口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

エレクトロ・ボーカル

2009-02-06 00:01:20 | 取材

早めのパブロンで、1時就寝、9時起床。

13時30分に渋谷O-EASTへ。
今日はローランドの春の商品展示商談会。
平たく言うと、バイヤー&メディア向け新製品発表会。





ローランド新製品の超目玉であるV-Pianoについては、
既に2回(V-Pianoカンファレンスジャズライフ取材)体験したので、
個人的な今日の目玉は、VP-770

これまで、どのメーカーでもボコーダー・デモの定番と言えば、
『トキオー』か『BHIND THE MASK』でしたが、
今日のデモは、あの『ポリリズム』。


   時代ですなぁ~。


…と言いつつ、先日、とあるアーティストと
機材の進化について話しているときに、


   いずれPerfumeがリアルタイムに歌える時代がくるでしょうね


ってな議論を展開したことを思い出しました。


   *****


Perfumeのボーカルは、Auto-Tune的なピッチ補正ソフトを使って
意図的にあのニュアンスを作り出しているわけですが、

現状ではリアルタイム処理ができないので、
彼女達のライブは必然的に口パクとなるわけです。

んが、PCの処理速度はどんどんどんどん速くなっていくわけで、
リアルタイム処理が可能になるのは時間の問題だ、と。

その時の話は、ここから先のことが本題だったんですが、
ま、今日のところは、以下省略。


   で、Perfume。じゃなくて、VP-770。


よく考えれば、ボコーダーを使えば、
別にPCの高速処理化&Auto-Tuneの進化を待たずとも、
既にPerfumeをライブでできる時代になってんじゃ~ん!

ってことに改めて気付いた次第で。

熱く議論を展開させていた時にそれに気付かなかったのは、
現状のボコーダーは、いわゆる『TOKIO!』的な
クラシック・タイプがほとんどなもんで。

そういう意味でも、VP-770の新しい方向性には、
ちょっとした期待と可能性を感じました。


あと、ストリングスとかのアンサンブル・セクションのサウンドが、
意外にもかなり本気のクオリティーに、ちょっとビックリ。

それに、USBメモリーのオーディオを再生できるだけでなく、
そのオーディオを鍵盤にアサインさせて再生できるというアイデアも
これはなかなか面白いと思いました。


会場では、日頃からお世話になっている方々はもちろん、
長らくご無沙汰していた方や、10年ぶりに会う友人なんかもいたりして、
僕的にもイベント感が山盛りでした。




   *****


帰りがけ、ふと渋谷駅ビルの東急東横店を見ると
『宮城物産展』の垂れ幕が。

そういえば、去年も一昨年も、
確かローランドのサウンドスパークの日には、
東急の宮城物産展で仙台『利久』の牛タン弁当を食べたんだよなぁ~。

毎年同じ時期にやってんですね。

★2007年2月10日の記事
★2008年2月8日の記事

などと、どーでもいいことを考えつつ、
小一時間ほどスタジオで、明日のダブルユース・ライブのおさらい。

明日は、ローランド・サウンドスパークの後は、
高円寺クラブ・ライナーへ、どうぞよろしく(_o_)


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