今から出ます。普段なら5時台の出発が基本ですから4時間遅れです。冬至間近のこの季節、4時間遅れれば日中が半分近く犠牲になるわけで、実に痛いロスタイムではあるものの、想定の範囲内の時間に出られるのでよしとします。まずは宇都宮に寄ってから会津まで走って一泊、明日は昼頃まで会津に滞在してから大峠を越えて山形に抜け、最後に仙台へ出て「光のページェント」を見物して帰るというのが大まかな予定です。要は
去年の暮れとほぼ同じプランで、今回に関しては何一つ目新しいものはありません。しかし、今回はなじみの場所を訪ねて回るのが目的ですからこれでよいのです。去年と同じことを申しますが、道中どこへ行っても温泉あり、グルメあり、酒屋ありと、短いながらも密度の濃い活動になると予想されます。去年は終始理想的なペースで進み、一切の積み残しを出さずに余力さえ残して帰着したとはいえ、それはあくまで例外です。寄り道しすぎて先に進まなくなるというおなじみの展開に陥ったときは、会津から先には進まず引き返すという可能性も出てくるでしょう。
一つ問題なのは、会津から山形にかけてが、大雪とは行かないまでもそこそこ雪に見舞われそうだということです。都内の気温は6度、先週末に続いて空は雲一つなく澄みきっています。しかし彼方に望む日光の山々は雪雲をかぶって、行く手に待ち構える天候を物語っているようです。新調したばかりの冬タイヤが早くも本領発揮となります。かつて冬の北海道を走ったこともあるとはいえ、マイカーで雪道を走るのは久方ぶりです。無理は禁物、自制しながら進みたいと思います。