笑顔のMOTO

日々の生活で感じた色んなことを、綴っていきます。

漢字が分からなかったら。。

2007-04-07 16:08:37 | 北京小話
当然のことながら、中国は漢字だらけ。

漢字が、ちょっと、いや、かなり苦手な私としては、
ひらがなやカタカナに逃げることが出来ないとなると、
文章を書いていて漢字が思いつかなかった時、どうするんだろう。。
と、素朴に疑問に思ってしまったのですが、
中国の人は、そんなことはありえないのでしょうか。

写真は、北京のまち中にいた漢字を練習する人。
大きな筆で、コンクリートの地面にひたすら漢字を書いていた。
水だけで書いているらしく、ちょっと前に書いた字は
消えかけていた。
お金を取るわけでもなく、漢字を書いた紙を売っている
わけでもない。単に練習しているだけだったのかな?

天の声が聞こえる?

2007-03-31 22:16:20 | 北京小話
北京の市内、天壇公園にある園丘。
1420年に作られた公園。
この丘は、明・清の時代に、皇帝が神に直接祈る場所だったようだ。

写真の真ん中に見える丸い石が、神に祈る場所。

この石から等距離になるように石柱が配置されており、
この上で小さな声で話すと、廻りの石柱に反響して、
自分の声がはっきりと聞こえるようになるらしい。
そこから、天の声が聞こえる場所、ということになったようだ。

次から次へと、訪問客がこの石の上に乗り、声が
実際反響するのか試していた。
観光シーズンだと、混みあっていて、
この石に乗るのさえも難しくなるらしい。
私も、声は出してはみなかったのだが、
上に乗って天を見上げて、ちょっとお祈りをした。

そして、私の後に、石に乗った子供も、同じように
天を見上げていた。

この子達は、何を天に祈ったのでしょう。。

水煮魚??

2007-03-29 12:52:22 | 北京小話
近所の桜が満開に近くなっています。
一年で、一番わくわくする時期だ。

さて。北京にいながら、四川料理を楽しむ機会があった。

さすが中国。
本場ではないものの、唐辛子や山椒、その他香辛料が
いっぱい効いていて、激辛で美味しかった。

もちろん、定番の麻婆豆腐も頼んだのだが、
ちょっと冒険して注文した料理を紹介。

"水煮魚"

名前から決して想像できない代物が運ばれてきた。
(ガイドブックの写真を見て、知ってて注文したのですが)
四川料理の人気料理の一つらしい。

魚?どこ?という感じだが、
食べる前に、ウェイトレスが、唐辛子を取り除いてくれ、
白身の魚が、姿を現した。

これでも「辛さは控えめに」と注文したのだ。
通じてなかったのか、これでも控えめなのか。。

味は、見たままに、激辛。
他の料理で、すでに、口の中は麻痺状態だったけど、
ちょこっと食べて、ギブアップしてしまった。

北京在住の方の話では、このラー油と唐辛子一杯の
煮汁は再利用されるのだとか。

うっ。。と思ったが、この大量のラー油と唐辛子が
そのまま捨てられると思うと、すごい環境に悪いだろうから、
再利用する方がいいとも思った。
むしろ、煮汁から、魚を出してお皿に盛れば、
おでん鍋みたいに、煮汁は繰り返し使えるじゃない。

四川料理屋さん、このアイディアはどうでしょう?
でも、この唐辛子一杯に盛り付けることに
意味があるのかな。

本家本元。

2007-03-25 13:06:26 | 北京小話
最近、ハノイ以外のネタばかり書いているので、
タイトルと背景を変えました。
いいタイトルが思いついたら、また変えます。

さて。引き続き北京。

北京でもやっぱりありました。
中国将棋に興じるおじ様がた。

こちらが、本家本元。
将棋の見た目も、まわりからおじ様が見ているところも、
ハノイの中国将棋とそっくり。
ルールも同じなのかしら。

健身園で健康促進。

2007-03-24 13:19:36 | 北京小話
北京からは、とっくに引き上げているのですが、
しばらく北京ネタを続けます。

北京の街角には、運動器具が並んだ公園がある。
その名も健身園(中国漢字だと、くにがまえに"元")
市民の健康促進のために、政府が導入したものらしい。

写真は、ホテルの裏通りにあったもの。
早起きして写真を撮りに行ってきた。

公園、というよりは、歩道に並べられている、といった感じ。
子供ではなく、おじ様おば様たちが楽しむもののようだ。
朝方は、もっとにぎわっているのかと思ったら、時間も遅かったせいか、
それほど混み合っていなかった。

腹筋。足けり。足踏み。自転車こぎ。腰回し。うで回し。腕上げ。。。
いろんな種類がある。
いいなあ。楽しそう。日本にも導入してくれないかな。
子供が遊ばなくなった児童公園の、新たな活用方法。

下の写真。実は、昔、日本のクイズ番組で見たことがあった。
「これは、何をするためのものでしょうか。」

正解は、、
背中のつぼ押し。

朝からおじ様が、気持ちよさそうにつぼを押していました。

そういえば、今回、残念ながら、太極拳を楽しむ人々を
発見することが出来なかった。
もっと朝早く探検すればよかったのかな。

北京へようこそ。

2007-03-20 02:53:44 | 北京小話
先週末より北京に滞在中。
中国初上陸!!ということもあり、いろんな"驚き"を見つけている。

まずは、北京空港。

「ニィハオ!」

入国審査官の兄ちゃんが、フレンドリーに挨拶してくれた。
不自然なくらいの笑顔に不意をつかれて、びっくり。
「入国審査の人が笑顔で挨拶するなんて、中国っぽくないなあ。」

と思ったら、目の前に、小さなボードを発見。

「私の仕事に満足したかどうか、教えてください」
といった質問が、英語で書かれており、その下には、
「Greatly Satisfied (^o^) 」
「Satisfied (^-^) 」
「Unsatisfied (-_-) 」
「Totally unsatisfied (*_*) 」
と、4つのボタン(顔付)が並んでいた。

なるほど。兄ちゃんの笑顔はこれのせいか。。。
入国審査が終わるころ、ボードの4つのボタンが光り、
利用者がボタンを押すようになっていた。
もちろん、「Greatly Satisfied」。笑顔の威力は大きい。

このシステムは、北京駐在の方も知らなかったので、
最近導入されたものみたい。
北京オリンピックに向けたサービス向上に向けた
取り組みだろう。

もう一つ、驚いたのが、荷物受け取りだ。
ターンテーブルの荷物が送られてくる出口に、係りの人が控え、
荷物が取りやすいように、取っ手が上になるように
一つ一つ置き直してくれているのだ。
(写真は、その様子。
スーツケースが、取っ手を上にして、きれいに並んでいるのが、
分かりますでしょうか)

重いスーツケースがひっくり返って出てきたりすると、
ターンボードから引き上げるのに、苦労することがある。
それが、取っ手が上にあれば、すごい取りやすい。
すばらしいサービスだと、感心してしまった。

これも、オリンピック効果かな。