「審判の問題判定というのは、あの日本と米国の試合のD審判の誤審のことだね?3塁走者の西岡選手のタッチアップが早すぎたといって、米国の監督のクレームを受け入れてアウトの判定をしたあれだね。」「そうなんだ。ただ、誤審と言ってしまうのはいけないかなと思って問題判定と書いたんだよ。」「なるほど、誤審と決めつけてしまうだけの根拠はTVで見てるだけの我々にはないね。でもあれはかなり問題な判定だよね。結局あれで . . . 本文を読む
強豪キューバを相手に見事10-6で優勝を決めた日本チームに祝福を送りたい。TVでの中継を最初から最後まで見た。それも、スコアブックを自分でつけながら見た。見事な勝利だった。8回にキューバに1点差に詰め寄られた時には、かなりはらはらし、やはり優勝は無理かと思ったが、9回の表に見事にイチローと福留が決めてくれた。TVをいろいろとはしごをして1日が終わった。私の好きな王監督の率いる日本チームだけに、なお . . . 本文を読む
ワールド・ベースボール・クラシック2006の準決勝で王監督の率いる日本代表チームが韓国チームを6-0で下して決勝に進んだ。日本国内はこの報に沸いている。決勝戦はキューバとの対決である。日本チームの健闘を祈りたい。ワールド・ベースボール・クラシックというのがどのような性格の世界大会なのかは私は知らない。しかし、4年に1度、国別の野球の世界一を決めようとする大会であるようだ。TVで試合の実況を見たり、 . . . 本文を読む
この映画の女主人公のSadie Thompson は所謂いかがわしい女である。(映画では女優Joan Crawfordが演じている。)南太平洋サモアのパゴパゴ港に寄航して同じくサモアのアピアに向かう汽船の中でコレラ患者が出たため、止む無くこの汽船の乗客は10日ほどパゴパゴで滞在を余儀なくされる。ちゃんとしたホテルがなく、雑貨店に併設された簡易ホテルに乗客は泊ることになる。その乗客の中にこの Sad . . . 本文を読む
スーパー店でこのDVDビデオが安くで店頭に出ていた。映画館で映画を見るよりずっと安い価格で昔の名画がビデオで買えるのは有難い。早速南太平洋サモアのパゴパゴが舞台のこの名作映画のビデオを買うことにした。レジで若い女性が勘定をしてくれたが、ふと気がつくとその女性が私の顔をうかがうように見ているような気がした。私の気のせいかも知れないが、たしかにいい年をした「おじん」が「○○の欲情」というような映画のビ . . . 本文を読む
8月29日水曜日出発の朝、またもやBさんの一族がパペーテ空港で私を見送ってくれました。Bさんの叔母さんが私の顔に自分の顔をくっつけて挨拶をしてくれましたが、私が同じ方向に顔を出したので、頬骨同士がごつんとぶつかってしまいました。私は白人がよくやる,頬を交互にふれあわす挨拶はなれていなかったのです。Bさんの叔母さんは、ちょっと痛かったと思います。私も痛かったのですから。フライトはニュージーランド航空 . . . 本文を読む
(某年8月27日月曜日)今日は月曜日です。米人のHさんとBさんの会社に行き、契約書の打合わせをしました。Hさんは、英語の必ずしも十分わからないB社長にフランス語で私に代わって説明してくれます。B社長は時々、きつい表情でHさんにフランス語で問い詰めていましたが、Hさんは余裕を持った穏やかな態度で説明してくれていました。Hさんは午後のフライトで米国に行くスケジュールです。私は次の日の朝、タヒチのパペー . . . 本文を読む
今日は日曜日です。そう言えば先週の日曜日の朝はニューカレドニアにいました。今日はタヒチです。朝から飛行機が空を飛んでいます。本島からモーレア島に小さな飛行機が行ったり来たりしています。 朝食をとってホテルのロビーでHさんと待っていると、賑やかにタヒチのBさん一族が迎えに現れました。 飛行場まで行って飛行機に乗ります。乗ってほんの10分か15分でモーレア島の空港に到着します。そこから乗用車に乗って海 . . . 本文を読む
私達はアメリカン・サモアのパゴパゴ空港を夜中に出発しました。いよいよ最終目的地のタヒチを目指します。某年8月25日土曜日午前1時35分発です。パンアメリカン航空のフライトです。タヒチのパペーテ着は午前5時30分の予定です。機内は割合空いています。旅なれている米人のHさんは、三つ通しで空いている席をみつけて、肘掛を上にあげそこに横になり毛布をかけて寝始めました。さすがに、シートベルトを3対、毛布の上 . . . 本文を読む
(また南太平洋のつづきです。今、アメリカのパゴパゴです。この島は、サマーセット・モームの短編小説「雨」の舞台になった所です。)次の日に現地販売店のM社に行きました、ここでわかったことは、M社では殆どの業務をジェネラル・マネージャーの日本人のYさんが責任を持ってやっているとのこと、米国人のSさんは、Yさんの下でYさんの指示に基づいて仕事をしているのです。会社のオーナーは米国人で米国に住んでいる人でそ . . . 本文を読む
(前回からつづく)アイルランドは農地などにも恵まれれず、もし。コロンブスの新大陸発見によって、馬鈴薯が新大陸から欧州に持ち込まれなかったら、この国はもっと悲惨な歴史をたどったのではないかと言われています。そして、この馬鈴薯さえも、植物の病気によって収穫が激減したとき、アイルランドの人達は生き続けるために、奴隷船のような劣悪な環境の船にすしづめになって、米国に移民したとのことです。米国の着く前に、疫 . . . 本文を読む
(米国に勤務していた時の思い出です。)米国で勤務していて、春がまもなくというある日、会社に出勤すると会社の女子社員がみんな一様にあざやかな緑系のスーツを着ており、男子社員はみんな緑のジャケットや緑のネクタイをしているのを見て驚くことがあります。3月17日、セント・パトリック・デーなのです。緑、緑、緑の日です。ハッピー・セント・パトリック・デーと互いに言って、にこりと微笑を交わします。特に、アイルラ . . . 本文を読む
アメリカン・サモアのパゴパゴの空港の建物の外で、日本語で呼びかけられて私はびっくりしました。「私はM社のYです。明日皆さんにお目にかかります。」とその日本人の青年が私達に言います。Yさんは私と同行の米人のHさんと英語で話をしています。いつも私は感心するのですが、米人は初めて会った相手にでも、まるで昔からの友人のように話しをします。後でHさんにYさんとは前に会ったことがあるのかと聞いたところ、Hさん . . . 本文を読む
(再び南太平洋です。)私達を乗せた小さな飛行機は西サモアのアピアを飛び立ち30分ほどでアメリカン・サモアのパゴパゴ空港に到着しました。ここは私達が2日前にシドニーから到着した大きな空港です。空港の小さな建物を降りると出たところで、現地の男女の人達がたくさん芝生の上に座っています。みんな体がとても大きく、色は気持ちよく浅黒く顔立ちは彫りが深く整っているのです。まるで、横綱の武蔵丸のような感じの男女で . . . 本文を読む
18歳の中村桂子さんをどうして私が知っていたかは、またの機会に書かせていただこう。この本の題は「ゲノムが語る生命」。そしてその副題が「新しい知の創出」とある。中村桂子さんのこの本の各章の名づけに私は魅了されている。特にその「第3章 考える-第二のルネッサンス」「第4章 耐える-複雑さを複雑さのままに」「第5章 愛ずる ―時間を見つめる」「第6章 語る-生き物は究めるものではない」は素晴らしい。勿論 . . . 本文を読む