この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#680 司馬遼太郎著「竜馬がゆく」

2010年05月17日 | 日本文学
NHKの今年の大河ドラマはご承知の通り「竜馬伝」である。
大変な人気のようだ。
坂本竜馬という人に魅力があるだけでなく、これを演ずる主演俳優への人気も圧倒的であるようだ。

私も毎週見ている。

このドラマはいろいろな史実や作品か取り上げられ練り上げられているのであろう。

しかし、それはこのドラマを作る人の主観によっていろいろに書かれまたは書きかえられているのであろう。

ずいぶん前に読んで長い間書棚におかれているこの本を私は最近頻繁に取り出して読む。

そしてそのたびにこの本に引き込まれてしまうのである。

どこを読んでもまたどこから読んでもこの司馬遼太郎の「竜馬は行く」は面白い。

素晴らしい作者である、などというのは、まさに言葉通り、「言うも愚かなり」である。

また、竜馬がいなかったら薩長連合というのはありえなかったのだろうか。もしそうなら、明治維新はどうなったのだろうかなどと考えてしまう。


画像:司馬遼太郎著 講談社刊「竜馬が行く立志編」 昭和35年7月10日第1刷、昭和47年9月第56刷 全384ページ
    
「同 風雲編」総和39年2月1日第1刷昭和48年1月第56刷 全331ページ
   
「同 狂爛編 昭和39年11月1日第1刷 昭和48年1月第61刷 全349ページ
「同 怒涛編 昭和40年8月2日第1刷 昭和51年2月第64刷 全373ページ
「同 回天編 昭和41年8月1日 第1刷 昭和48年1月20日 第54刷      全477ページ」
   


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