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村人の気まぐれブログ

村人の気まぐれブログ

ゼノア製レガース

2013年06月26日 | 刈り払い機

仕事が始まってからは毎日疲れてブログを更新する気力が無く、久しぶりの更新です。
又シーズンオフになるまではこんな頻度での更新になります。

 

5月初旬に注文してそのままになっていたゼノアのレガースを機械屋さんが持ってきてくれました。
その時にはあるブログの写真しか情報が無かったのですが、1500円ならダメ元で、試しに
取り寄せてもらいました。
私は今まで2度地ごしらえで痛い思いをしているので地ごしらえ作業の時にレガースは必須アイテム
なのです。
その地ごしらえ作業は秋まで無いので実際に使った感想は書けませんが、気がついた事や
定番のトーヨーセーフティスネガードとの比較など。

 

☆ゼノア製レガース

ゼノアの裏表はこんな感じで、定価は1500円らしいです。
まだ請求書が来ていないので請求額は未確認。
取り付けはマジックベルト式なので、ゴミがマジックベルトに付くと外れやすくなるかな。

 

 

☆トーヨーセーフティ スネガード

トーヨーセーフティースネガードにはスポンジの膝ガードが付いている物も有りますが、
スポンジはあっという間にボロボロになったので私の現場ではスタンダードで十分。
スタンダードモデルはAmazonで送料込み2000円位です。

かなり長く使っているのでボロボロですが機能に問題なし。
これもスポンジの膝ガード付きでしたが笹地の作業で無くなりました。

取り付けはDリングにフックを引っかけるタイプで、汚れに関しては問題無し。
村人はふくらはぎが太いので上のベルトがふくらはぎの上になり使用感は至って良好。

 

☆サイズの比較

両者を比べると大きさはほぼ同じ。
ベルトの位置が違うので装着感はどの様な感じになるか。
雨の日も作業はあるので汚れや水濡れに関してはトーヨーの方が良いかも。

 

☆マジックベルト

マジックベルトの先がそっくり返っているので穴に通しづらいです。
ゴムベルトなので耐久性に関しては???

 

☆リブ

バッテン型のリブが付いております。
見た目は裏側に出っ張ってない無いのですが、重たい飛散物が当たった時にすねが痛そうな気が!


アイシング防止策

2013年05月07日 | 刈り払い機

☆朝起きたら真っ白け

今日から仕事始めの筈が昨晩からの降雪で今朝も真っ白け。
植え付けがまだ出来ない状況なので地ごしらえの予定が仕事は中止。
地面が見えないと地ごしらえは出来ないし、刈り払い機もアイシングを起こす。
今夜から明朝にかけて-5度の予報なのでアイシング防止のプレートを用意しておこう。

☆アイシング防止策

刈り払い機はチェンソーの様に夏冬の切り替えがないのでアイシング防止策で
こんなプレートを付けます。
材料は煙突でゴロゴロ転がっており、ステンレス板は一番安価な素材。

さて、仕事も無くなったことだし二度寝でもするか。


新ダイワR26

2013年02月21日 | 刈り払い機

昨日は普段使う事のない10年物R26初のメンテナンス。

まずはアクセルを開け閉めするとアクセルレバーの戻りが悪いのでアクセル周りから。
アクセルの戻りが悪い原因はゼノア50:1オイルに有り、キャブに吹き返した燃料のオイルが
ピストン周りに残り、高粘度のオイルが粘って動きを悪くしているので、本来はキャブレターの
可動部分をガソリンで洗うだけで復活するのだが。

☆アクセルワイヤーへの給油
バイクに乗っていた頃から持っているルブリケーターでCRCを給油。

新ダイワの刈り払い機は作りが良く、結構お金が掛かっている感じ。
設計が古いので沢山のネジが有り、ボルトの長さが違う物が有るので要注意!
分解はゼノアBC2711の方が簡単。

☆クラッチライニングの減りはまだ交換の必要は無し。

☆ボルト周りは錆びているがまだ固着はしていない。

☆錆びたボルト
他機であるが、BC2711ではこの錆が原因でクラッチシューが固着して引きずり、
ライニングが無くなった事がある。
固着したボルトを緩めたらシューが一緒に回ってスプリングが伸びてしまったほど。

注:クラッチシューとは土台の部分で、ドラムと当たる部分をライニングと言う!

☆クラッチの取り外しはピストンストッパーが必要。

☆ゼノアとハスクのピストンストッパー
ゼノアはアルミ板を折り曲げただけの物なので自作できそう。
他に、スターターロープをプラグホールから突っ込んでストッパー代わりにする手も有るそうな

注:ゼノアや新ダイワでハスクのピストンストッパーが使える物は無いかも。
 ストッパー先端が燃焼室に当たるので入らない。

☆エンジン単体
シリンダの取り付けボルトは4本
そんなの当たり前と思うかも知れないが、BC2711ではシリンダボルトが2本で最初は驚いた。
それでも不具合が無いなら良いと言う事かも知れないが、やはり4本の方が安心感がある。

☆シリンダを外すとピストンには高粘度のオイルがこってり
昨年バラしたBC2711も同様の状態で、ゼノア50:1の混合燃料はエンジン内にも沢山オイルが
残っている。写真では分かりにくいが、クランクシャフトにもオイルのしずくが付いている。

☆オープンポート式掃気ポート
BC2711に掃気ポートは無いのだが、R26は掃気ポート付き
今時の排ガス規制エンジンではクローズポート方式だがこれはオープンポート

☆ピストンサイドのカーボン
掃気ポートへの吹き返しの影響でピストン横方向にもカーボンが堆積。

☆ピストン頭部のカーボン
シリンダヘッド・排気ポート及びピストンのカーボン堆積はたいしたが事無くカーボン掃除は簡単に終了。
うっすらと混合オイルを塗ってからシリンダを組み付け。
シリンダを組む時、ピストンリングを締め付けるツールがありますが、村人は使ったことが無いです。
(持っていないし、チェンソーや刈り払い機では必要ない)

☆マグネットのエアギャップ調整
今回はエアギャップ調整にメモ用紙四つ折りを使用

☆ゼノア純正エアギャップゲージ
エアギャップゲージの厚みをデジタルノギスで測ると約0.4mm
手持ちのメモ用紙を四つ折りにして実測するとほぼ同じ厚みなので代用は可能。
1/100mmまで計れるデジタルノギスで計って0.4mm位の物が有ればいくらでも代用品は見つかりそう。

☆スターター分解清掃
R26のスターターはゼンマイを外すとハウジングに納める事が困難で、やらない方が良いでしょう。
ゼノアならはずしたゼンマイを端からハウジングに押し込んでいくのだが、R26でこの方法は無理でした。
想像ではゼンマイを巻き上げてハウジングに納めるSSTが有ると思われます。
今回は力業で、作業台上で手で押さえながらゼンマイを巻き上げ、外径が入る大きさになったら
ゼンマイ全体をラジオペンチで押さえてはめ込むという手順で入れました。

☆外したゼンマイ
グリースや汚れを綺麗に落として、ハウジングに組み込んでからシリコンスプレーを吹きます。

ゼンマイをハウジングに納めた後はシリコンスプレーを吹いてから元通りに組み上げます。
刈り払い機では1日に引っ張る回数も少なく、チェンソーの様に水が入り込む事も少なそうなので
あまり神経質に成る必要は無さそうです。

 


ハーネス

2013年02月20日 | 刈り払い機

刈り払い機のハーネス


村人は今まで5台の刈り払い機を購入しております。
長年下刈りをしていると色々なハーネスも使って来た訳で、今日は季節外れなハーネスの話。

村人は今の会社の仕事しか知らないので、他の方とは使い方がまったく違うかも知れません。
まず、刈り払い機は両手ハンドルといわれるモデルで、ハーネスは両肩に掛けるタイプしか使いません。
どんなに急斜面の仕事でもこれでこなし、中には立っているのがやっとと言う現場も有ります。
等高線の急斜面では上手側のかぶりを取る為に頭の上まで振り上げたり、傾斜を真っ直ぐ上り下りする
現場では両かぶりとなるので左右に大きく振り上げる事も有ります。
刈り払い機を振る速度も早く、道路刈りで秒速30Cm(時速1Km)位の速度で刈り進むのは
かなり早いと思います。

その為刈り払い機の釣り位置も独特で、へそより高い位の位置となります。

☆新ダイワRM45付属
一番長く愛用しているハーネスで、作りの良さはこれが一番。
肩パットが広く厚く、重たい機械ではこのハーネスが楽なので主に大型機で使用。
肩パット等が吸い込んだ汗でリベットが腐食して取れてしまい、まめなメンテナンスが必要。

☆ゼノアBC2711付属
写真は未使用新品ですが、以前使って居た物は修理を重ねて天寿を全うするまでがんばってくれました。
腰の赤いパットは斜面を登る時(右足を大きく上げた時)に邪魔なので切ってしまいます。
村人の使い方ではベストポジションを出すまで何度も調整が必要。

☆ゼノアBC4410DW付属
普段は使わないが、常に予備ハーネスとして携行。
今まで何度か現場でハーネスが破損した事があり、そのたびにお世話になる。
仲間内ではこのハーネスをメインで使って居る方も居て、壊れないという事ではNO1!
村人は釣り金具が作業着の胸に穴を開けたのでそれ以降予備に。

☆ハスクバーナ・デュオバランス(定価7,350円)
現在メインで使っているハーネス。
左脇のベルトが太い物と細い物二種類の写真が有るが現行品は細いタイプの様。
激しく振るので脇のベルトが強くこすれ、Tシャツに穴が開くのはこまりもの。

例によって、斜面の登りで右足を上げた時に釣り金具のプロテクターが邪魔なので短く切断。
使った感じは、すぐになじむ事が出来て良かったが、1ヶ月で釣り金具のベルトが破断。
何度も修理を重ねて現在に至ります。

☆切れたベルト!
ベルトの材質が弱く1ヶ月で破断。クレームにしても同じベルトしか来ないのでここは自分で交換。

☆手持ちの荷締めベルトの丈夫な物に交換。

☆錆びた釣り金具
メッキが薄いのか、1シーズンでメッキがはげ、シーズンオフにそのままほおって置いたら
翌年錆がガッチリ。

☆熱収縮チューブを被せる
錆を綺麗に落としてジンクスプレーでさび止めをして、熱収縮チューブを被せて補修。

☆ホームセンターレベルのハーネス
仕事で使うには耐久性不足。
家の周りの草刈り専用。


スチール デラックスハーネス「コンフォート」(写真無し)
機械屋さんの社長からの良いよと言う話で買ったが、ハーネスを目一杯短く調整しても
釣り位置が高くて使用不能。私の身長では大きく、すぐにオークション行きとなる。
ナイロンコードの使用などで、釣り位置が低い場合は良いのかも知れないが、
お隣さんも同時期に買って失敗したと。釣り金具のロック部分がプラスチック製で、
割れてしまって交換不能という私たちにとっては使えないハーネス。

刈り払い機のハーネスに関しては金に糸目は付けぬと言う方針なのだが、中々これという
ハーネスには巡り会えません。
私が欲しい製品とメーカーが考えて居る使用形態に大きな違いが有るのでしょう。
夏場に限らず毎日汗びっしょりになるので金属は錆び、激しく使うので耐久性が
足りなかったりと。

 

春の気配を感じるのは、まだだいぶ先の感じ!