笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

映像技術の進歩。

2008-09-01 10:26:27 | イベント
オリンピックが終わって1週間。
ちょっと遅すぎるけど、もう少し、
オリンピックネタを続けます。

オリンピックで感心したことの一つに、
デジタル放送やハイビジョンカメラといった、
映像技術の進歩があった。
特に心に残ったものをいくつか。

水泳中継では、どのコースに誰がいるのか、
コース上に表示される。
レースが始まると、世界記録のラインが
選手と一緒に泳いでいく。
そして、ゴールと同時に順位がコースに
表示される。

あの世界記録のライン。
世界記録を出したときの選手のスピードで
動いているのかな。
それとも、
世界記録の時間を平均化したスピードで
動いているのかな。
あるいは、
ラップ記録は世界記録で、
その間は平均化したスピードとか?
「100mは、世界記録を上回るペースです」
とか言ってるから、三番目かな。

陸上競技もすごかった。
トラック競技の写真判定の映像。
背景が真っ白になり、選手と
ゴールの瞬間の胸の位置を示す
線だけが表示される。
スタジアムに設置されたクレーンカメラ。
ぐーんと選手に寄ったり、すーっと引いて、
フィールドを広く写したりと、
迫力のある映像が見られた。

シンクロのカメラワークにも感心。
天井にカメラが設置されていて、
真上からの映像も中継されていた。
明らかにそのカメラを意識した
演技も見られたのだけど、審判は、
中継の映像も見ているのだろうか。
それとも、生で見えるものだけで
採点するのかな。
もし、映像を見ているとなると、
どのカメラの映像を流すかが、
得点に影響してしまうのではないか。
もしや、どの映像を流すかも、
選手側が指定できるとか???

そして、やたらと多様されていたのが、
超スロー映像。
シンクロや飛び込み、体操、などなど、
普通の映像じゃ見られない瞬間が見られ、
面白かった。
でも、マラソンの中継にまで、
超スロー映像が使うことはないような。。。

映像技術が進歩することで、
より明確な公平な判定が出来るように
なっているのだろう。

逆に、動きの正確さや細かなところばかりが、
評価されるようになってしまうと、
勢い、迫力、流れといった部分は、
軽視されてしまわないか。
曖昧な部分だけど、スポーツの
醍醐味の一つだと思う。

だから、体操やシンクロと言った
得点スポーツは、映像ではなく、
生で見える姿だけで採点しても
いいんじゃないかな、と
思ったのでした。
実際は、どうやって採点しているのでしょう。