北関東日帰り撮影ツアー

全行程終了です。関越をまっすぐ走って帰るかというとさにあらず。今回は冬タイヤの慣らし運転という目的があります。上武道路、熊谷バイパス、125号線と走って羽生から往路と同じ122号線に入り、全区間一般道路経由で帰りたいと思います。悠長にも思えるものの、ほとんどの区間は片側二車線ですから、日曜深夜の交通量なら終始快走できるはずです。大きくは破綻しない時間に着くでしょう。

北関東日帰り撮影ツアー

太田から伊勢崎経由で前橋に着きました。気温は大きく下がって4度、温泉で冷えた身体を温める季節がやってきたようです。最後に一風呂浴びて帰ります。訪ねるのは「まえばし駅前天然温泉ゆ～ゆ」です。
その名の通り、前橋の駅前通りに面して大きな窓ガラスを効果的に使った2階建ての瀟洒な建物が建ち、広々した浴室の大きな浴槽にはやや濁った塩辛く熱い源泉が滔々と注がれて、ほんのり漂う油臭も秀逸。遅くまで入れるところもありがたく、前橋での貴重な立ち寄り場所の一つとなりそうです。

★まえばし駅前天然温泉ゆ～ゆ
群馬県前橋市表町2-10-31
027-224-0111
1000AM-2230PM(最終受付)
入浴料600円
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 57.5度
湧出量 455L/min

北関東日帰り撮影ツアー

利根川の堤から対岸を望みます。富士の高嶺が暮れ行く空にはっきり浮かび上がって、今日の空気がいかに澄み切っているかが分かります。夜明けから夕暮れまで、一点の曇りもない見事な冬晴れの一日でした。

北関東日帰り撮影ツアー

利根川を渡って群馬県に入りました。羽生側と同じく、利根川の鉄橋へ続く築堤がまっすぐ延びて、走る電車が空に浮かび上がります。日は既に西の彼方へ落ち、まるで影絵のように電車が切り抜かれて、こちらの絵柄もまことに秀逸です。

北関東日帰り撮影ツアー

築堤から平地へと場所を移して撮影中です。冬至近くの日差しはことのほか早く傾き、四時を過ぎれば順光での撮影は打ち止めとなりそうです。

北関東日帰り撮影ツアー

羽生に場所を移して東武電車を撮影します。築堤を走る電車が青空に抜ける広々とした絵柄が秀逸で、過去にも何度か足を運んだ撮影ポイントです。気温は大分上がって12度、上着なしでも過ごせる小春日和になってきました。

北関東日帰り撮影ツアー

延々三時間以上滞在して午前の部は終了となります。朝から昼まで同じ場所を一歩も動かず列車を待ち構えるなど、端から見れば理解しがたい振る舞いかもしれません。しかし、獲物を待つ釣り人のようなものと思えばあながち不思議なことではありません。線路際でカメラを構えて日がな一日列車を待つ、そんな活動が日没まで続きそうです。
この後は122号線を走って羽生方面へ向かいます。気温は朝方からさほど上がらず5度、今季初めて上着を着込んでの活動です。日が当たれば軽く汗ばんだ半月前に対して、今日は日差しがただただ暖かく感じられ、空は雲一つなく澄み切っています。桜の木々も裸になって、季節は名実ともに冬を迎えたようです。

北関東日帰り撮影ツアー

東大宮－蓮田の撮影ポイント、通称ヒガハスに着きました。快晴の日曜とあって、ざっと20人以上がカメラを構えています。さすがは関東屈指の名撮影地です。
ちなみに、二度の忘れ物で難儀した昨日に続き、本日は携帯電話を家に置き忘れるという不手際を犯してしまいました。ノートPCである程度代用できるとはいえ、機動性は携帯電話に遠く及ばないため、リアルタイムの更新は難しそうです。

北関東日帰り撮影ツアー

今から出ます。都内の気温は3度、東の空は徐々に明るくなってきました。筑波山まで見渡せる、冬らしい透明感のある晴天で、これなら今日は撮影中心の一日になりそうです。朝方は月並みながら通称「ヒガハス」のお立ち台でカメラを構え、その後久喜から撮影ポイントを拾いつつ北上し、館林か足利あたりで日没を迎えることになるでしょう。北関東はB級グルメの宝庫で、本日の行動範囲だけでも加須のうどん、行田のフライ、太田の焼きそば、桐生のカツ丼などネタには事欠かないため、全部は無理だとしても、撮影の合間に一つか二つ押さえられれば理想的です。最後は適当な所で温泉に入って帰りたいと思います。