日立ソフト、既存の情報システムをSOAに移行する変換技術を開発

ユーザが画面で直接利用することを想定した「ウェブアプリケーション」を、システム的に連携利用できるようにする「Webサービス」へ移行させる技術でしょうか。
この機能が容易に実現できれば、ウェブアプリケーションとして開発されたレガシーシステムを、ウェブサービスとして次世代システムに活用できます。

日立ソフト、既存の情報システムをSOAに移行する変換技術を開発
同技術を利用すると、ウェブアプリケーションの生成する動的なウェブページから必要な情報を集め、その情報をSOAPメッセージとして配信することで、Webサービスを提供できる。「ウェブアプリケーションのシステムを変更することなくWebサービスに変換でき、移行にともなう時間とコストの削減が可能」（同社）
　また、データマイニング技術を応用しており、動的に生成されるウェブページのように取得する情報の位置や構造が変化する場合でも、正確な情報取得が行えるという。