ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【三倍体のカキ】難波先生より

2016-12-23 12:38:22 | 難波紘二先生
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【三倍体のカキ】12/22/2016撮影
 昔カナダからフロリダまで大西洋岸の旅をした時に、砂浜に転がっている蛎殻がとてつもなく大きいのに驚いたことがある。今年は地元紙「中国」が「カキの生育が悪い」と報じていたが、知人が送ってくれた養殖カキは「三倍体」という名称で、昔見た大西洋岸のカキほども大きい。殻の長径が20cm近くもある。蒸したてのものにレモン汁をかけて食ったら、2個でお腹が一杯になった。



 種なしスイカが「三倍体」だという話はどこかできいたことがある。生物は子孫を残すためにかなりの栄養を必要とするので、染色体が三倍体ではじめから生殖不能であれば、その分だけ体細胞に栄養がまわるので、個体が大きくなると、これは水産学の教授に教わった。養殖カキの世界も日進月歩。ひょっとすると遺伝子工学を利用した新品種が広まりつつあるのかな、と思った。


 今年も残り少なくなってきました。たくさん頂いた、メール、お見舞い状、お歳暮などありがとう存じます。お礼状を兼ねて、今年一番印象的だった写真を添付しました。皆さま良いお年をお迎え下さい。そしてA Happy New Yearと、季節のご挨拶をお送りいたします。メルアド整理は続行中です。
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2 コメント

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Unknown (Mr.S)
2016-12-23 22:59:40
味も三倍体だと嬉しいけど、大凡でかいものは不味いと相場は決まっている。
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Unknown (Unknown)
2016-12-24 12:16:20
カフェイン処理で第二極体の放出を抑制して三倍体にするらしい。ニジマスなんかだと圧力をかけるだけで作っているみたい。

生物学の実験で同じ事を行う場合は、普通サイトカラシンBを使うんだけど、口にするものには使いたくないし高価だから実用には適さないんだね。
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