口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

タッチ

2006-09-07 19:31:53 | テレビ/映画

4時就寝、10時起床。
なんだか、このパターンが定着してきたような。


夜に、先日テレビ放送されて録画しておいた映画『タッチ』を見ました。
昨年公開された、長澤まさみさんが主演のやつです。

僕は、おそらくタッチ世代なんですが、実は原作をまったく知りません。
漫画を読んだこともないし、テレビ放送も見たことがありません。
ということで、この映画が僕にとっての『初タッチ』、ということになります。


で、見てみての感想。


ほぼ100%、予想通りのストーリー。^^;)
『えっ!?』っと思うような場面や、『はっ!』とするような展開は一切なし。
しかも、非常に理想的な結末。まるで漫画みたい。そりゃそうだ。( ̄w ̄)ぷ

これを『つまんね~!』と思うか、『安心できるお話』と捉えるかで、
この映画の評価は大きく変わるんでしょうね~。

でも、おそらくこの映画は、ギスギスした人間模様や、
ハラハラドキドキの展開を見せようなんてことは考えてないでしょうから、
そもそもが『安心できるお話』として、楽しむべき映画なんでしょう。

ってことで、青春モノが好きな僕は、
ごくごく普通に青春映画として、安心して楽しめました。

映画を見終わった後に、ちょいと検索してみたら、
この映画は、原作とかなり大きく内容が変更されているんですね


   *****


ただし、野球部員役のみなさん、
もうちょっと野球を練習してから、撮影に臨んで欲しかったなぁ~ ^^;)

スポーツ映画でも音楽モノでも、
やっぱり実際にちゃんとスポーツの動きが(それらしく)できているか、
楽器の演奏が(それらしく)できているかによって、
見る側の感動の度合いって、大きく変わってきちゃいますよね。

最近なら、ドラマ中にパソコンをいじっている姿なんてものも、
実際に普段から触っている役者さんと、パソコンなんか触ってない役者さんで、
動きが全然違いますからね。

動きが上手いとか下手とかではなく、
本当にやっている人か、そうでない人か、ってのは、見たらすぐわかっちゃう。
いくらストーリーがよくても、そこでシラけてしまう場合も多いわけで。


その点では、『ウォーターボーイズ』とか『スウィング・ガールズ』は、
高校生役の役者さん達の動きが違和感なく、素直に物語に入り込めました。

この『タッチ』でも、長澤まさみさんの動きは、意外によかったように思います。
もともと運動神経のいい人なのか、撮影用に猛練習したのかは知りませんけど。

そんなこんなを考えると、やっぱり本当の野球選手の真剣なプレーと
それを必死に応援している人たちの熱い表情には、
どんな役者さんのどんな演技もかないませんなぁ~。


…ってことで、『タッチ』を見終わってから、
録画したままになっている、ハンカチ王子の熱闘甲子園を見直して、
感動を2.5倍に増量させていただきました。( ̄w ̄)ぷ


   *****


そうそう、この映画の中で、
ライバル校の強打者・新田選手が打席に入る際に応援団のブラスバンドが演奏する曲、
お~懐かしい~!と思って聴いていたんですが、どうしても曲名が思い出せず ^^;)

さっき、ようやく思い出しました。
T-SQUAREの『オーメンズ・オブ・ラブ』ですね。懐かしいなぁ。

#そう言えば、今年の甲子園、どっかの高校のブラスバンドが、
#応援でRYDEENを演奏していたなぁ( ̄w ̄)ぷぷぷ