雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

「地獄八景・・浮世百景」:色々言われてるけど今の私にはこれがちょうどいい。

2007年02月17日 | 風に記された文字だから(演劇)
ああ、そういえば今回は「AGAPE STORE」枠じゃないのね。
(企画はAGAPE STOREだけど)

というわけで、世田谷パブリックシアターに久々に参上。
G2演出&松尾貴史・佐藤アツヒロ・高橋由美子他出演、
「地獄八景・・浮世百景」のマチネを観劇。

実は前日、夕食を食べた後の夜10時ぐらいに
「一旦2時間ぐらい仮眠とろうか…」と思ってベットに倒れ、
そのままパソコンも部屋の電気もつけっぱなしで、歯も磨かずに、
目が覚めたら、時計が7:00を指していたという。

最近、週末そんなのばっかり。

おかげで13時開演という早いマチネ公演も、
全く心配することなく到着できたわけですが。


閑話休題。


世田谷パブリックシアターは席運が今まで悪くって、
前の方に座った事がほとんどなかったんだけど、
さすがG2。優先予約はチケットさえ取れればほぼ確実に前の方。
最前列でなかなか面白い2時間20分を堪能。

そんなに重くないのが現在の私には一番ちょうどいいバランスで、
基本が「落語」なので、重苦しいテーマとか、説教じみたものがなく、
ホントに軽く軽く話が進んでいく。
それがなんだか心地いい。

基本的には芸達者の集まりで、
佐藤アツヒロも高橋由美子も、もう既に「舞台慣れ」は十二分にしているから、
基本的に安心感たっぷりで見れたのは収穫。
むしろ役者陣もなんだか楽しんでるようで、
ところどころでアドリブとハプニングが勃発。
それもまたありかと。

確かにある意味豪華すぎる役者に対して、脚本はそれほど…という印象は、
ないわけじゃないんだけど。
まぁ、いつもいつも「豪華な役者に豪華な物語」ばかり求めていても、
お腹いっぱいで逆に壊しちゃうこともあるから。
全てが全て「朧の森に棲む鬼」クラスである必要はないし。

むしろ役者がリラックスして楽しんでる、このくらいの作品は、
私には一番ありがたい。

それと、(一応の)主人公の設定が、なんだか自分と被ってねぇ…。
何と言うか、見ていてこっ恥ずかしくなってしまったのは、ナイショだ。
(流石に「お坊ちゃん」じゃないけどさ、私は)


まぁ、確かに賛否両論はあるけどさ、元ネタは「落語」なんだから、
くすくす笑って「あー楽しかった」で、さ、また頑張ろうって思えたら、
この芝居を見た甲斐は充分あったんじゃないかねぇと思う。
最後のオチもちょっと見事、と思ったし。
落語特有の「ネタフリ」とか好きな人は楽しめるんじゃないかと。

あと、個人的に小松利昌が非常に気になった。
久々に「個性的な顔の個性的な役者」が出てきたなー。



夜。
どうしてもうちにこもって居たくなくて、
ミクシィの方で人を募って、友人を捕まえて新宿でピザを食らう。
ピザとポテトをガッツリ食らった後、コーヒーを飲みながら、
合計3時間雑談。

ぶっちゃけ、かなりスッキリした。
こういう時間が必要なんだろう。
ダラダラと喋った3時間だったけど、私自身はストレス解消になった。

前向きなダラダラ。

結局、結論は一つしかないからね。
「生きるのは難しいけど、人生は面白い」んだから。
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