【北ミサイル】4/10付「朝鮮日報」が「北のミサイルを日本が迎撃したら」韓国が被害を被るという主旨の社説を載せている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/10/2013041000833.html?ent_rank_news
<日本はすでに海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦2隻を展開している。弾道ミサイルの迎撃は成功率が高くない。だが北朝鮮がミサイルによる挑発を強行し、日本が迎撃ミサイルを発射すれば、迎撃の成功・失敗にかかわらず、北朝鮮発の危機がいっそう高まるのは間違いないだろう。
日本による迎撃が成功すれば、北朝鮮の性格からして腹いせに新たな挑発を仕掛けると考えられ、韓国がその対象になる可能性が極めて高い。>
こういう論理が私にはわからない。本来、北のミサイルは(核弾頭搭載型が)韓国に向けて発射されるかも知れない。それを迎撃し、被害を防ぐだけの国防力を持つのが、独立国家としての責務だろう。元は同じ民族なのだから、弟(軍事的実力は兄か?)の迷惑が近隣諸国及ばないようにするのが、同一民族としての責任だろう。
日本が領空侵犯機や領空侵犯ミサイルを撃墜するのは、(ことにそれが日本をねらっている可能性が否定できないかぎり)当然の権利である。日本が北朝鮮のミサイル撃墜に成功したら、(もし「日韓安保条約」があるとすれば)韓国の安全も保証される可能性が高まるはずだ。そう考えるのでなく、日本が迎撃したら「迷惑は韓国に来る」という。この論理がまったくわからない。
口惜しかったら、自力で北朝鮮を倒してみろ。武力ででも、血を流してでも、朝鮮半島を統一して、中国の影響下から脱却して、東アジアの安定に欠かせない国家を創りだしてみろ。その上で「日帝支配の30年」を持ち出してもらいたい。
4/11付「朝鮮日報」は北のミサイルによる危機についてこんな記事を載せている。
http://japanese.joins.com/article/364/170364.html?servcode=500§code=500&cloc=jp%7Cmain%7Ctop_news
<韓国政府も北朝鮮の弾道ミサイルが韓国領空を通過する場合は迎撃することを検討したが、現実的に不可能だという結論を出した。軍関係者は「北朝鮮のミサイルが韓国領空を通過する際、地上100キロ以上の高さを維持する」とし「韓国軍が保有する対空ミサイルは届かず、事実上、迎撃は不可能」と述べた。>
当たり前だろう。自前のロケット製造も打ち上げもできないのだから、北のミサイルが迎撃できるわけがない。
3月の「サイバー攻撃」も「北による攻撃だった」と調査委員会が中間報告を公表したが、もし事実なら電子戦でも北に勝てないということになる。
韓国は何のために軍隊を保有し、徴兵制を維持しているのか?北の侵略を防ぎ、朝鮮戦争の悲劇を二度と繰り返さないためではないのか? そのくせ「北に勝てない軍隊」をベトナムに派兵し、多くのベトナム人を殺し、「従軍慰安婦」を「性奴隷」として利用し、多くの混血児を残してきた。ベトナムでは韓国人が一番嫌われている。
<一方、米国と日本は探知装備と迎撃手段を保有している。日本は自国の領空を通過する場合は迎撃すると明らかにした。まず射程距離1200キロの迎撃ミサイルSM3を搭載した数隻の駆逐艦を東海(トンヘ、日本名・日本海)上に配置した。またミサイルが本土に落ちる場合、PAC3で迎撃を計画している。>
私は海上自衛隊のイージス艦に試乗したことがあるが、レーダー、迎撃多段ロケット砲、ヘリポートと格納庫を備え、高速で移動する高性能駆逐艦だった。兵員の訓練も規律もよく行き届いていた。日本海上か東京周辺で自衛隊は北のミサイルを迎撃、撃墜に成功することに、私は疑いを抱かない。
韓国は日本海を「東海」と名称変更するなど、馬鹿なことにエネルギーを注がないで、自国を自力で防衛することにまず専念すべきだろう。
それなのに4/11の韓国のニュースはこうだ。
<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が発射した弾道ミサイルをパトリオットミサイル部隊が数分以内に迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)システム」が7月までに構築される。>
そういうのを「後の祭り」という。
イサベラ・バードが生きていたら、やっぱりこういうだろう。
「無気力で、何もかもあなたまかせの朝鮮人。」
4/11(木)、朝起きて朝食抜きで6時間ほど働く。このやり方は、外山滋比古『忘却の整理学』(筑摩書房)により学んだ。私にとって6時間は「朝飯前の仕事」だ。それで遅いブランチを摂っていると、テレビの「ミヤネヤ」で「ソウルの市民のうち有事に備えて、食料、避難場所などの準備をしている人がたった3%」という現地からの報道があり、驚いた。
4/11付「中央日報」は
<人民日報姉妹紙の環球時報はこの日掲載した中国の韓半島専門家、張瑰・中央党校・国際戦略研究所教授のコラムで、「現在、韓半島の戦争勃発確率は70-80%」と予想した。特に張教授は「北朝鮮の金正恩第1書記は戦争の経験がなく、自国を軍事大国という判断するかもしれない」と分析し、「北朝鮮指導者集団の非理性的な態度が大きな危険を招くこともある」と診断した。>
と、報じているではないか。危機がそこにあるのに「知らないふり」をすれば、危機がなくなるとでも? それを「ダチョウの平和」という。日本では「備えあれば憂いなし」という。
スイスに初めて行ったのは1978年の夏だ。その頃、後にノーベル賞をもらった利根川進も勤める、有名な研究所にいた大学の先輩を、バーゼルに訪ねた。まだ東西冷戦が続いていた。スイスは武装中立国だが、感心したのはアパートの地下が「核シェルター」なっており、市民に食料・飲料水など2週間を生存できるように備蓄が義務づけられていたことだ。
もうひとつ感心したのは、窓の外にプランターを置き、花を植えることがこれも法で定められていたことだ。「良識」とか「常識」に頼るのではなく、掟をさだめ掟破りは罰する、という姿勢にスイスの永世中立の基盤を見る思いがした。
その次ぎに行ったのは1989年で、この時はアフリカに行く途中で、ジュネーブにWHO本部を訪ねた。エイズに関する現地情報を事前に集めるのが目的だった。もうこの時は社会主義の敗北は決しており、街に核シェルターの案内標識はなかった。
スイスは常備軍を持つと同時に民兵制を持ち、民兵が武器を保持・管理している。男性市民は全員が武器使用と軍隊としての組織行動の訓練を受けている。だから外国でもバチカンの衛兵を初め、スイス人を衛兵、護衛、警備人として雇用している国が多い。普通の国では、武器を民間人に渡すことを嫌がる。叛乱の種になるからだ。それがスイスでは国防の基礎になっている。
そのスイスは好戦国でない。その証拠に、北朝鮮と国交を結び、今回も「北朝鮮の要望があれば、調停の労をとる」と平壌に申し入れている。核シェルターも食糧備蓄もない韓国人は、スイス人の爪のアカを煎じて飲むべきだろう。
いま、世の中は北の中距離ミサイル発射に気を奪われているが、世の中に攻撃方法を予告する敵はいない。ヒトラーは「われわれは決して戦争を望んでいない」、「これが最後の要求だ」といいながら、ラインラントに進駐し、オーストリアを併合し、チェコスロバキアを併合し、ソ連と不可侵条約を結び、「ポーランド分割」を密約した。1939年、ドイツ軍がポーランドに侵攻してやっと英首相チェンバレンは「騙された」分かったわけである。
戦争になるなら、北が南に侵攻し、「第二次朝鮮戦争」になることを想定すべきであろう。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/10/2013041000833.html?ent_rank_news
<日本はすでに海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦2隻を展開している。弾道ミサイルの迎撃は成功率が高くない。だが北朝鮮がミサイルによる挑発を強行し、日本が迎撃ミサイルを発射すれば、迎撃の成功・失敗にかかわらず、北朝鮮発の危機がいっそう高まるのは間違いないだろう。
日本による迎撃が成功すれば、北朝鮮の性格からして腹いせに新たな挑発を仕掛けると考えられ、韓国がその対象になる可能性が極めて高い。>
こういう論理が私にはわからない。本来、北のミサイルは(核弾頭搭載型が)韓国に向けて発射されるかも知れない。それを迎撃し、被害を防ぐだけの国防力を持つのが、独立国家としての責務だろう。元は同じ民族なのだから、弟(軍事的実力は兄か?)の迷惑が近隣諸国及ばないようにするのが、同一民族としての責任だろう。
日本が領空侵犯機や領空侵犯ミサイルを撃墜するのは、(ことにそれが日本をねらっている可能性が否定できないかぎり)当然の権利である。日本が北朝鮮のミサイル撃墜に成功したら、(もし「日韓安保条約」があるとすれば)韓国の安全も保証される可能性が高まるはずだ。そう考えるのでなく、日本が迎撃したら「迷惑は韓国に来る」という。この論理がまったくわからない。
口惜しかったら、自力で北朝鮮を倒してみろ。武力ででも、血を流してでも、朝鮮半島を統一して、中国の影響下から脱却して、東アジアの安定に欠かせない国家を創りだしてみろ。その上で「日帝支配の30年」を持ち出してもらいたい。
4/11付「朝鮮日報」は北のミサイルによる危機についてこんな記事を載せている。
http://japanese.joins.com/article/364/170364.html?servcode=500§code=500&cloc=jp%7Cmain%7Ctop_news
<韓国政府も北朝鮮の弾道ミサイルが韓国領空を通過する場合は迎撃することを検討したが、現実的に不可能だという結論を出した。軍関係者は「北朝鮮のミサイルが韓国領空を通過する際、地上100キロ以上の高さを維持する」とし「韓国軍が保有する対空ミサイルは届かず、事実上、迎撃は不可能」と述べた。>
当たり前だろう。自前のロケット製造も打ち上げもできないのだから、北のミサイルが迎撃できるわけがない。
3月の「サイバー攻撃」も「北による攻撃だった」と調査委員会が中間報告を公表したが、もし事実なら電子戦でも北に勝てないということになる。
韓国は何のために軍隊を保有し、徴兵制を維持しているのか?北の侵略を防ぎ、朝鮮戦争の悲劇を二度と繰り返さないためではないのか? そのくせ「北に勝てない軍隊」をベトナムに派兵し、多くのベトナム人を殺し、「従軍慰安婦」を「性奴隷」として利用し、多くの混血児を残してきた。ベトナムでは韓国人が一番嫌われている。
<一方、米国と日本は探知装備と迎撃手段を保有している。日本は自国の領空を通過する場合は迎撃すると明らかにした。まず射程距離1200キロの迎撃ミサイルSM3を搭載した数隻の駆逐艦を東海(トンヘ、日本名・日本海)上に配置した。またミサイルが本土に落ちる場合、PAC3で迎撃を計画している。>
私は海上自衛隊のイージス艦に試乗したことがあるが、レーダー、迎撃多段ロケット砲、ヘリポートと格納庫を備え、高速で移動する高性能駆逐艦だった。兵員の訓練も規律もよく行き届いていた。日本海上か東京周辺で自衛隊は北のミサイルを迎撃、撃墜に成功することに、私は疑いを抱かない。
韓国は日本海を「東海」と名称変更するなど、馬鹿なことにエネルギーを注がないで、自国を自力で防衛することにまず専念すべきだろう。
それなのに4/11の韓国のニュースはこうだ。
<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が発射した弾道ミサイルをパトリオットミサイル部隊が数分以内に迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)システム」が7月までに構築される。>
そういうのを「後の祭り」という。
イサベラ・バードが生きていたら、やっぱりこういうだろう。
「無気力で、何もかもあなたまかせの朝鮮人。」
4/11(木)、朝起きて朝食抜きで6時間ほど働く。このやり方は、外山滋比古『忘却の整理学』(筑摩書房)により学んだ。私にとって6時間は「朝飯前の仕事」だ。それで遅いブランチを摂っていると、テレビの「ミヤネヤ」で「ソウルの市民のうち有事に備えて、食料、避難場所などの準備をしている人がたった3%」という現地からの報道があり、驚いた。
4/11付「中央日報」は
<人民日報姉妹紙の環球時報はこの日掲載した中国の韓半島専門家、張瑰・中央党校・国際戦略研究所教授のコラムで、「現在、韓半島の戦争勃発確率は70-80%」と予想した。特に張教授は「北朝鮮の金正恩第1書記は戦争の経験がなく、自国を軍事大国という判断するかもしれない」と分析し、「北朝鮮指導者集団の非理性的な態度が大きな危険を招くこともある」と診断した。>
と、報じているではないか。危機がそこにあるのに「知らないふり」をすれば、危機がなくなるとでも? それを「ダチョウの平和」という。日本では「備えあれば憂いなし」という。
スイスに初めて行ったのは1978年の夏だ。その頃、後にノーベル賞をもらった利根川進も勤める、有名な研究所にいた大学の先輩を、バーゼルに訪ねた。まだ東西冷戦が続いていた。スイスは武装中立国だが、感心したのはアパートの地下が「核シェルター」なっており、市民に食料・飲料水など2週間を生存できるように備蓄が義務づけられていたことだ。
もうひとつ感心したのは、窓の外にプランターを置き、花を植えることがこれも法で定められていたことだ。「良識」とか「常識」に頼るのではなく、掟をさだめ掟破りは罰する、という姿勢にスイスの永世中立の基盤を見る思いがした。
その次ぎに行ったのは1989年で、この時はアフリカに行く途中で、ジュネーブにWHO本部を訪ねた。エイズに関する現地情報を事前に集めるのが目的だった。もうこの時は社会主義の敗北は決しており、街に核シェルターの案内標識はなかった。
スイスは常備軍を持つと同時に民兵制を持ち、民兵が武器を保持・管理している。男性市民は全員が武器使用と軍隊としての組織行動の訓練を受けている。だから外国でもバチカンの衛兵を初め、スイス人を衛兵、護衛、警備人として雇用している国が多い。普通の国では、武器を民間人に渡すことを嫌がる。叛乱の種になるからだ。それがスイスでは国防の基礎になっている。
そのスイスは好戦国でない。その証拠に、北朝鮮と国交を結び、今回も「北朝鮮の要望があれば、調停の労をとる」と平壌に申し入れている。核シェルターも食糧備蓄もない韓国人は、スイス人の爪のアカを煎じて飲むべきだろう。
いま、世の中は北の中距離ミサイル発射に気を奪われているが、世の中に攻撃方法を予告する敵はいない。ヒトラーは「われわれは決して戦争を望んでいない」、「これが最後の要求だ」といいながら、ラインラントに進駐し、オーストリアを併合し、チェコスロバキアを併合し、ソ連と不可侵条約を結び、「ポーランド分割」を密約した。1939年、ドイツ軍がポーランドに侵攻してやっと英首相チェンバレンは「騙された」分かったわけである。
戦争になるなら、北が南に侵攻し、「第二次朝鮮戦争」になることを想定すべきであろう。
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