帰宅しました。今回の旅を総括するなら、僥倖の一言に尽きるのではないでしょうか。大型連休の直前まで日帰り圏内で足踏みしていた桜前線が、汗ばむ陽気で一気に北上したかと思う間もなく雨風に散り、そこから一週間で稚内にまで到達したときには、今年の花見もこれで終わりとばかり思ったものです。それでも今回の旅を決行したのは、道北でさえ桜が散り出しては他に行き場もなく、函館の宿を取ってしまったから行くかといった程度の考えからでした。函館なら花見ができずともそれなりに楽しめ、ついでに八重桜か枝垂桜が見られればそれで十分という想定です。ところが、いざ蓋を開ければ散り際とはいえかなりの数の桜が残って、二日目にいたっては日本晴れの空の下で華麗な花吹雪を存分に鑑賞できたのですから、僥倖という以外に言葉が見つかりません。
桜を追って北海道に渡り、これほど見事な桜を眺めて締めくくれるなら、まさに有終の美というにふさわしく、花見の旅をここで完結させようという気がしないでもないのは事実です。しかし、もちろんこの自分が余力を残して切り上げるなどということがあるはずもなく、道東で花見ができるならもう一度北海道へ飛ぶことになると思います。この週末に苫小牧でも桜が咲いて、蕾のままで残るのはとうとう釧路と根室の二ヶ所のみになりました。トリを飾る釧路の開花予想は24日で、今のところ連休前から一日たりとも変わりません。もしこれが事実なら、中一週おいて再来週が今年最後の花見となります。しかし、釧路と根室だけが他の土地より二週遅れになるとも思えず、来週末に繰り上がる可能性も少なからずあるのではないかと予想します。航空券を手配するなら、事前購入割引の期限である水曜までに事実上決断しなければなりません。それまでは、二週連続の渡道も視野に入れつつ開花情報を注視したいと思います。
桜を追って北海道に渡り、これほど見事な桜を眺めて締めくくれるなら、まさに有終の美というにふさわしく、花見の旅をここで完結させようという気がしないでもないのは事実です。しかし、もちろんこの自分が余力を残して切り上げるなどということがあるはずもなく、道東で花見ができるならもう一度北海道へ飛ぶことになると思います。この週末に苫小牧でも桜が咲いて、蕾のままで残るのはとうとう釧路と根室の二ヶ所のみになりました。トリを飾る釧路の開花予想は24日で、今のところ連休前から一日たりとも変わりません。もしこれが事実なら、中一週おいて再来週が今年最後の花見となります。しかし、釧路と根室だけが他の土地より二週遅れになるとも思えず、来週末に繰り上がる可能性も少なからずあるのではないかと予想します。航空券を手配するなら、事前購入割引の期限である水曜までに事実上決断しなければなりません。それまでは、二週連続の渡道も視野に入れつつ開花情報を注視したいと思います。