小沢健二、「泣いちゃう」について

小沢さんの連続シングルリリース第３弾、「泣いちゃう」が先週発表されました。5月のライブが再延期という事態に、3曲連続リリースを成し遂げられ。。。一曲目は次男さんをテーマにした「ウルトラマン・ゼンブ」、2曲目は長男さんをテーマにした「エル・フエゴ」、3曲目は等身大の小沢さんをテーマにした「泣いちゃう」です。

小沢さん自身問題作と言っているのですが、小沢さんに珍しくかなりストレートな内容、コロナ禍のもがきを歌にしていて、フォークロックと言う感じです。ファンとしては最初びっくり、次に涙、そして共感、さらにこれは小沢さんにしかできない。。と尊敬。大好きです♡

前回私が書いたブログとは真反対の詩ですが、決して対立するものではないと思い、大人だからコロナも乗り越えなくてはいけないと言い聞かせていた自分に気が付かせてくれました。

振り返れば、3曲とも私たちを励まそうと、愛を注いてくれていることが分かりまた涙。また一緒に歌える日が来ると信じて待ちます。小沢さんが活動を休止してから20年以上待っていたので2年くらいは大丈夫と思いつつ、やっぱりこんなときに限って、コロナなんて！小沢さんもどれだけ無念か、と思っていた。こういうことを口に出さない日本人の不健康さ改めて感じました。なぜか元気が出る曲、息子さんとのコラボ映像、フォントアートもあり素敵です。

小沢健二『泣いちゃう』Official MV Ozawa Kenji “Makes Me Cry”

小沢健二新曲 「エル・フエゴ」全貌が明らかに

やっと今週新曲の全貌が分かりました。4/21に配信ミニライブがあり、チェロ奏者の方と二人で演奏。歌詞の意味が深くて、人類における憎しみがテーマなのかな？一度聞いただけではなかなか内容が掴めず。クラシックのトゥーラランドットみたいな内容がオザケンバラードになった感じです。理科室にあるアルコールバーナーや人骨の標本が歌詞にでてきたりして、なかなか奇抜だけど、お子さんの視点から描いた歌詞みたいです。

そこで困ったことに、配信で曲を買いたいんですが、どこで売ってるのか分からず大変です。おばさんなんだなあとしみじみ。CDで発売して欲しいな。車で聞けないし。ジャケットも見たい。すごくいい音で聞けるバージョンもあるみたい。

早く聞きたいけど、まあ焦らず行きます。そこでカバーしている方の動画で素晴らしいのがあったのでアップしますね。オザケンとはまた違う良さがあり感動しました。

エル・フエゴ（ザ・炎）/ 小沢健二 【珈琲いかがでしょう主題歌】cover by たのうた

春に聞きたい聖子さんの曲

私は兄の影響で小学4年生の時聖子さんが好きになり、もう40年来のファンです。曲は80年代前半の曲が好き。春に聞きたい聖子さんの曲をベスト３をあげたいと思います。

3位黄色いカーディガン（アルバムCadyに収録）

これは細野さんの作曲にと松本さんの作詞でゴールデンコンビです。元はっぴーえんどという伝説のバンドのメンバーのお二人、他にもたくさん聖子さんに曲を書いています。歌詞にもハッピーエンドと入るくらい、幸せいっぱいの楽しい曲です。私的には「れんげの花咲き乱れる野原を横切り・・・」という歌い出しが春を歌っていてすごく好き♪細野さんはベーシストなので繰り返し聞くとこのリズムにやみつきになります。

2位ロックンルージュ

これは松本さんの作詞で作曲と編曲が松任谷夫妻です。ホーンセクションがユーミンぽくかっこいい、かつ聖子さんの曲なので可愛くて春らしい。歌詞はスポーツカーでデートに誘うというパターンな感じですが、不器用でかっこつけな男性が女性に告白するというシーン。男性が少しずっこけていて親しみを持てるキャラクターなところが面白いです。春爛漫な感じが素晴らしい。

１位赤いスイートピー

このイントロがユーミンらしいピアノソロで始まる。簡単だから何度もピアノで真似しました。春色の汽車ってどんな汽車？春色の汽車という表現、松本隆に脱帽です。なかなか距離を縮められない二人の情景が目に浮かびますね。「あなたについていきたい」なんて、結構重い歌詞を軽やかに歌っているところが◎です。演歌ならこぶしを鳴らして強調するシーンでしょう。2人の関係がはっきりしないのに何故か幸せがまわりいっぱいに広がってゆくところがこの歌の魅力です！

小沢健二シングル、ドラマ「コーヒーいかがでしょう」主題歌♪

オザケン今年のシングル第二弾はドラマの主題歌です！

タイトルは「エル・フエゴ」　ザ・炎（ほのお）という意味だそう。しかもこれドラマで少しづつ曲の全貌が分かるようになる設定。第一話で最初のイントロとワンフレーズで終わってしまい。。なんだか「え？これだけ」てな感じです。

今ドラマは録画で見られており、主題歌はスキップされるそうで。スキップされないように工夫しているとのこと。考えることが面白いなあ。

とりあえずドラマ見てみました。一話で二人のOLがでてきて、それぞれの人生の交差点に移動コーヒーショップが登場するという感じです。コーヒーを飲む時みたいなほっこりしたお話で好感が持てました。次回は濃い危ないキャラの登場人物が出てくるみたいでまた違う感じになりそう。主役はコーヒーショップの店主中村倫也さんが演じます。

最初のオープニング何度も聞きなおしているうち、全貌が明らかになるのがすごーく楽しみになってきた。これはしてやられたなあ♪おーおおーおっおおー炎♪

小沢健二シングルリリース、「ウルトラマンゼンブ」速報

昨日ミニ配信ライブありました！新曲の披露と解説付き。さらにこれからYouTubeで動画配信するのでチャンネル登録をお願いしますとのことです！

ミニライブはこじんまりとギター１本で歌ってくれて、いつもの朗読のようなスタイル。ウルトラマン全部というのは様々なウルトラマンが過去もっていた技を全部兼ね備えた最強のウルトラマンという次男くんが考えたもの。それを譬えて歌うのは、オザケンが過去積み上げてきた自分のすべてを賭けて送る技（ビーム）、私たちに投げたへの愛のようです。オザケン届いたよー！

グラフィックデザインで作った文字たくさん入りの動画も創造的で、私的には画期的だ！！というアート感でした。言葉を大切にするオザケンらしさが伝わってきます。これからは動画の時代なのか・・・来月はこの曲をカバーしてもらう企画をするそう。その後新たにシングルリリース予定。今後も見逃せません！！

小沢健二 Ozawa Kenji ウルトラマン・ゼンブ Ultraman Zenbu

小沢健二初監督の映像作品。公募から選ばれた一流グラフィックデザイナー11人からなる“Ozawa Kenji Graphic Band”を率いてクリエイトされた、新しい映像表現。 “Ultraman Zenbu” Music, Lyrics, Electric Guitar, Drum Machines, All Vocals: Ozawa Kenji Bass Synth & Pad Synth: Konno Sae Hand Clap: Ri-Ri- & Amanyan Vocal Arrangement: Konno Sae & Ozawa Kenji 「次男4歳が、史上最強のヒーローを考えたと言う。歴代ウルトラマンすべての特徴を兼ね備えた、その名はウルトラマン・ゼンブ」という昨年の実話ツイートをもとに作った曲です。 ビデオは僕が時々SNS用につくるGIFの手法を発展させ、アニメーションでもコマ撮りでもパラパラ漫画でもない、「動くグラフィックデザイン」の映像作品、という発想をしました。公募に手を挙げてくれて、僕の無謀な発想に乗ってくれた、11人のグラフィックデザイナーたち（Ozawa Kenji Graphic Band）と毎日24時間作る、夢のような時間でした。 そしてデザイナー公募に挙手してくださった300人近いグラフィックデザイナー、アーティストたち（！）に、本当に感謝しています。 そういうすべてが、僕の今の「ゼンブ」です。この地点から放つ、必殺光線です。

小沢健二 Ozawa Kenji ウルトラマン・ゼンブ Ultraman Zenbu