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日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

九州沖縄縦断ツアー 2014 -ロコイン沖縄-

2014-11-03 09:42:39 | 沖縄
出発します。今回も宿は「ロコイン沖縄」の世話になっています。価格だけで探せば、ここより安い宿もいくつかあるとはいえ、駐車場が無料であることを考えると、実質的にはここがほぼ最安値です。しかも、安いからといって設備がお粗末ということもありません。ソファも置かれた部屋は十分広く、机、椅子、ベッド、照明、鏡、扉とあらゆるところに天然木が使われ、しかもそれが落ち着いた色で統一されているところなどはよくできています。部屋の幅一杯に窓が開けられ、その窓際に机が接して、外の様子が見えるという造りも秀逸です。
加えてありがたいのは、チェックアウトが11時ということです。11時まで使い切ることはまずなく、日中の活動を考えても、10時までには出ることがほとんどとはいえ、チェックアウトの時間が迫る中で慌ただしく出るのと、一時間の余裕を持って出るのとでは、自ずと気分が違ってきます。呑み歩きの主戦場である一銀通りまで、一本道で徒歩数分という立地も申し分なく、那覇においてはここが不動の定宿です。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -三日目-

2014-11-03 07:53:33 | 沖縄
おはようございます。三日目の朝は少し遅めの起床となりました。夜が長く、泡盛で深酒しがちな上に、日の出の時刻も遅いため、那覇ではこのような展開になりがちです。10時前後に出られればよしといったところでしょうか。
島内に終日滞在できる唯一の日ということもあり、今日は北部へ足を延ばします。辺戸岬まで行くつもりはないものの、去年は万座毛で時間切れとなったため、少なくとも名護までは行きたいと考えています。さらに足を延ばすなら、名護までは高速道で一気に移動するのが賢明で、実際過去はそのようにしてきました。それが、年を追えば追うほど無味乾燥な高速道路を敬遠するようになり、その分行動範囲が狭まって、去年は名護にすら到達できなかったというのが近年の傾向です。しかし、もともと割安な沖縄の高速道路が、今日までは休日割引でさらに安くなるため、久方ぶりに距離と時間を稼ぎ、北部の滞在時間を延ばすのも一案でしょう。
外は可もなく不可もない平凡な曇り空です。しかし、今にも降り出しそうなどんより曇った空が、滞在中一貫して続いたなどということも過去にはありました。それを思えば、今日の空模様も平年並みとはいえます。それなりに楽しむことはできそうです。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -那覇の夜-

2014-11-02 20:43:32 | 沖縄
那覇の定宿「ロコイン沖縄」に入り、只今一風呂浴びてさっぱりしたところです。ただでさえ全国的に蒸し暑い状況ということもあり、夜になっても涼しさは全く感じられず、窓を開け放つ程度では暑くてとても過ごせません。ロビーにも冷房が入っていました。明日は多少なりとも涼しくなるとの予報ですが本当でしょうか。
この後はお待ちかねの夜の部へ移行します。去年は一晩につき三軒はしごすると意気込んでおきながら、蓋を開ければ初日が二軒、二日目が一軒限りとあっさりしたものでした。しかし、今日は朝の弁当、昼のハンバーガーと適度に間が空き、おかげで腹具合は万全です。夜の部もうまく時間を配分し、三軒回ることができれば理想的です。
昼間の異様な混みようからして、夜の街も賑わっているのでしょうか。仮にそうだとしても、那覇で訪ねるのはいずれも自力開拓した店ばかりで、県外からの一見客が殺到するような場所ではありません。長崎ほど身構える必要はなかろうと楽観しています。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -フレッシュプラザ ユニオン-

2014-11-02 19:55:23 | 沖縄
昼間の渋滞もようやく収まり、県道を北上して那覇市街に入りました。投宿する前に、赤嶺のユニオンで土産を買います。
常々申している通り、旅先で土産を買うとき、私は地場のスーパーを愛用しています。沖縄でいえばかねひでサンエーといったところが代表格であり、それに比べて小規模なのがユニオンです。そして、このユニオンをわざわざ選んだのは、店内に流れる「UNIONですから」と題するCMソングが聴きたかったからに他なりません。この曲が流れ出すやいなや、スピーカーの近くに移動し聴き入ってしまうのは、この曲の中毒性がそれだけ高いということでもあります。中毒性の高さという点では、これが「ヤマダ電機の歌」と並ぶ双璧ではないでしょうか。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -魂魄の塔-

2014-11-02 17:41:03 | 沖縄
本島南部において、具志川城、喜屋武岬と並ぶ立ち寄り場所といえば一連の慰霊施設です。あまりに数が多すぎ、全てを回るのは一日かけても不可能ながら、自身毎年訪ねているのが魂魄の塔です。ひめゆりの塔、平和の礎といった有名どころをあえて外し、観光客がまず立ち寄らないこの塔を訪れるのは、偏に天の邪鬼の習性によるものです。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -具志川城-

2014-11-02 16:57:29 | 沖縄
本島南部を回るといえば、決まって立ち寄るのが最南端の喜屋武岬と、近くにある具志川城です。ほぼ毎年立ち寄っている、新味も何もない場所ではありますが、晴天下でということになると実はこれが初めてです。やはり、曇と晴では眺めも全く違い、雲間から鈍い日が差し込んで、凪いだ海に反射するところなどは絵になっています。何分沖縄だけに、晴れるといっても長続きはせず、すぐに曇ってしまうのが実態ながら、その曇り空にも陰影があり、こちらはこちらで印象的です。
異常としかいいようのない混みようだった空港周辺に対し、ここまで来るとさすがに観光客はわずかです。南に逃れてきたのは正解でした。
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -南へ-

2014-11-02 15:34:36 | 沖縄
さて、諸々検討の結果、本日はこのまま南へ向かって走ることにしました。最終日の持ち時間とレンタカーの営業所の位置を考えると、南部は最終日に回すのが順当であり、今日は久々に海中道路を走りたいところではあったのです。しかし、いかんせん道の混みようが半端ではなく、進路を北にとろうとすると、数百m進むだけでも難儀するような有様だったため、あえなく断念と相成りました。
いくら三連休とはいえ、季節外れの11月に、これほど混むのは明らかに不自然です。以前「なはマラソン」なるものに重なって、今回並みの渋滞に巻き込まれたことがありました。おそらくその手の催し物でもあるのでしょう。長崎があれほど混んでいたのも、国体のせいだと後々分かりました。まさか二度も重なるとはねorz
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九州沖縄縦断ツアー 2014 -沖縄上陸-

2014-11-02 14:40:21 | 沖縄
空路での無味乾燥な移動を経て那覇に着きました。レンタカーを引き取って出発します。今回の相棒は往年の国民車カローラアクシオです。
到着してまず驚いたのは、とにかく暑いということです。九州の暖かさからしてある程度織り込み済みだったとはいえ、季節が一気に二月ほど巻き戻されたような感覚があります。これまで沖縄を旅するというと、早くとも11月中旬で、時期としては今回が最も早くなります。それに加えて数日来の暖かさが加わり、このようなことになったのでしょう。
これほど暑いのは空が晴れているからでもあります。快晴とは行かないまでも、ところどころ青空が広がって日が差してくるのは、長崎にいた時点から一貫しています。少なくとも、沖縄では自身経験した中で一、二を争う好天です。
こうなると、俄然眺めのよい場所へ行きたくなってきます。そうすると真っ先に思いつくのは残波岬です。しかしここで問題となるのが、道が異様に混んでいるということです。実は、空港からレンタカーの営業所まで移動するにも、普段なら20分弱で着くところが小一時間かかってしまいました。この混みようでは、幹線道路を通って那覇市街を抜けるのは現実的ではありません。そうすると、島の東側を迂回して海中道路にでも行くか、あるいは南部を中心にするかのいずれかが妥当な落としどころでしょうか。日没までどう動くか、しばらく地図を見ながら考えてみます。
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九州沖縄縦断ツアー 四日目

2013-12-24 14:32:09 | 沖縄
荷物を預けて搭乗口へ向かいます。今までならば、那覇空港に着いたが最後、あとは羽田までの無機質な空路と、大荷物を担いでモノレールと電車を乗り継ぐ煩わしい移動が残るに過ぎず、これで旅が終わるという憂鬱さしかありませんでした。しかし、今回の旅はまだ終わりません。そう思っただけでも、自分にとっては苦痛でしかない空路での移動が、多少はましに思えてきます。那覇も福岡も国内有数の大空港であり、天候も一昨日ほどではないだけに、長崎から飛んだ往路ほど楽しめるわけではなく、あくまで苦痛が軽減されるに過ぎません。しかし、沖縄への行き来に地方空港を起点にするという奇策は、思った以上に功を奏したというのが実感です。
やや汗ばんだ昨日とは対照的に、今日は薄手の半袖一枚では肌寒く感じられます。那覇でこれなのですから、聖夜の福岡はかなり冷えそうです。次は到着後にお会いしましょう…
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九州沖縄縦断ツアー 四日目

2013-12-24 14:20:40 | 沖縄
その後年に一度の慰霊を兼ねて魂魄の塔に立ち寄ってから、本島最南端の喜屋武岬を回り、レンタカーを返して那覇空港に移動してきました。名残を惜しむ間もない駆け足ながら、空が多少なりとも明るくなってくれたのは幸いでした。
全行程を終えて思うのは、足かけ三日を注ぎ込んだにもかかわらず、例年になく行動範囲が狭かったということです。北は万座毛、南は喜屋武岬まで行き来したに過ぎず、訪ねた酒場も二晩で三軒といたって控えめでした。国際通りなど近寄りもしていません。しかし、やり残したという感覚がほとんどしないのは、毎年通い続けたことによって一通りの場所を回ることができ、今更欲張る必然性を感じなくなったからでしょう。
たとえば、たかが一週間前後で北海道を一周するなど到底無理な話で、今年の花見であれば函館と小樽と釧路、秋であれば空知からオホーツクといった具合に、主戦場をある程度絞る必要が出てきます。それによって切り捨てられた場所は、次回以降の候補地に回るわけです。この理屈は沖縄においても当てはまるような気がしています。積み残しは次に回せばよいと、すっぱり割り切れるようになったという点で、沖縄も北海道と同じ域に近付いてきたようです。
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九州沖縄縦断ツアー 四日目

2013-12-24 09:09:00 | 沖縄
おはようございます。昨夜は結局hinode一軒限りという想定外の結果に終わりました。すっかり満腹になってしまったため、宿に戻って腹ごなしをしてから出直そうとしたところが、連日の疲れからそのまま眠りこけてしまった次第です。去年の今頃にも釧路で似たような経験がありました。そのときは年中無休で朝まで呑める「万年青」に救われたわけなのですが、今回は目覚めた時点で店の心当たりもなく、なおかつ今更探す気も起こりませんでした。やはり、一旦宿に戻るとこのような結果になりがちです。
結局、一晩最低三軒はしごするなどと意気込んでおきながら、終わってみれば二日で三軒という控えめな結果でした。実は、一軒目を出てから間髪入れずに次へ移れば、すぐ近くにもよい店はあったのです。しかし、その時点の腹具合からして、腹ごなしをしない限りおいしく飲み食いすることはできない状況でした。次善の策としては、一時間ほど置いてから、閉店間際の「八合一升」で軽く一杯やるのがせいぜいだったのですから、こうなったのもある意味仕方がないでしょう。あれもこれも行けなかったと惜しんでいるわけではありません。数を絞ったことにより、むしろ一軒に心ゆくまで滞在できたのですから、これはこれでよかったのだと思います。

さて、本日は15時の便で福岡へ飛び、そこで聖夜を迎える予定です。その結果、島内で活動できる時間は実質昼過ぎまでとなるため、それほど欲張ることはできません。本島南部を軽く流し、どこかで腹ごしらえをするのがせいぜいではないでしょうか。昨日までの好天とは対照的に、今日は冬場によくあるどんよりした曇り空となっているため、あくまでおまけ程度と割り切ります。やはり今日の目玉は、福岡で過ごす聖夜になりそうです。
blog開設以来六度目の聖夜ですが、その間大阪釧路福岡長崎釧路、そして今年の福岡と、いずれも旅先で過ごしています。大阪のときは福岡からの帰りに立ち寄っており、X'masの前後は北海道か九州のどちらかを旅しているということになります。これは、23日が祝日のため、X'masがかなりの確率で連休または飛び石連休となり、休暇を組み合わせて遠征するのが必然的な流れとなるからです。出発直前に慌てる場面があったとはいえ、なんだかんだで今年も休みが取れたことについては感謝しなければならないでしょう。若干の火種を残してきたのが唯一の不安材料です。心置きなく聖夜を迎えられればよいのですが。
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九州沖縄縦断ツアー 三日目

2013-12-23 20:06:54 | 沖縄
那覇市街に戻りました。一風呂浴びてから今夜も酒場へ繰り出します。実は、昨日は三時という中途半端な時間の昼食が響き、夜になっても空腹感が戻りませんでした。その点今夜は結果的に昼食抜きとなったため、腹具合は万全です。時間的にいっても三軒は回れるでしょう。ただし、もとより数を稼ぐのが目的というわけではありません。二軒回ったところで腹も心も十分に満たされれば、その時点で切り上げるという選択も考えています。
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九州沖縄縦断ツアー 三日目

2013-12-23 18:19:21 | 沖縄
暗くなるまで粘ったにもかかわらず、残念ながら新たな収穫はなし。しかし、全体を通じてみれば、沖縄の旅においては過去まれに見るほどの好天に恵まれました。特に、最大の見所だった残波岬で頃よく晴れてくれたため、それだけでもう十分です。
今回で節目の十度目となる沖縄の旅ですが、名護まで到達せずに終わるのは初めてです。MOSの跡地と、そこにできたお茶屋はあのまま残っているのでしょうか。次回は是非とも名護以北まで足を延ばしたいものです。また来年…
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九州沖縄縦断ツアー 三日目

2013-12-23 16:50:06 | 沖縄
これまたお約束の万座毛を訪ねます。屹立する断崖絶壁は残波岬と双璧をなす一方で、観光バスがひっきりなしに出入りするなどやや俗な雰囲気が玉に瑕です。しかも再び空が曇ってしまいました。しかし、これ以上北上すると時間的には中途半端で、今更そばなどいただいても、この後の居酒屋に響いてしまいます。これではただ行って帰っただけに過ぎなくなるため、昨日と同様天候回復に一縷の望みをかけ、日中の残り時間はここで粘ろうかと思っています。
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九州沖縄縦断ツアー 三日目

2013-12-23 15:05:31 | 沖縄
お約束の残波岬に立ち寄ります。幸運にも空が再び晴れてきました。日差しは軽く汗ばむほどに暖かく風も穏やか。屹立する断崖絶壁の下には青い海が広がり、本部半島へと続く海岸線の彼方には、一目で分かる伊江島の影が浮かんでいます。沖縄でこれほどの好天に恵まれたのは、奇しくも五年前ここを訪ねたとき以来です。
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