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『愛のむきだし』 映画

2009-08-27 23:28:59 | movie
つい先日DVDを借りて観た。

でも、この映画はどうしても手に入れたいな、と思い、手に入れた。


にもかかわらず、調べてみたら今週まで新宿のK's cinemaでリピート上映をやっているということだったので、

『これは絶対映画館で観なきゃ!!こんなにハートを鷲掴みにされる映画なんて滅多に出会えない!!この映画が大好きだと言うためには、是が非でも映画館で観なければ!!』

と、いてもたってもいられず観てきました。



2度目ということもあって、前回より冷静に観られた面はあるけれど、一方でより細かいセリフまわしや背景音楽、ひとりひとりのキャストの心情に配慮しながら観れた。近づけた感じ。



やっぱこの映画、めちゃくちゃすごい。



滅茶苦茶なのに、どーしてこんなに心を掴まれるのだろう。
バカみたいなのに、どーしてこんなに切ないんだろう。
目を背けたいのに、どーして瞬きを忘れるほど見入ってしまうんだろう。



悲しいからとか、そーゆー簡単な理由じゃなく、理由なんて自分でも分からないまま泣けてしまう。

静かに泣くんじゃなくて、感情が開放されてた状態で涙が出てくる。



ヨーコがユウの上に乗っかって、聖書の一説を叫ぶ海辺のシーン。

ヨーコの一言一言に夢中になった。
ヨーコの表情に釘付けになった。




満島ひかり、すごいな。


私は『愛のむきだし』のヨーコに今惚れてますよー。




前回と見方が変わったのは、安藤サクラ演じるコイケについて。
前は、ただただコイケの気味悪さにあてられていたけど、今回コイケに注目して観ていたら、根底にある寂しさだったり愛情を知らない幼少時代だったり、なんとも同情的になってしまった。



『愛のむきだし』。間違いなく今年ナンバーワン。
洋画邦画アニメ問わず、他の映画と比較できないほどダントツでナンバーワン。


いや、今年に限らず、一生のうちに観る映画の中でも相当上位になるはず。



すげーや。すげー。思い出しただけで泣けるぜ。

『お先、真っ白』 本

2009-08-27 00:23:40 | book
著者:たかのてるこ

【内容】
母は50歳で「腹話術師」デビュー、父は70歳でヒマラヤへ。おかしくて、ちょっぴりせつない、世界でいちばん笑える家族!30カ国を駆ける“旅人OL”出生の秘密。

目次
第1章 世界でいちばん笑える家族(おかんのお見合い、おかんに引き裂かれた恋 ほか)
第2章 “旅人OL”の日常(人の夢に出演したときの私、バイリンガルへの道は遠し! ほか)
第3章 愉快でトホホな仲間たち(これぞ、男の神髄!?、時代遅れのオンナ ほか)
第4章 夢見る高校時代(なんてったってアイドル、淀川の若大将 ほか)
第5章 そして、旅立ちの巻(花のお江戸へ、お先真っ白 ほか)


【感想】
旅について書かれた本と、根底に流れるものは変わらないエッセイ。
著者の考え方や性格がそのまま素直に書かれているのだろうな。

ただアホみたいな出来事が面白おかしく書かれているわけではなく、しんみりするところもある。
それでもなお、やっぱり前向きだ。読んでいて心地よい。



『キューバでアミーゴ!』 本

2009-08-27 00:18:47 | book
著者:たかのてるこ

【内容】
「ラテンな生き方にあやかりたい!」と、小さなビデオカメラを持って有給休暇でキューバを旅した著者。惜しみない愛情表現、キス&抱擁、踊り、笑い、歌い-。底抜けに明るく、ディープなラテンワールドへ、いざ!


【感想】
読むのは2度目。
最近キューバ行きたくてさ。

相変わらず面白い。出会った人とのやりとりや著者自身の感じたことが素直に書かれていて、面白い。

色々旅本は読むが、この素直さはなかなかお目にかかれないっす。