ゆっくりのすすめ

発達障害で処理速度めっちゃ遅いことで悩んできました。加速する社会ですがこれからはゆっくりやっていきたいな~。

援農は「新しい世界へようこそ」なんです

2021-03-29 11:46:52 | 農業
はじめて援農に行った時の事、今から16年前埼玉県岡部にある清水農園さんでした。田植え企画に参加させてもらい、手植えをしました。当時私はガーデニングを始めたばかり、千葉大多喜のハーブ園に行き、ハーブに感動して苗を衝動買いしすぐ庭に植えました。しかし5月の暑さで苗がアブラムシにやられてしまいました。薬を使うのも食べるものだしどうしたものかと考え。ふと無農薬栽培ってどうやっているのだろうと疑問が・・・。それから無農薬栽培をされている農家さんをネットで探して訪ねていきました。

「私看護師なので畑違いなんですけど、無農薬栽培に興味を持って・・・」と話たところ、「医療と畑はよく似ているよ」と話してくれました。そうなんだ、え、なんでかな?

田んぼの草を裏返して見せてくれ「いろんな昆虫がいるでしょ、肉食、草食、大きいの小さいの、いろんな虫がいるからバランスが保たれているんだよ。だから低農薬なんて意味がない、薬を使うと少ない肉食の虫が死んだりしてバランスが崩れて草食の虫が大発生することもある。」

つまり虫の世界にも食う食われるのピラミッドがあるということでした。そうなんだ!おもしろ~い♪

「人間も抗生物質を飲んだりすると、腸内の細菌バランスが崩れてしまい下痢をしたりする。畑も同じなんだよ」と。なるほど~~♪

この農家さんの話が面白くてはまってしまい、農業って面白い!と感じた瞬間でした。実は稲作には全く興味はなかったのですが、こつこつと植える作業は楽しく、植え終わって稲が成長する姿が見たい、また行きたいと思いました。このあと3回ぐらい援農に行き、その翌年からは自然農で米作りをするという発展ぶり。天が用意してくれたご縁に感謝です!






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