ゆっくりのすすめ

発達障害で処理速度めっちゃ遅いことで悩んできました。加速する社会ですがこれからはゆっくりやっていきたいな~。

慢性腰痛は骨の異常や加齢、腰を使う事が原因ではない

2021-02-08 15:29:09 | 健康
読む薬があります。長谷川淳史著「腰痛は怒りである」を読んだのは20年ぐらい前。座っていると痛みが出てくるという症状に悩まされ、半年ぐらい養生していたときのことです。当時は私はマッサージの仕事をしようと学校に通ったりして準備していました。腰痛を診てあげる側の人が腰痛になってしまったわけです。

色々な人がいると思いますが、私はこの本を読み終えて、部屋を一周したときに治ったので本当に驚きました。まさに読む薬です!多分信じてもらもらと思いますが・・・・。

私は看護師をしていたことがあり、本の内容は十分理解でき、またその根拠もそんな難しくなく理解できました。要点は以下のようなことです。

1、いわゆる腰椎ヘルニアやすべり症の人のレントゲン像は健常者の中でも見られるため腰痛の原因であるとは言えない。

2、30代から40代がピークで腰痛患者は年齢と共に減少するので加齢が原因とは言えない。

3、腰を酷使する仕事などで腰を使うことで骨が摩耗することはない。むしろ強くなる。

以上は根拠(エビデンス)のある情報です。では原因は何かという心と自律神経が関係していて、そこに根拠のない謝った情報により暗示をかけられているというようなことです。私の実感では焦っているとき、自分の心を良く見れていない時に痛みが出る感じです。愚痴を言えたり、自分が悩んでいると自覚しているときは意外と自律神経は安定しているのです。完璧主義、善良主義の人に多く見られるというのも頷けます。怒りは見たくない感情であり社会人としては出さずにいなければいけない事が多いはずです。私は発達障害がり、待つのが苦手イライラしたり、サッサとやってしまおうと焦っているときに腰痛になります。なのでゆっくり行うようにします。

自律神経の病状を心身症とも言います。自律神経は自分でコントロールできない神経なので、まずはこの本を読んでいただき誤解を解いてもらうところからはじめてみてはいかがでしょうか?読む薬是非お勧めしたいです。






慢性化する耳鼻科疾患・皮膚炎を治すには

2020-12-15 14:08:30 | 健康
炎症を繰り返すのって栄養が足りないのかなというのが今の私の仮説です。なかなか治らない、治るのに個人差があるっていうのって栄養状態に左右されるのではないかと。

私を例にとると、慢性の外耳道炎もう20年ぐらい良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。最近栄養療法(主に糖質を少なめに、たんぱく質とビタミンB、乳酸菌摂取)をするようになってから落ち着いてきている感じがします。また毎年冬になると手荒れがひどいとか。それも今年いつもの年より良くなっている感じがするのです。夏にはエアコンを入れて寝ると必ず喉が乾燥して、風邪をひく一歩手前か風邪をひく状態になるのですが、今年はエアコンを入れても喉が大して乾燥することもなく過ぎています。喉の粘膜が潤っている感じ。便秘も解消されたせいか顔の吹き出物や口内炎に悩まされることもなくなりました。

薬がなかった時代病気には栄養と休息という古典的な治療法がなされてきました。長生きする人は歳をとっても肉を食べているといいますよね。細胞レベルの健康を考えた時に細胞を作る栄養が足りないと細胞がうまく再生できず、不完全な状態になって外的ストレスに対応できなかったり、悪性の細胞ができやすくなったりするのかなあと。これがいろんな病気の正体なのではいかなと。

さらに付け足すと細胞レベルの健康と考えたとき、血流が良くなる、栄養素や老廃物が運ばれることを促す運動って大事なんだと思います。昔は歩かなければ生きていけなかったので、主な移動手段は徒歩でしたよね。だからあまり運動が必要なかったけど今はウォーキングとかジョギングで補わないといけないぐらい運動不足の状態になっているわけです。

健康って総合的なものだからいろんな視点でみないと、でも栄養状態もある程度良くなったから日本も長寿国になった。でも病気の人、なかなか病気が治らなくて困っている人はこの辺みてみると解決の糸口があるのではないかと思います。

そんなことを思っていたら、慢性炎症は病気の原因だというYouTubeでアップされていました。


万能薬白色ワセリン~魔法の薬~

2020-12-15 13:41:30 | 健康
軟膏というのは本当に便利な薬だなあとつくづく思い、その便利さについて書いてみたいと思います。

実は我が家ではワセリンが魔法の薬と呼ばれています。子供によく使うので。
切り傷、軽い火傷、オムツかぶれ等、なんか痛いと言う原因不明な子供の皮膚のトラブルまで。だいたいワセリンを塗ると治ってしまいます。しかも痛みが取れるから不思議。ひりひり感がなくなります。

皮膚のケアって基本保湿がメインなんです。床ずれやアトピー性皮膚炎もそうです。症状のひどい人は最初ステロイド系の強い薬を使い、だんだん保湿剤のみにしていくのが治療の方向性だとか。乾燥しやすい皮膚の人がアトピーになりやすい。またかすり傷や床ずれも、消毒より保湿という方向に転換しつつありますね。

ワセリンの特殊な使い方として最近知ったのは花粉症のときに鼻の粘膜に綿棒で塗るというもの。ためしてガッテンで放映していました。ある国で花粉症の対策として普通に行われている対症療法だそう。鼻の粘膜に花粉が付着してもワセリンで守られ症状が軽く済むそうです。

昔からガマの油(馬油)と言われ、治療効果の高い軟膏。自然由来のものならなおいいと思います。

これは余談ですが、介護をしている方が、床ずれになりそうな皮膚にリップクリームを塗ったら良くなったというのを聞いたことがあります。撥水効果もあるし、保湿して皮膚が回復しやすくなるからだと思います。何も入っていない軟膏ならなお良いという事ですね。薬が入ってなくてもいいんです。できれば薬って使いたくないものですよね。