日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

離島で過ごすクリスマス 前夜

2011-12-22 22:23:22 | 旅日記
後味の悪さは残ったものの、先週の後半以来かかりきりになっていた件が本日をもって一応終わり、明日からの連休に二日の休みを加えて九州へ旅立つことになりました。年末年始の慌ただしい時期で人々も出控えたか、三連休にしては呆気ないほど列車と宿の手配も難なく済んで、満を持しての出発になりそうです。
まずは明朝7時台の新幹線で出発し、行きがけに下関を通って福岡で一泊、翌日は佐賀を通って長崎で聖夜を迎える予定です。そしてこの旅にはもう一つの山場があります。翌日のフェリーで五島へ渡ることです。4年前の石垣島に始まり、宮古島、奄美大島、佐渡島と、年に一度のペースで離島を訪ねてきましたが、今年も最後の最後で離島行きが実現することになりました。正午近くに福江の港に着いたら時間の許す限り島内を回って、夜は島の酒場で一献傾け、翌日昼の便で長崎に戻るという丸一日の旅になります。長崎からはその日のうちに福岡まで移動して、道中最後の夜を過ごします。最終日はおまけの一日で、北九州で終日活動して新幹線で直帰するもよし、博多から「こだま」に乗って新大阪まで移動し、昼から晩まで酒場めぐりに注ぎ込んで終わるもよしといったところです。
道中の天候はそれほどでもなく、連日冬晴れの関東とは対照的に、五日間で晴れマークは一つだけ、それも曇時々晴の最終日のみというのが最新の予報です。期待したホワイトクリスマスも雨の予報に変わって、明日のごく短時間だけ雪が降りそうな以外は終始曇か小雨という、文字通りお寒い天候になりそうです。しかし、満額回答で五日間の日程を確保できた上に、イヴの長崎をはじめとして、福岡で二泊、五島で一泊、行きと帰りのプランもお好み次第という行程ですから、本降りの雨にならない限りは十分楽しめるでしょう。旅から旅に明け暮れた一年を締めくくるにふさわしい、変化に富んだ旅になるのではないかと期待しています。
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