58号線をそれて読谷の漁港に立ち寄ります。時間が経つにつれて雲が増えてくるのは昨日と同じで、残念ながら晴れ間がほとんどなくなってきました。しかし、去年までと違うのは、雲に陰影がありそこそこ絵になることです。これなら残波岬もそれなりに楽しめるでしょう。
沖縄の緩やかな時の流れにつられ、北へ向かうつもりがつい長居してしまいました。那覇市街を後に、昨日と同じ58号線経由で移動を開始します。天候は引き続き晴、ただし当然ながら関東のような冬晴れではなく、鱗のような雲に覆われ、薄日が差しているというのが正確な表現になるでしょう。しかしながら肌で感じる日差しは熱く、宮崎、鹿児島といった南国の冬と比べても、違いは歴然としています。今日は半袖に着替えての活動です。
続いては那覇新港に立ち寄ります。鹿児島航路が出る寂れた雰囲気の那覇港、離島航路と漁船が行き交う泊港に対し、関東、阪神からの長距離航路が発着する新港には、当然ながら両者とは全く異なる趣があります。様々な土地の名を記したコンテナが積み上げられ、大型トラックとトレーラーがひっきりなしに出入りする様子は、ともすれば殺風景のようにも見えながら、これはこれでそこはかとなく旅情を誘うのです。
出発します。今回世話になっているのは「ロコイン沖縄」です。今年で区切りの十度目となる沖縄への旅において、宿選びに試行錯誤していた初期の頃を除けば、その後は一貫してこの宿か、系列店の「ロコイン松山」に泊まっています。つまり那覇においては不動の定宿ということです。
呑み屋街に近くて低料金、なおかつ部屋が快適なのはどちらも同じです。しかしながら、「沖縄」の方が「松山」に比べて数百円高い代わりに、部屋からの眺めがよく駐車場にも近いため、どちらか選べる状況ならばこちらを選びたいところではあります。近年は航空券とレンタカーと宿をセットにした格安ツアーの利用が続いており、そうなると「松山」以外に選択肢がなかったため、「沖縄」は久方ぶりの投宿となります。
もっとも、両者の間に天と地ほどの差があるわけではなく、あくまで料金に見合ったわずかな違いしかありません。その点では、会津若松の「駅前フジグランドホテル」と「中町フジグランドホテル」にも通ずる関係といえそうです。
呑み屋街に近くて低料金、なおかつ部屋が快適なのはどちらも同じです。しかしながら、「沖縄」の方が「松山」に比べて数百円高い代わりに、部屋からの眺めがよく駐車場にも近いため、どちらか選べる状況ならばこちらを選びたいところではあります。近年は航空券とレンタカーと宿をセットにした格安ツアーの利用が続いており、そうなると「松山」以外に選択肢がなかったため、「沖縄」は久方ぶりの投宿となります。
もっとも、両者の間に天と地ほどの差があるわけではなく、あくまで料金に見合ったわずかな違いしかありません。その点では、会津若松の「駅前フジグランドホテル」と「中町フジグランドホテル」にも通ずる関係といえそうです。
ここで再び業務連絡です。昨夜は二軒のはしごという、沖縄にしてはやや控えめな結果となりました。もちろん不完全燃焼だったわけではなく、それぞれに心ゆくまで滞在した上でのことです。昨日に続き、快晴とはいかないまでも、冬場の沖縄としては珍しい好天に恵まれたため、今日は行動範囲を広げて時間の許す限り北上します。
現在のところPCは復旧しており、昨夜と今朝でわずかながら更新も進みました。しかし、一度大量の記事をためてしまうと、追いつくのがなかなか大変です。PCの調子が持ちこたえてくれれば、間合いを見計らって少しずつ更新を進めますが、今日中に追いつくことはないかもしれません。ご了承のほどお願いします。
現在のところPCは復旧しており、昨夜と今朝でわずかながら更新も進みました。しかし、一度大量の記事をためてしまうと、追いつくのがなかなか大変です。PCの調子が持ちこたえてくれれば、間合いを見計らって少しずつ更新を進めますが、今日中に追いつくことはないかもしれません。ご了承のほどお願いします。
おはようございます。窓の外には青空が広がっています。沖縄でこれだけ晴れたのは、自身にとっては五年前が最後です。冬の沖縄において、晴天はそれだけ珍しいことなのです。何分沖縄だけに、今は晴れてもいつの間にか曇ったり雨が降ったりという可能性は十分にあるものの、ともかく貴重な晴天には違いありません。晴れれば海の色も全く違ってきます。積年の借りを返すべく、眺めのよい場所を拾いながら北上することになりそうです。
本日の全行程終了です。居酒屋を二軒はしごしただけだというのに、気付けば結構な時間になりました。それだけ一軒に腰を据えて滞在したということでもあるので、これはこれでよかったのでしょう。幸いにしてあと一晩残っているため、今日積み残した分は明日取り返すことにします。
上空には雲一つなく、月と星が出ています。十年来通い続けて、初めて目にする光景です。この空が明日まで持ちこたえてくれれば最高なのですがどうなるでしょうか。気まぐれな沖縄の空だけに、過度の期待はしないで眠りにつきます。おやすみなさいzzz
上空には雲一つなく、月と星が出ています。十年来通い続けて、初めて目にする光景です。この空が明日まで持ちこたえてくれれば最高なのですがどうなるでしょうか。気まぐれな沖縄の空だけに、過度の期待はしないで眠りにつきます。おやすみなさいzzz
只今那覇に着き、投宿して一息ついたところです。この後はもちろん夜の街へ繰り出します。
教祖の言葉を借りれば、那覇も「居酒屋密度」の濃い土地の一つです。十年来通ううちになじみの店も増え、一晩最低三軒は回らなければやりくりできなくなってきました。看板の時刻も総じて遅く、閉店間際まで滞在した挙句、調子に乗ってそばなどいただいたりしていると、気付けば驚くような時間になっていることも少なくありません。今夜も長くなりそうです。
ちなみに、那覇へ到達したことにより、今年も全都道府県及び都道府県庁所在地を踏破したことになります。しかしそんなことにも今の今まで気付かず、そういえばこれで全部だったかというのが率直なところです。これは、数を稼ぐことに血道を上げていた往年に比べ、むしろ内容を重視する方向に自身の指向が移ってきたからでもあります。
もちろん、数を稼いだ上で内容まで充実させるわけですから、かける労力も年々大きくなってきているのは事実です。来年も同じだけの金と時間を注ぎ込めるかどうかは未知数ながら、それらが許す範囲でこれからも全国一周は続けたいと思っています。
教祖の言葉を借りれば、那覇も「居酒屋密度」の濃い土地の一つです。十年来通ううちになじみの店も増え、一晩最低三軒は回らなければやりくりできなくなってきました。看板の時刻も総じて遅く、閉店間際まで滞在した挙句、調子に乗ってそばなどいただいたりしていると、気付けば驚くような時間になっていることも少なくありません。今夜も長くなりそうです。
ちなみに、那覇へ到達したことにより、今年も全都道府県及び都道府県庁所在地を踏破したことになります。しかしそんなことにも今の今まで気付かず、そういえばこれで全部だったかというのが率直なところです。これは、数を稼ぐことに血道を上げていた往年に比べ、むしろ内容を重視する方向に自身の指向が移ってきたからでもあります。
もちろん、数を稼いだ上で内容まで充実させるわけですから、かける労力も年々大きくなってきているのは事実です。来年も同じだけの金と時間を注ぎ込めるかどうかは未知数ながら、それらが許す範囲でこれからも全国一周は続けたいと思っています。
久々の会心作というべきMOSの居心地がよく、なんだかんだで一時間滞在してしまいました。この後は来た道を引き返して那覇に戻ります。どこからともなく虫の声が聞こえてきました。それも、辛うじて聞き取れるなどというものではありません。内地でいうなら、最盛期には及ばないとしても、10月の上旬中旬あたりと同程度の賑々しさです。沖縄の季節感の違いを改めて実感させられます。
業務連絡です。その後長崎に一泊してから空路で沖縄へ移動し、只今昼の部の活動を終えたところです。しかしながら、例によってせわしなく動き回っていた上に、九月の北陸に続いてまたしてもPCの調子がおかしくなってしまい、その間の記録が断片的にしかまとまっていません。那覇へ着いた後は夜の街へ繰り出すため、どうやら今日はblogどころではなさそうです。活動の進行にblogが追いつくのは大分先になるかと想いますが、ご了承のほどお願いします。なお、このメッセージは自動的に消滅します…
58号線を北上し、北谷のサンセットビーチにやってきました。その名の通り夕景を期待してのことです。しかし、残念ながら時間が経てば経つほど雲が多くなってしまい、昨日の長崎と比べても五十歩百歩といったところです。日の高さも長崎とおおむね同じということは、暗くなるまであと一時間ほどかかるでしょう。この空が運よく晴れて見事な夕日が現れることを期待しつつ、一縷の望みをかけてこのまま粘ることにします。
ちなみに、昨日の長崎には遠く及ばないにしても、今回の寒さは過去沖縄で経験した中でも相当なものです。到着以来一貫して長袖シャツを羽織り、それでも風が吹けばやや肌寒く感じます。この天候が続くなら、今年は半袖の出番はないかもしれません。
ちなみに、昨日の長崎には遠く及ばないにしても、今回の寒さは過去沖縄で経験した中でも相当なものです。到着以来一貫して長袖シャツを羽織り、それでも風が吹けばやや肌寒く感じます。この天候が続くなら、今年は半袖の出番はないかもしれません。
一時間半の飛行を終えて那覇に着きました。飛び立つやいなや大村湾、次いで有明海と天草の島々が続き、さらには霧島、桜島、錦江湾、種子島、屋久島に至るまで、西九州から南西諸島にかけてを一望する大パノラマが見事でした。長崎空港の雰囲気が、離島のフェリーターミナルかと思うほど長閑で、がら空きの機内も快適。新千歳、東京、福岡、那覇などの大空港から飛ぶのとは大違いです。空路はつまらないという考えを覆すほどではないにしても、ある程度は楽しめたというのが実感です。苦し紛れに思いついた奇策とはいえ、地方空港から沖縄へ飛ぶのは我ながら名案でした。
羽田へ早着した上に、手荷物の引き取りとその後の乗り継ぎがうまく噛み合い、予想外の当日帰着となりました。先週東北から帰った時にはあれほど暖かく思えた都内の気候が、今日は一転して寒々しく感じられました。気温はもとより、寒暖の差も暑さ寒さのうちということなのでしょう。半袖のまま帰ってきたのも理由の一つではあるのですが(オイオイ)
今回の旅を一言で総括するなら、なんといっても天候に見放されたということに尽きます。空は終始鉛色に曇って、ほんの一時明るくなるのがせいぜいで、初日と中日にいたっては終日雨に近い状況でした。例年1月2月は天候不順と聞いていたとはいえ、ここまで冴えないとは実際に足を運ばなければ分からないことです。去年に続いて花見ができたのはよかったものの、天候については全く使えないということがこれではっきりしたため、来年は違う時期を選ぶことになるでしょう。それではいつにするかと考えるに、3月から5月にかけては観梅やら花見やらで予定が詰まる時期です。人並み外れた暑がりには、夏場も当然使えません。9月から10月にかけては、秋の連休を使った大型活動を組み込むのが順当です。そうだとすると、結局11月か12月という、三年前までと同様の選択に回帰するのが落としどころなのかもしれません。いずれにしても次回はかなり先のことになりそうです。
次週は信越への汽車旅を予定しています。大雪のピークは過ぎ去ったとはいえ、場所を選べばまだまだ雪景色が見られるでしょう。早春の旅は再び雪国へと舞台を移します。
今回の旅を一言で総括するなら、なんといっても天候に見放されたということに尽きます。空は終始鉛色に曇って、ほんの一時明るくなるのがせいぜいで、初日と中日にいたっては終日雨に近い状況でした。例年1月2月は天候不順と聞いていたとはいえ、ここまで冴えないとは実際に足を運ばなければ分からないことです。去年に続いて花見ができたのはよかったものの、天候については全く使えないということがこれではっきりしたため、来年は違う時期を選ぶことになるでしょう。それではいつにするかと考えるに、3月から5月にかけては観梅やら花見やらで予定が詰まる時期です。人並み外れた暑がりには、夏場も当然使えません。9月から10月にかけては、秋の連休を使った大型活動を組み込むのが順当です。そうだとすると、結局11月か12月という、三年前までと同様の選択に回帰するのが落としどころなのかもしれません。いずれにしても次回はかなり先のことになりそうです。
次週は信越への汽車旅を予定しています。大雪のピークは過ぎ去ったとはいえ、場所を選べばまだまだ雪景色が見られるでしょう。早春の旅は再び雪国へと舞台を移します。
全行程終了です。那覇空港へ向かって移動します。
「家に着くまでが遠足」という昔も今も語り継がれる人生訓は、旅にもそのまま当てはまります。しかし、その感覚に唯一そぐわないのが空路の旅です。出発時に語った「旅」と「移動」の違いでいうならば、現地を発ってから帰着までの行程は純然たる「移動」であり、そこには何の旅情もなければ面白味もありません。狭い座席に縛られての二時間あまりのフライト、重荷を担いでの羽田からの帰り道など、先を思えば憂鬱な出来事しかなく、明日から再び始まる日常がその憂鬱さを増幅します。これが汽車旅やマイカーの旅なら、月曜の憂鬱を忘れて最後の最後まで活動に打ち込み、充実感と満足感をそのまま持ち帰れるというのに、空路での旅の終わりに待っているのは、帰着を前に全てが打ち切られるかのような無情さだけです。旅の終わりは悲しい出来事でしかないと仲間の一人はいいますが、少なくとも空路の旅に関する限り、その意見には強く同感させられます。この無粋な乗り物はどうにかならないのでしょうか。
羽田着が23時ということは、帰宅は日付が変わる頃になります。次は帰着後にお会いしましょう…
「家に着くまでが遠足」という昔も今も語り継がれる人生訓は、旅にもそのまま当てはまります。しかし、その感覚に唯一そぐわないのが空路の旅です。出発時に語った「旅」と「移動」の違いでいうならば、現地を発ってから帰着までの行程は純然たる「移動」であり、そこには何の旅情もなければ面白味もありません。狭い座席に縛られての二時間あまりのフライト、重荷を担いでの羽田からの帰り道など、先を思えば憂鬱な出来事しかなく、明日から再び始まる日常がその憂鬱さを増幅します。これが汽車旅やマイカーの旅なら、月曜の憂鬱を忘れて最後の最後まで活動に打ち込み、充実感と満足感をそのまま持ち帰れるというのに、空路での旅の終わりに待っているのは、帰着を前に全てが打ち切られるかのような無情さだけです。旅の終わりは悲しい出来事でしかないと仲間の一人はいいますが、少なくとも空路の旅に関する限り、その意見には強く同感させられます。この無粋な乗り物はどうにかならないのでしょうか。
羽田着が23時ということは、帰宅は日付が変わる頃になります。次は帰着後にお会いしましょう…
さしたる収穫もないまま本島北部の旅は終了、あとは那覇まで走って帰ります。まっすぐ走れば五時過ぎに那覇へ着き、レンタカーを返して六時の開店とともに居酒屋へ入れるので、空港への移動時間と待ち時間を差し引いても一時間少々呑めるという計算になります。
ただ走っただけに近い結果だったとはいえ、昨日と違い雨に降られる場面がほとんどなく、i30の走りは思った以上に面白く、毎年訪ねるなじみの場所も回れたのでまあよしとしましょう。少なくとも、この三日間に関する限り、遠出をするには今日が最も適した一日でした。あくまで相対評価に過ぎませんが、それはまあそれとして…
ただ走っただけに近い結果だったとはいえ、昨日と違い雨に降られる場面がほとんどなく、i30の走りは思った以上に面白く、毎年訪ねるなじみの場所も回れたのでまあよしとしましょう。少なくとも、この三日間に関する限り、遠出をするには今日が最も適した一日でした。あくまで相対評価に過ぎませんが、それはまあそれとして…