John note~ヨハネのひとりごと

のんびりと気楽に書いてます。訪問し頂いた方に感謝。不定期。
書きたい時がきたら集中的に書くかもしれません。

ディスマスとゲスマス

2019-10-22 11:32:42 | カトリックのひとりごと その2
イエズス様が十字架にかかった時、左右に2人の盗賊がいた
ディスマスとゲスマスだ。
本当の名前ではないらしいが、興味深いものがある。
イエズス様の受難に立ち会う一般の人々。
キレネのシモンも信仰を持っていたなら、とんでもない恵みを頂いたのだとは思うが、信仰をもたないなら、日常の一コマにしかならなくなる。
ディスマスは聖母マリア様がイエズス様とヨゼフ様がエジプトに逃避した時か、またはイエズス様を産む時に宿を貸してくれた人の子供らしい。
それなりの接点はあったのだが、いつしか盗賊になってしまった。イエズス様が十字架にかかった時、ディスマスは右にゲスマスは左にいた。
右というのはなんとも興味深いものがある。
イエズス様は、死んだあと首を右にかしげられたし、御父の右に座しました。
聖書にはキーワードが右というものが多々あります。
ディスマスは、罪を告白し、イエズス様を神の子と認め、聖母を自分の亡き母に重ねてイエズス様とともに殉教しました。
ゲスマスは、神を呪い、罵り、また、聖母をバカにしながら命を落としました。

これは、私達ひとりひとりにも起こることです。
神様を前にしてどういう態度を取るのか。

今一度考えてみたいと思います。