昨日はグライダーの競技大会で、おもいっきり楽しんできました。
しかし、暑かったです。熱中症寸前、顔はヒリヒリ、マッ赤々になりました。
さて、修理も3日目です。着色行程に入りますが、赤、黄色、青の3色です。
赤や黄色は調色しても、やはり透け易く止まりが悪いです。
で、下色を吹き、色止まりを良くします。
ノーズ部分です。
赤っぽいピンクを吹き、既存の赤とピンクだけにしてしまいます。
主翼も同様です。
カーボンの黒っぽい部分等を消してしまいます。
画像では判りにくいと思いますが、白っぽいアイボリーです。
青の部分は濃いグレーで止めました。青も意外と透け易いので念の為です。
色合わせは結構時間がかかります。明日3色とも吹けるかなァ~。
胴体の尻尾が欠落してました。
カーボンのクロス、マット、ロービングで造りました。
で、主翼はサフを吹きました。パテ研ぎまでは判らなかった小さなピンホールや
わずかな歪も判明します。画像は研ぎ出し後です。
修理をすると重たくなる。ですからなるべく軽く仕上げたい。
皆さんそう思っている事と思います。サフの量を少なく、パテの量を少なく。
それにはまず、修理の時になるべく歪が出ないようにしないといけません。
重要なのは歪の少ない修理の下地です。下地をいかに仕上げるかによって
重量は変わってきます。
サフェーサーはパテ研ぎ後に判らなかった小さなピンホールや僅かな
歪みを確認する為に吹く。と考えたほうがよいでしょう。
明日はグライダーの競技会です。思いっきり楽しんできます。
以前から、お預かりしていたグライダーの修理です。
破損箇所はすでに修理が終わっていましたので、あとは面出し~塗装です。
まずパテ打ち前の状況です。
以前も掲載しておりますが、パテ打ち前の処理は120番くらいの荒い
ペーパーで大きなストロークで研ぎます。強く押さえてはいけません。
軽くです。その為の荒いペーパーです。目が荒いのでパテの食い付きも
良くなります。塗装の残っている低い所にパテが入る訳ですが、
研ぎ過ぎてカーボンを削り落としてしまわないよう注意が必要です。
パテ研ぎ後です。
パテ盛り後、まず120番そして240番で研ぎました。これ以上細かい
ペーパーは掛ける必要はありません。なぜならサフェーサーを吹くからです。
グライダーに限らずF3A機のパテ打ちも同様です。
明日はサフェーサーを吹き、研ぎ上げる予定です。
朝バスコークを外し、各部点検、そして梱包出荷しました。ホッと一息。
画像・・・撮ってません、って言うか箱を写しても面白くありませんので・・・。
んで、友人がこんな物を見せにきました。
ノーブラーです。なつかしいです。昭和30年代・・・・かなッ。
羽布張りの感じが判るでしょうか。内翼も長いです。
ラダーはクラークY状にしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまでするかァ~~。笑うしかありません。
Uコン技術3月号は、№22。昭和46年2月10日発行です。・・・・・・・・(古。
記事を読んでいるとOSロータリーエンジン4.9ccいわゆる29クラスの
Uコン機の話題が載っていました。ついつい読みふけってしまいそうです。
出荷も終わったし明日は、超久々にお休みしちゃおうかなァ~。
やっと研ぎ完了です。
研ぎの行程で、どのように表面が変化して行くのでしょう。
キャノピーが一番判り易いと思います。
まずは耐水ペーパーの1200番です。
研ぎ残しがないよう、完全スリガラス状に研ぎます。
この行程が一番時間がかかります。パイロットはボーっとしか見えません。
そしてアシレックスピーチ1500番相当で1200番の目消しです。
ピーチの切削力は、結構良くサクサク研げます。ピンボケになってしまって
ますが、サングラスや襟の形などが、やや判るくらいになりました。
最後はバフレックスブラック、3000番相当です。
驚くほど透明度が上がりました。反対側は1200番のままです。
反対側もバフレックスまで掛けてみました。
かなりはっきりと向こう側が見えます。他の着色部分は透かしてみると
背景が写るくらいになってますが夜ですので、うまく撮影出来ませんでした。