日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

さて今週の活動は

2012-05-09 23:45:30 | 旅日記
東北一周の旅から戻ったのも束の間、花見の旅は北海道へ舞台を移しての終盤戦に突入します。一昨年は函館、道央、道東と三週連続の渡道を敢行し、昨年は道東の一回限りで完結した北海道での花見ですが、今年はまず一泊二日で函館を訪ねることにしました。道央以遠ならともかく、函館ならば空路の世話になる必然性もなく、自分は当然ながら列車での往復となります。
今回のプランは、もともと大型連休以前から構想していたものでした。桜前線が異例の遅い歩みで日本列島を北上して、青森の桜の見頃が今週末まで続くなどいう予想まで飛び交い、ならば桜とともに海峡を渡ろうと思い立ったのが事の始まりです。ところが蓋を開ければ、連休が始まるやいなや桜前線はあっという間に東北を縦断し、函館でも今日あたりそろそろ桜が散り始めるという頃合いになってしまいました。散り際の早い今年の桜のこと、散り始めて三日もすれば、花より若葉の方が目立っているのでしょう。今週末に道南を訪ねたところで、花見は申し訳程度で終わる可能性が高いのは事実です。しかし、ソメイヨシノだけが桜というわけではなく、枝垂桜か八重桜でよければまだ花見ができる可能性はあります。そして、函館ならば街歩きにB級グルメに温泉と、花見が不発でも退屈することは一切ありません。味気ない空路の旅で道央道北を目指すなら、多少見頃を過ぎても函館を選ぶのがよかろうと判断しています。往復の移動時間を除いても実質一日半滞在できるため、函館近辺にとどまるならば長からず短からずちょうどよいのではないでしょうか。着いたらまず五稜郭と函館公園で花見をするのは当然として、その後は天候次第で函館山に登っても、湯の川か谷地頭で一風呂浴びてもよいでしょう。いかめしで有名な森まで足を延ばせば、駅から歩ける範囲に桜の名所があると聞いているので、天気がよければ二日目はそちらへ足を延ばすのがよいかもしれません。
ちなみに、今週末の行動はこれで決まったとして、翌週以降をどうするかがちょっとした問題になっています。こちらについては明日改めて…
コメント