各ポータルベンダーが、最先端技術で競争しながらユーザへのサービスが向上していく市場原理がいい形で循環しています。民間のポータルの高度化に比べて公共機関のポータルのサービスレベルの低さが浮き彫りになってきています。公共機関のポータルも、より将来的な技術を駆使して、もっとユーザニーズに答えていかないと必要性そのものも否定される気がします。
グーグルに負けてなるか--ヤフー、研究開発の取り組みを拡大
Googleはその最先端技術と野心的な取組みで、検索業界のリーダー的存在であり続けている。同社はまた、頭のいい技術者がやりがいのある仕事をしながら、世界を変えていく場所であると称している。
しかし、検索市場ではYahoo、MicrosoftやAmazon.comなどの有力企業が少しでも有利な位置につけようと熾烈な競争を繰り広げている。
たとえば、Microsoftは先ごろ、Yahoo Research Labの主任科学者でYahooのOverture Services部門の研究責任者だったGary Flakeを引き抜いた。
Yahooは検索分野での戦いを制するうえで、同研究所が重要な鍵を握っており、ここで生み出された研究の成果が、Yahoo SearchやYahoo Mail、HotJobsのようなサービスですでつかわれていると述べた。
