a girl

movie,book,music,journey,i think...

『夜を守る』 小説

2010-04-27 22:06:12 | book
著者:石田衣良


【ストーリー】
野・アメ横通り。繁、サモハン、ヤクショの三人は、この街で暮らす幼なじみ。仕事上がりにガード下の定食屋に集まるのを楽しみに生きてる、そんないまいちクールじゃない毎日。だが、酔っ払いに息子を殺されたという老人と知り合ったことにより、アメ横の夜を守るべく「チーム」を結成することにした。痛快青春ミステリー。


【感想】
ザ・石田衣良。よくも悪くも期待通り。
それなりに面白いし読み易いけど、「超」面白くはなかった。

『プレシャス』 映画

2010-04-27 21:54:40 | movie
2010年  製作国:アメリカ
監督:リー・ダニエルズ
出演:ガボレイ・シディベ/モニーク/ポーラ・パットン/マライア・キャリー/シェリー・シェパード/レニー・クラヴィッツ


【ストーリー】
1987年、ハーレム。クレアリース“プレシャス”ジョーンズ(ガボレイ・シディベ)は、16歳にして父親の子供を身ごもり、母親にこき使われ、文字の読み書きもできない。理想とは程遠い毎日を送る中、学校を退学させられたプレシャスは、フリースクールに通い始める。そこである教師と出会い、プレシャスは人生に目覚め、学ぶ喜び、そして人を愛し、愛される喜びを知る。それは、いままでに考えたこともないことだった――。


【感想】
うん、この映画はいいね!
もっと暗いかと思った。実際、父親にレイプされるわ母親に虐待されるわ街を歩けば後ろから背中を押されて倒されるわ、ひどいんだけど、なぜかそこまで暗いと思えなかった。
あまりにも自分の日常生活とかけ離れているからか。

環境が悪いのは、ある意味本人のせいではないところもあるけど、あの太り方はないだろう、あれをもって不幸の一因とするのは間違っている、と思っていた。
けれど、それは母親が無理やり彼女に食べさせたものであることが映画の中で判明する。
起きて食べさせられてTV観てまた食べさせられてTV観て…の連続。

お母さん役のモニークがすごい存在感。
最後の泣きながらの告白、彼女もつらかったんだ。
100%ハッピーで終わるわけではないけど、強く生きていくことは確かなようだ。

『のんちゃんのり弁』 DVD

2010-04-27 21:45:27 | movie
2009年  製作国:日本
監督:緒方明
出演:小西真奈美/岡田義徳/村上淳/岸部一徳/山口紗弥加/倍賞美津子


【ストーリー】
小巻は下町育ちの31歳。年下のダメ夫に愛想をつかし、娘・のんちゃんを連れて実家に戻った。親に迷惑をかけまいと仕事を探すが短大出の無資格・コブツキでは思うような職はなく、ようやく見つけたパートの仕事もすぐクビになる始末。自分の不甲斐なさに落ち込む小巻だったが、たまたま娘に連れられて入った居酒屋で人生を変える“サバの味噌煮”と出会う!


【感想】
この映画の役で小西真奈美ちょいちょい映画賞とってたよね。だから私も観てみようって思ったんだけど。ねー。うん。なんかね。どうしてこれで主演女優賞なのか分からなかったよ。

映画自体も役も、可もなく不可もなくって思った。
つーか小西真奈美って、コミカルな役合わないと思う。

や、私かつて小西真奈美大好きで、今も写真集持ってたりするんだけどね。
決して小西さんが嫌いなわけではないという、一応そういう前置きは入れておく。


それにしても、村上淳がめっちゃ老けててびっくりした!誰か分かんなかったもん!
老けてたっていうか、痩せてて枯れてた…。同じくムラジュンは、ナビィの恋観て惚れたんだよなー。ときの流れって非情ね。