笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

イベント化するしきたり。

2008-05-02 17:00:29 | 楽しい子育て
こどもの日がやってくる。
端午の節句。
男の子のいる家では、無事の成長を願い、
五月人形を飾る。

初節句となる我が家にも、遅ればせながら、
兜飾りがやってきた。
狭い家で飾る場所もないし、買わずにすまそうかな、
なんて思ったりしていたこともあり、すっかり遅く
なってしまいました。

五月人形について、売り場のおばさんの話から、
色々知ることができた。

・兜には江戸兜と京兜があり、京兜の方がきらびやか。
(ちなみに、我が家はシンプルな江戸兜)
・名将兜では、天寿を全うした伊達政宗が人気。
・五月人形は、お彼岸が終わり、先祖様が帰ったら飾る。
・男の子はお嫁に行かないから、節句が終わって
すぐにしまう必要はなく、5月中旬ぐらいまで飾る。
・兜や人形の「内飾り」は健やかな成長を、
こいのぼりの「外飾り」は立身出世を願うもの。
・五月人形は一人一体が基本。譲ってもらうと、
譲った人は裸になってしまうから。

こういった昔からの風習について、
子供が出来てから知ったことが多い。
妊娠5ヶ月目の戌の日の安産のお参り。
生後7日目、お七夜の命名。
生後1ヶ月のお宮参り。
生後100日~120日のお食い初め
(うちはこれから)
。。。

自分が子供の頃、親がやってくれていたのだろうけど、
覚えていなかったし、子供がいなかったら、
知らずに過ごしていたのだろうなあ。

普段の生活からは、昔からのしきたりなんて、すっかり
なくなってしまっているのに、こういうイベントだけが
取り立てて残っているのは、ちょっと奇異に思う。

といいながらも、今のところ、
着々とイベントをこなしている我が家。
イベントとしてだけではなく、
その中に込められた意味合いも理解していきたい。