笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

平日にデートのできる社会。

2011-01-21 22:10:25 | 日本の社会
1年ほど前、当時財務大臣だった菅さんが
掲げたキャッチフレーズ。

中央省庁の働き方が、ゆがんだ社会を生み出している
と日々思っている私としては、
この菅さんのキャッチフレーズは、
たとえそれが、言葉だけにすぎなくても、
その姿勢が大切!と、とても感じたのを覚えている。

ところが、新年早々。
今の財務大臣はこういったらしい。
「デートのできる財務省は置いておいて、
とことん日本再生のために働いてほしい」
記事はこちら)

そんなこと言わなくたって、仕事を頑張るのは当然。
とことん頑張ってほしいって、一体どういうこと?
平日は、プライベートの時間を取らずに働けってことか?
時代錯誤も甚だしい。
こんなことを平気で言う人が、まだまだいるから、
日本の社会は良くならないのだ。
少子化はいつまでも解決しないのだ!

と、そんな怒りを感じた数日後、
今度は、こんな記事を見つけた。

「結婚記念日は休んで」

昨年、残業時間が中央省庁で最も長く、
有休取得率も低かった厚労省のトップの挨拶。
「仕事はしっかり、休むときは休んで。」
として、有給休暇の取得を促進するとのこと。
記事はこちら)

すばらしい!
実態がどれだけ伴っているのかは別として、
この姿勢が大切だと思う。
こういうトップの姿勢が、組織の常識として、
基本認識として、全ての前提として、
ワークライフバランスが浸透することにつながるから。
ぜひ、口だけではなく、実現していってほしい。

組織の上に立つ人間は、一企業、
一組織の利益や効率だけを考えるのではなく、
日本の社会を担うという自負をもって、
日本の社会の今後を考えた発言と行動を
してほしいものです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿