旅をする蝶 アサギマダラの
マーキング調査が始まったのは 1980年代
それからおよそ40年間の調査記録のうち
2011年10月に 和歌山県でマーキングされたアサギマダラが
83日間かけて 飛行距離2500㎞を飛び 香港で発見された記録が
アサギマダラの 渡りの記録の(マーキングされたものの)
最長記録になるそうです。
お天気が良い日 エイヤッと アサギマダラさんに会いに行きました~~😊
マーキングされた子には会えませんでしたが
例年になく たくさんの アサギマダラさんと会えました 🦋
フジバカマの花には
必ずと言っていいほど
アサギマダラさんがいました♪
昨年 9/27の投稿にも書きましたが
アサギマダラさんは 長い旅の途中で
フジバカマのある所に寄り
その体内に フジバカマの持つ毒素(アルカロイド)を
摂取することで 鳥たちに食べられないように自衛していることや
フジバカマの花から 性フェロモンを取り込むために
フジバカマに飛んでくるのは
♂のアサギマダラさんが多いことなど
(翅に 黒いシミのようなものがあるのが ♂のしるしです。)
興味深い謎が多い アサギマダラさんですが
なぜ 一生旅を続けるのかは
まだ 誰にも わからないことのようです 🦋
以前は
本州でも 中部地方から南でしか
見られなかった アサギマダラさんですが
近年は 北海道でも見られるようになり
おそらく 地球温暖化と関係あると言われています。
アサギマダラさんは 暑さ寒さに対して
自分の苦手な気温があるようで
それを察知して南へ北へと 旅をすると言われています。
最近の温暖化のスピードからすると
そのうち アサギマダラさんの旅も
変わって来るかもしれません。
ちなみに
アサギマダラさんの学名は
”パランティカ シータ ニッポニカ”(parantika sita niphonica)
日本の蝶です 🦋
ブームになった 『鬼滅の刃』に登場する
大切なキャラクター 胡蝶しのぶさんの
モチーフにも使われているということで
アサギマダラさんに興味を持ったり
好きになったと言われる若い方たちが増えているのは
とても嬉しいです 😊
それが
アサギマダラさんが
旅を いつまでも無事に続けることが出来る
セカイに繋がればいいなと思います ヽ(^o^)丿
初夏から夏に 南下したアサギマダラは
紀伊半島あたりで集結して 高知県に移動し
室戸岬や足摺岬から一斉に飛び立ち
最終目的地に向かうといいます。
(マーキング調査でわかってきた 行動パターンの… あくまでも一例だそうですが)
一生をかけての片道旅行をする アサギマダラさんへ
今年もありがとう💗
そして bon voyage どうぞ良い旅をと祈ります
今日も拙いブログを見て下さいまして 有難うございました 💖