笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

今年の抱負。

2011-01-04 17:07:43 | 日常の暮らし
新年あけましておめでとうございます。

2011年の抱負。

「自分と考えの違う人、価値観の違う人と
触れ合うこと。話を聞くこと。」

新渡戸塾で良く出てきた"多様性"という言葉。
年末年始のテレビの特番や新聞記事にも、
"多様性"という言葉が、これからの日本に
必要なものとして、頻繁に登場していた。
(意識しているからそう感じただけかな?)

自分の中の考え方、価値観、ネットワーク。
色んな意味での多様性を、取り入れていきたい。

"人の話を聞く"は、去年もテーマだったんけど、
あまりできなかったので、今年もテーマに。

「育児と仕事の両立。」

自分の中での一番のテーマだけど、
普通に、育児と仕事を両立できるような、
社会を作ることに貢献していきたい。

みんなが、仕事とプライベートを両立していけば、
安易な言い方かもしれないが、
社会全体のストレス、ひずみが解消されていくと思う。
働く女性も、仕事と出産という二者択一に迫られることなく、
子どもを産み、育てていくことができる。
全ての原点は、この、
"ワークライフバランス"にあると感じている。


息子は来月3歳になる。
たどたどしいけど、会話もできるようになった。
だんだんと、自我がはっきりしてきて、
日々の成長に驚かされる日々。
色んなことに触れながら、成長していってほしい。

母親になって、もうすぐ3年目。
息子に尊敬されるような母になりたいと思います。

Live your life, enjoy it.

2010-12-09 21:41:18 | 日常の暮らし
最近、思うようにならないことが続いて、
うじうじとしていた自分。

そんな私に、ハノイの友人がかけてくれた言葉。

Stop being worried.
Live your life, enjoy it.

ほんとだ。
これが私の人生なんだから、楽しまないと。

たまーにしか連絡を取らなくなっちゃったけど、
こうやって、素敵なメッセージを発してくれる。
かんしゃかんしゃ。

ちょっと斜に構えてて、いつも冗談ばかり言ってるけど、
自分の考え、スタンスがすごいしっかりしてる。
ほんと、尊敬できる友人です。
ありがとう。

消防訓練ぱらぱらマンガ。

2010-12-05 22:29:18 | 楽しい子育て
地元での消防訓練での写真。

テレビにでてくるポンプ車だ~。



あれ?あ!あ!



お母さん、消防車に人が乗ってるよ!!!


ぱらぱらマンガみたいな写真が撮れました。

多様性。

2010-12-03 23:11:18 | こくさい
新渡戸塾で、これからの日本に必要なこと、
求められる人材、という議論になると、
必ずキーワードとして出てくるのが、
多様性。Diversity。という言葉。

先日も書いたように、
日本の社会は、
家庭では、親の価値観と考え方が唯一のものとなり、
学校教育の現場では、一つの答えだけが教えられ、
友達と違うことをすることが否定される。
そして、会社も、個性の強い人材よりも、
当たり障りのない人材を好む。
あらゆるところで、多様性が許容されない
世の中になっているのだ。

多様性。
それは、外国人が増えることでもあり、
社会の中に女性が増えることでもある。
個性の異なる人が増えること。
そして、何よりも、人と違う、
ということが評価されること。


自分は、小さいころから、どちらかというと、
"ユニーク"といわれることが多かった。
でも、これがすごく嫌だった。
今でも、変わっている、と言われるよりも、
普通であることがいい事と、
根本的には思っていると思う。


新渡戸塾のテーマ。
"国際社会で日本が果たすべき役割とは何か"
そのために、自分が何ができるのか、
半年間で考えるはずだった。

でも、その中で改めて見えてきたのは、
自分の中にある日本人的な考え方。
外に出ない傾向。保守的。安定志向。
同質な人を求めること。。。
そして、自分の考え方を変えることの難しさ。

自分の足元の考えとのギャップを
どうすればいいのか。

一方で、海外の仕事をしていて、"国際化"ということに
触れる機会の多い私でさえも、そう感じてしまうのだから、
日本人の考え方が、多様性を許容できるようになるのは、
とても大変なことだろうな。。とも感じている。

新渡戸もあと2回。
何を学んだのか、自分ができることは何か。
考えなくては。

子どもと議論をする。

2010-11-30 21:38:10 | 楽しい子育て
先日、新渡戸塾の中で、フランスに20年近く住んでいる
日本人女性の方からのコメントで、興味深いものがあった。

日本に帰ると、フランスとの子育ての違いに
驚くのだという。

フランスは、2歳3歳の子どもが相手でも、
親はちゃんと議論をする。
子どもの意見を聞き、自分の意見を伝える。
この過程によって、子どもは意見が違う人がいること、
小さな家庭という中でさえも、意見が異なることがある、
ということを学んでいくことができる。

一方で、日本は、親は自分の意見を
子どもに押し付けているように見える。
子どもの考えを聞かず、一方的に、
しかる傾向が強い。
親の価値観、考え方だけに触れて育つことで、
異なる意見を受け入れられなくなる。

というコメントだった。

ふーむ。身にしみる言葉だった。
子どもと議論をする。っていう言葉自体が
新鮮だったし、子どもの意見を尊重することは、
とても大切だと思う。

自分も、知らず知らずのうちに、自分の価値観、
考え方を、息子に押し付けているのかもしれない、
ちゃんとしつけなくちゃ、と思いながら、
頭ごなしに叱っていないか。
甘やかしてはいけないと思うけど、
ちゃんと、彼の意見を聞いて、頭ごなしに
否定するのではなく、きちんと議論する
習慣をつけていかないと。と思った。
むずかしい。。。

写真は、動物園でアイスにかぶりつく図。
"おやつの食べ過ぎはダメ"、と、
すぐに言ってしまうけど、
お出かけした時や、特別な日は、
"おやつをたくさん食べたい"
という意見を尊重すべき時もあるのかな。。。

運動会

2010-11-02 22:55:41 | 楽しい子育て
先月、保育園の運動会があった。

近所の小学校を借りての本格的な(?)運動会。

去年までの保育園では運動会はなかったので、
4月から楽しみにしていたのに、
なんともタイミングの悪いことに、
新渡戸塾の京都スタディツアーとバッティング。
泣く泣く運動会は旦那に任せて、
私は、後日、ビデオで楽しむことに。

当日は、残念ながら雨だったので、
急きょ小学校の体育館での開催となった。

息子の出番は、全クラス合同のダンスと、
クラスの出し物。

まずは、全クラス合同ダンス。
まわりのみんなが、しゃがんだり、
飛んだり跳ねたり、回ったりしている間、
ずーーーーっと、直立不動だった息子。。
そこまで、動かないでいる方が難しいんじゃ
ないかと思ってしまうくらい。


写真の中央で棒立ちしているのが息子。
左側には、同じく突っ立っている男の子。
同じような子が何人かいたみたい。

そしてクラスのお遊戯「お化けなんてないさ」

お化けのお面をかぶって、お化けに扮して、
滑り台すべったり、平均台渡ったり、
こちらは、みんなにくっついて、ちゃんと
こなしていた模様。

最後は、親子競技。
先生と親が棒を持って、それにぶら下がって
向こうの台まで進むというもの。

最初の写真は、順番待ちの写真。
余裕のピースの息子。お父さんと一緒に
ちゃんと棒にぶら下がってました。

当日は、私の代わりに、実家の母と、
上京していた祖母が参加してくれた。
でもやっぱり、私がいなかったのは寂しかったみたい。
運動会の話をするたびに、
「ママ、いなかった」と言われてしまう。。。

来年こそは!

嵐の1ヶ月。

2010-10-30 23:43:59 | イベント
あらしの1ヶ月が、やっと終わりました。

国際会議の事務局を担当。
準備は、ほんとうに大変だったけど、
当日は270名を越える人が来てくださり、
予定されていた全てのプログラムを終え、
恐れていた時間のずれこみもほとんどなく、
NHKの夜のニュースにも取り上げられ、
関係者の方々には感謝の言葉をもらい、
盛況に終えることができた。
よかったよかった。

プレゼンのファイルが、パソコンに入ってなくて、
冷汗かきながらあわてて取りに行ったり、
お偉いさんの到着が出番に間に合わない恐れが出て、
駐車場と会場を往復したり(結局間に合ったんだけど)、
ベジタリアン弁当を手配し忘れていたり、
配布資料が足りなくなってしまったり、とか、
小さなトラブルは色々あったけど、
大きな問題はなく終わらすことができた。

あまりにも、バタバタしていて、
これまでやりとりしてきた発表者の方々に
きちんと挨拶できなかったのが、心残りだけど、
全てがいい経験になった。かな。

と。会議自体は成功だったのだけど、
色んなつけが、家族にまわってきてしまった。

会議期間中は、朝早くからの準備対応のため、
前日から現地のホテル入り。
3泊4日の出張となり、初めて、息子と
長期間離れることに。

直前1カ月の忙しさの中で、不安にさせていたこともあり、
4日間の不在は、思った以上に負担になってしまったみたい。

私がいない間は、ママ、と泣くことはなかったけど、
3日ぶりに帰宅した日は、泣きながら、出迎えてくれた。
そして、戻ってきてからというものの、すっかり
甘えん坊のママっ子になってしまった。

自分が思っている以上に、子どもにとって、
母親は大切なんだな、、と改めて感じたのでした。

写真は、会議の様子。挨拶をしているのは、
横浜市の市長さん。開会、レセプション、閉会と
3回も会場に足を運んでくださいまいた。

Book Smart と Street Smart。

2010-09-18 22:37:34 | こくさい
Book SmartとStreet Smartという言葉
ご存知ですか?

先日の新渡戸の講義で出てきたキーワード。

Book Smart:知識を持っている人。テストで点数が高い人。
Street Smart:社会でうまくやっていく力。対人能力、判断力、柔軟性。

この日のテーマは、
"グローバル社会で求められる人材"。

多様性。異文化力。強い個人。英語力。教養。
そして、このStreet Smartが求められている。

ところが、日本では、小学校、中学、高校、大学まで、
一貫してBook Smartであることを求められ、
Street Smartな能力が育つ環境がない。

それが、社会にでると、一転して、
Street Smartであることを求められるようになる。

このStreet Smartさを身に付けるには、
どうすればいいのか。

社会に出る直前の教育組織である大学が、
もっとStreet Smartを育てる仕組みを
取り入れなくてはいけない。

多様性を育む事もその一つ。

興味深かったのは、講師の方の大学では、
今後、女子学生を増やすことを目指し、
その目標値を定めているとか。
試験を作用する、ということではなく、
女性の受験者数を増やす努力をする
ということらしい。
留学生を増やすことも、その取り組みの一つ。

企業の人材育成にも課題は大きい。
会社仕様に、一様な人材育成をするのではなく、
より多様性を育む体制が求められている。

一方で、Book Smartなことも、もちろん重要。
イギリスでは、むしろ、対人能力ばかりが
優れていて、口ばっかりで中身の伴っていない
人が多いことが問題視されているとか。

Street Smart。
自分を考えてみると、身についているかどうか。
対人能力はそれなりに身についていると思うが、
自分と違う意見を受け入れる柔軟性、
仕事における判断力、自信を持って言えるものは
あまりないかもしれない。

Book Smartも。
教養という意味での知識は、悲しいことに
乏しい。。。。歴史・地理・文化。
特に、アジアの国の歴史や文化を
もっと知らなくては。

Book SmartとStreet Smart。
バランス良く身につけた人をめざそう。

お母さん株、大暴落。

2010-09-12 22:54:21 | 楽しい子育て
ここのところ、週末、新渡戸やら仕事にでかけて、
土曜日ほぼ終日、家にいないことが多かった。

自分がいない間は、旦那が子どもの相手を
してくれていて、昼間のお相手、夜ご飯、
お風呂、そして、寝かしつけまで
お願いしている。

そのせいもあってか、ここのところ、
我が家のお母さん株は暴落傾向にある。

ずっと、ママっ子だった息子が、
すっかり、パパっ子に変わってきてしまった。

以前は、泣いたら私じゃなくちゃだめだったのに、
私が怒って泣いても、私に泣きついてきたのに、
私がいなくなると、悲しくて泣いていたのに、
今では、泣いているときも、お父さんで大丈夫だし、
私がいなくなっても、泣かなくなってしまった。。

平日は、保育園に預けているから、
子どもとまともに遊べる時間は週末だけ。
その週末の半分以上を、お父さんと
すごしていたから、圧倒的に
お父さんと一緒の時間が増えてしまった。

もともと、私よりも旦那の方が、
子どもと遊ぶのが上手。
私は、ついつい、適当にしてしまうんだけど、
旦那は、まともに、ちゃんと相手をしてあげている。
アクロバティックな遊びも、ちゃんとしている。

そのうえ、私の方が、トイレやら、
食べ物やら、寝る時間にうるさいから、
子どもにしたら、楽しく遊んでくれて、
うるさく言わないお父さんがいい!
という感じだ。

それでも、これまでは、遊ぶのはお父さん。
甘えたいときはお母さん、だったんだけどな。

この状況は、ちょっとさびしいので、
お母さん株を持ち直すために、
ポイントアップキャンペーンを開催中。

適当返事をしないように。
ちゃんと、まじめに遊ぶようにしよう。
トイレや寝る時間とか、言わないわけにいかないけど、
あまり、しつこくならないようにしよう。
無理強いはよくないしね。

でも、やっぱり、旦那の方が遊び方は上手だし、
一度暴落した株を持ち直すには、時間が
かかりそうだ。

さらに、今月から来月にかけて、家を空ける
予定がたくさん入ってしまっているから、
さらに、株が下落する恐れが。。。

個人主義と集団主義

2010-09-03 22:26:05 | こくさい
先日のつづき。

みなさんは、牛を、にわとりか草、どちらに
動かしましたか?

にわとりを選んだ人は、
牛とにわとりは同じ動物、つまり、
個々のCategoryを重視している考え方。

草を選んだ人は、
牛と草の関連性が深い、つまり、
相手との関係を重視している考え方。

東洋では、約90%が草を選び、
西洋では、約90%はにわとりを選ぶらしい。

私は草を選んだ。
新渡戸の塾生も、90%が草を選んだ。
そして、会社でちょっと試したところ、
100%草を選んでくれた。

この違いの背後にあるのは。
西洋のIndividualism 個人主義と
東洋のCollectivism 集団主義の違い。

個人主義は、個々人が自分自身に
責任を負うのに対して、
集団主義では、全員が組織・コミュニティに対して
責任を負うことになる。

集団主義が根付いた社会では、
会社とか自分の所属する組織に対する
帰属意識とか責任が重要になるから、
組織を離れる、ということに対して抵抗が強い。

一方、個人主義の社会では、
自分自身に対する責任が重要になるから、
組織を離れることに抵抗が薄い。

なるほどなぁ。。。
会社を辞めていってしまう人、
部活をやめていってしまった人に
対して感じていた、"裏切られた"という
感情は、こういうところからきてたんだろうな。
個人主義的考え方では、裏切られたのではなく、
やりたいことが変わったんだから、組織を
離れるのは当然。となるんだろう。
自分は、集団主義の考え方を強く持っていると
改めて感じてしまった。

こういった社会に根付いた価値観・主義、
すなわちDeep Cultureと呼ばれるものは、
なかなか変えられるものではない。
そして、異なる価値観を持った人の考え方を
理解することはとても難しい。
国際社会で生きていくためには、
この違いを理解しなくてはいけない。

という講義でした。