ゆっくりのすすめ

発達障害で処理速度めっちゃ遅いことで悩んできました。加速する社会ですがこれからはゆっくりやっていきたいな~。

勉強すること

2020-12-30 11:51:22 | 発達障害
自分の特性なのか、得意なことなのか、気が付いてないことがあって気が付くとすごく嬉しい。私意外に勉強が好きみたいと、気が付きました。

どちらかというと分かりたいという欲求、早く速く知りたいとのがあります。中学校の時から授業で習っても良く分からなくて試験勉強期間中に最初からやり直すくらい勉強して、分かると嬉しいみたいなのがありました。マルチタスク苦手なので黒板をノートするのが苦手だったんで、書いていると先生の言ってることに集中できないことが多かった。だから1週間集中の試験勉強期間、過集中の特性も手伝って試験ではオール4前後ぐらいの成績をとってはとっていました。

私の好きな小沢健二さんが、20年ぐらい外国にいて、ほとんどメディアから消えてしまった時期がありました。何をしていたんですか?との問いに、「もともとインプットが好きで勉強していました」との発言、東大出の人だからなるほどなあと思ったけれど、まさか自分もそうだと思わなかった。勉強はどちらかというとそんなに良くできる方ではなかったからです。授業聞いてるのが得意ではなかったからですね。大学にも行ってないしね。

発達障害あると、考え続ける、脳の中が多動というのがあって、疑問を抱くと考え続けて答えを探し続けるという特性ある人いるんじゃないかと思います。答えになるような情報を見つけるとすごく嬉しい。自分から勉強することはどちらかというと得意だという、強みに気が付きちょっと嬉しい年末です。



スポーツ心理学から学ぶこと

2020-12-28 10:43:38 | 発達障害
NHKの逆転人生を見ての感想です。ラグビー日本代表の立役者スポーツ心理学荒木香織さん。スポーツ心理学は高い目標やプレッシャーの中でより良いパフォーマンスををしていくための健康な人のためのものであると思うのですが、ADHDの私にも使えそうなことがあるなと思ってしまうくらい、とても分かりやすかったです。

心を鍛える10か条

①家族・友人・同僚との友好な関係性を重視する
②自分自身を理解する
③現実的な目標を掲げ、大義を確認する
④成果が良かったことを確認する
⑤グレーゾーンを受け入れる(できる、できないの2つに分けてしまうと、できないときに心が折れてしまう。「今からできるようになるところ」「今はできていないけど、もうすぐ完成するところ」というものをグレーゾーンという捉え方をする。うまくできるプロセスとして捉えることができれば、そんなにへこまない)
⑥大げさに反応することをやめる(ミスした時に落ち込むのではなく、その時にできるのは何か、次に向けてできることが何か淡々と考える時間にすればいい)
⑦とにかく前向きにアクションを起こす
⑧人生を長い目で見る
⑨楽観的に物事をとらえる練習をする
⑩機転を利かせる

ラグビー日本代表の具体的な目標、大義は「新しい歴史を作る」ということとだったとのこと。これで8年前の南アフリカ戦で奇跡の勝利を得た。そこで私の大義は何だろうかと考えました。でもなんとなく頭に浮かんでいたのは「続ける、外れても元に戻って続ける」でした(笑)その先に何かあるのかなあ。「新しい自分の姿」かなあ。気が散りやすいですよね、ADHDがあると続けることが難しいんですけど、ランニングとライティングはなんとか続けていきたいというのがあります!

⑤グレーゾーンを受け入れるって、すごい分かりやすかったですよね。今黒から白に行く途中(過程)だと考えればいいのですね。私もかなり2分割して考えてしまいやすい傾向があるのでとても参考になりました。

⑥大げさに反応することを辞める。これもできたらすごくいいですね。失敗しても次にどうするか考える時間にしたいです。ほんとに。

⑦家族、友人、同僚を大切にする、これもアスリートとして大切な事に入っているのが意外でしたね。

読んでみるとそんなに難しいことは言っていなくて、一般の人もやった方がいいことばかりで意外でした。目標の大なり小なりはあっても人間にとって大事な事ばかりです!


小沢健二「強い気持ち強い愛」@25日ミュージックステーション

2020-12-27 15:04:21 | 日記
2020年12月25日のミュージックステーションでの小沢健二さんのパフォーマンスに驚きを隠せない~! ちょっと紹介しますね。

日本音楽界のレジェンド筒美京平さんへの追悼と2021年へのメッセージということで、二人の共作「強い気持ち強い愛」(95年発売)が演奏されました。作詞が小沢さんで作曲が筒美さんになります。冒頭クリスマス風のコーラスに乗せて、オザケンの朗読、語りから始まります。

「この地上を歩いた者達は、困難を乗り越えてきた。イエス・キリストも、ナイチンゲールも、ここ日本列島の先人達も、疫病を超え、災害を超え、子供を育て、親の面倒をみて、何千年もかけて、今ぼくらがいる、この世界を作ってきた。その何千年の中で、一緒に地上にいる、この瞬間。そして・・・」新曲をワンフレーズ歌い本曲に移り、最後は「困難の2020年から2021年へ 来年こそは~~~!!!!!」と結ぶ(笑)

このメッセージから始めたのでほんと驚いた。そして来年こそは!というメッセージで締めくくっています。来年の彼の公演もどうなるかわかりません!自分の曲を歌うというだけでなく、様々に困難を抱えている人々にエールを送る、今を共有し一緒に乗り越えようとメッセージを伝えたい、小沢さんの愛を感じました。

困難を乗り越える人類というテーマ。クリスマスのなのもあり、イエスキリストを選んだのかなと思うんですが、小沢さんは色々な宗教に抵抗がなくむしろ良いイメージでとらえていて、神秘的という曲にもキリスト教がモチーフになってでてきます。そして、本当に困難の中キリストが十字架にかかって亡くなったことも、その後その御言葉が世界に広がっていったこともしっかり分かったうえでここに選んできたことを感じられます。

ナイチンゲールはコロナ渦ということで選んだのかなと思いますが、ナイチンゲールを選んでくれただけで私にはグッときました。元看護師なのでナイチンゲールには深い尊敬があります。野戦病院での活躍は本当にすごくて、まず汚物でいっぱいのトイレを掃除するところから始まって、環境を清潔にし、医療と栄養を施し、最終的には図書室まで作って、貧困層の兵隊達の自立を促すことまで考えていたという。頭の固い軍人さんとも直談判して野戦病院の改革をやってのけた。国に帰ってきた兵隊達がナイチンゲールをリスペクトして彼女は有名になったのです。コロナで被害にあった人たちが自立するところまで支援しなければ・・・なんて私も思います。

「強い気持ち強い愛」という曲は、聞いているとすごく元気になる曲。
以下歌詞抜粋

強い気持ち強い愛 心をぎゅっと繋ぐ
いくつもの悲しみも 残らずささげ合う 
今のこの気持ち強く強く

長い階段をのぼり生きる日々が続く
大きく深い河君と僕は渡る 涙がこぼれてずっと頬を伝う
冷たく強い風 君と僕は笑う
今のこの気持ちほんとだよね


小沢さん歌詞にはリスナーのためにという愛があります。哲学的なところも好きです。語りが多いところフォークのさだまささしさんとか、中島みゆきさんに似ていて、音楽を音楽だけの芸術範囲にとどめいないところがすごく好きです。










湯シャンをはじめる

2020-12-24 08:53:47 | 発達障害
湯シャンてご存じですか?シャンプー使わずお湯で洗い流すだけの洗髪方法です。以前ネットでみた事があってやったことがあったのだけど、夏だったからか、やはり汚れが落ちていない感じがしてやめてしまいました。しかし、これもまたYouTubeで湯シャンの勧めをしている人がいて、再開することになったのです。

洗顔にも言えることなんですが、潤い成分って自然に肌から出てくるものなんですね。石鹸の洗顔で肌が乾燥してしまうので化粧水を付けたりする。シャンプーの歴史は戦後になってからで、毎日シャンプーしている人の方が地球規模では珍しいという。シャンプーで油性分を落としすぎてしまうから、地肌が乾燥したりフケになったりするのだと。また地肌の良い常在菌も減ってしまう。どうしてもシャンプーを辞められない人は安い化粧水を地肌に塗ると保湿になって良いと言ってました。

慣れないうちは地肌が乾燥に慣れていて、油分を出そうとするようです。だからやりはじめは地肌から多少油が多めに出ているかもしれません。湯シャンを勧めている方も、枕が油の匂いで臭くなるのでシャンプーを辞めたのだと。つまりシャンプーをしていると地肌から油が出やすくなるということ、辞めたら枕が臭くなくなったとのことでした。

昨日早速やってみて、とにかく楽です!これで終わり?みたいな。乾かすのもコンディショナーが塗ってない分速い感じがします。さらに乾いた感じは艶もあってまったく問題がありませんでした。続けてみて良かったらまた報告しますね。

乾かし方も重要らしいです。濡れているうち地肌をゴシゴシしながら根本をちゃんと乾かすとふっくらときめの揃った乾き具合になり艶が出るようです。



一般的な考えと捉える

2020-12-23 16:02:10 | 発達障害
最近YouTubeを見ることが多くなって、当たり前だけど色々な生き方があるんだなとしみじみ感じました。昔からすると自由に考える人が多くなってきているというか。私が若い時に価値観の多様化と言われて、難しい時代になったなと思ったけれど、ひとまわりして生きやすくなってきていると言う感じもしないでもないかな。

学生時代から、こんな考え方しいていて古いとか遅れている!とか怒りを感じることが多くありました。社会人になって雇用側の未熟さとか、やっていることが時代遅れだとか。家の中では夫がテレビに向かって政治家に文句を言う。それを見て「国民も悪いよね!」つい言ってしまいます。選挙に行く、ツイッターをするぐらいでは世の中は変わらないじゃないと(笑)こう書いて自分に笑いが漏れます。

このどうしようもない反抗心?とか、発達障害のこだわりで他の人と違う考え方をする事も多くてそれもストレスになるんです。でも最近YouTubeでいろんな考え方を聞くうちに、「一般的な主流な考え方」っていう存在に気が付いた。夫みたいに普通はテレビを見たりYouTubeを見て政治家の文句を言っているのが一般的なんだと思いました。そうでない生き方の方が少なくて、大変だからやっている人が少ないだけなんだと。それが一般的なんだよね。逆に一生懸命考えてるんだからいいくらいだよね。やり方としては無難なわけです。定型発達の人はそういうの相対的に選択していくことができると聞いたことがあります。発達障害だとつい絶対的な考え方をしてしまうと。

だからと言って自分が間違っているということでもない。それで昨日あることで悩んでいたことが吹っ切れました。一般的という主流の生き方の存在を受け入れ、戦わないのが知恵かなと。そして自分の感覚も大事にして自由に生きようって感じで、少しづつ実現していければいいかな。