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『五万四千円でアジア大横断』 本

2009-08-20 00:31:39 | book
著者:下川裕治

【内容】
「バスに乗って日本橋からトルコまで行ってみよう」。51歳の旅行作家、40歳のカメラマン、30歳の料理人が意気投合しアジアハイウェーをひたすら西へ向かう旅が始まった。中国では2段ベッドの寝台バスで眠り、インドでは路線バスを乗り継ぎ、イラン兵士の厳しい監視が待ち受ける。名所旧跡・世界遺産には脇目もふらず、おんぼろバスに揺られ直走ったのべ27日間車中15泊の激安珍道中。

目次
1章 日本—日本橋→大阪→博多
2章 韓国—釜山→仁川
3章 中国—丹東→瀋陽→北京→石家荘→武漢→長沙→広州→湛江→憑祥
4章 ベトナム・ラオス—ランソン→ハノイ→ビエンチャン
5章 タイ・ビルマ—ノンカーイ→コンケン→メーソト→ミャーワディ→バンコク
6章 バングラデシュ—シロング→ダウキー→シレット→ダッカ
7章 インド—コルカタ→パトナー→バナラシ→カンプール→デリー→ジャランダー
8章 パキスタン—アムリッツァル→ラホール→クエッタ→タフタン
9章 イラン・トルコ—ザヘダン→テヘラン→タブリーズ→アララト山→ドウバイヤジェット→イスタンブール→エディルネ→カピクレ


【感想】
ほんと、潔いぐらいにバスに乗ってばっかり。
ほとんどバス車内泊だし、観光という観光も省略しまくり。

この本は何の参考にもならない旅本です。
が、読んでて面白いです。
文章を書くためだけの旅ですが、こんな旅があって、仕事として成り立つならそれはそれで面白いでしょう。

私はこんなに毎日バスに乗る旅はムリ!
旅に参加した3人より若いけど、体力的にムリ!

『悪人』 小説

2009-08-20 00:26:49 | book
著者:吉田修一


【ストーリー】
保険外交員の女が殺害された。捜査線上に浮かぶ男。彼と出会ったもう一人の女。加害者と被害者、それぞれの家族たち。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。なぜ、事件は起きたのか?なぜ、二人は逃げ続けるのか?そして、悪人とはいったい誰なのか。


【感想】
はぁ。ほんと誰が悪いんだろね。
結局のところ、殺された保険外交員の女の子にイラっときたり、その彼女が熱を上げていた増尾君にイラっときた私は正常な感性を持ってるんじゃないかしら。

でも、殺された子にも温かい家族がいたりして。

私は出会い系からの純愛は理解できましぇん。