は未確認ですが前よりは良く成ったはず。

☆簡単な改造

写真の様に穴を開け、スポンジはカットのしやすい台所用メラミンのスポンジです。
スポンジは新たな穴の部分を斜めにカットしてみました。
斜めにするとしないで空気の流れはどの様に変わるのか?
スポンジを差し込んだ上部には密閉と固定を兼ねてスーパーXと言う接着剤を塗ってあります。

☆ハンガー交換

毎週一回土曜か日曜は機械整備の日。
整備ついでにハンガーも交換してみました。腰に当たる部分のパッドはすぐにすり切れたので
別の物に交換。
今回は水道管凍結防止用のスポンジにしてみました。付いていても気休め程度ですが。


BC2711Gの吊り金具

2013年07月04日 | 刈り払い機

☆BC2711Gの吊り金具(ハンガー)が壊れました。

腰に当たる部分のパッドが付いていればすっぽ抜けないのでしょうけれど、1シーズンですり減って
シャフトが出ちゃうので外してます。

☆1シーズン500時間以上使うのですり減った様です。

新品と比べるとツバの部分が減っているのが分かります。
吊り金具の穴は円形だと思いますが、横:26.82mm 縦:27.46mm と重量が掛かる部分が
すり減っている様です。

☆応急処置

ステンレスのバンドをを付けてとりあえず応急処置

☆スチールのハンガー


ゼノアも昔の機種ではこのタイプでしたが現行機種でこのタイプは無い様です。
パイプ径が24φなら他機種の流用が可能で、スチールのパーツが合うとの話なので
後ほどこれに交換する事にしました。
海外向けのBCZ260SW等のパーツリストを見るとこのタイプが使われているので、もしかしたら
部品番号を指定して注文したらゼノアでも同じ物が取れるのかも。

私の刈り払い機は個人的な好みで輸出モデルのアクセルレバーに交換しているのですが、
その話は又後ほど。