この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#681 「海軍記念日」

2010年05月28日 | 随想
昨日、KSGG(神奈川SGGクラブ)(ボランテアの通訳ガイドの集まり)のフランス語のクラブのTさんが、内部の連絡で女性会員のHさんとメールのやりとりをしたようである。
そして、そのメールのコピーを私に送って下さった。
私が喜ぶと思われたのだろう。

Tさんは、海軍の予備生徒のときに終戦を迎えられた。
Hさんは、父君が日本海軍の最大の戦艦の艦長として艦と運命を共にされた有名な方である。

太平洋戦争末期に、小学生ながら、将来海軍兵学校の生徒になりそして若くで戦死するものだと思っていた私は、今でも日本海軍を身近に感じている。

TさんはHさんへのメールで、連絡事項のあとで次のように書いておられる。

「所で今日は海軍記念日。105年前 日本海海戦で連合艦隊がロシヤのバルテック艦隊を撃破した日です。
鎌倉研修の問題を貴女のお陰でclear出来ましたので、安心して司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいます。
0445 信濃丸「敵艦見ゆ」
0545 出港用意 錨揚げ
1355 Z旗
1402 取り舵一杯
1408 ロシヤ艦隊砲撃開始
1410 我が艦隊砲撃開始 「右砲戦、反航の戦艦戦隊の一番艦、打ち方初め」
    この「 」内は「坂の上の雲」には書いていませんが、恐らく発せらた命令だったと思います。
    砲術学校で毎朝号令訓練した言葉ですから。

商船学校でも砲術学校でも、この日は「棒倒し」で、その後の「お汁粉」が楽しみでした。」

日本海海戦。よくぞ日本海軍は勝ってくれたものである。それもPERFECT GAMEで。
もしこの海戦で勝利を得てなければ、その後の日本はどうなっていたであろう。
私がいつも何度も何度も考えることである。


画像:戦艦三笠艦上の東郷司令長官(絵葉書より)







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