お食い初め

子供が生まれて100日を過ぎましたので、お食い初めをいたしました。本人はまだ何も食べれませんが、たべさせる真似事をして、一生食うに困らないようにと祈る通過儀礼です。

箸を整えにデパートに行ったところ、お食い初めの料理一式の写真を見てたじろいでしまいましたが、プロのお世話にならなければちょっと家庭で整えられる献立ではない、本格懐石でしたので、まぁうちの子供の場合は自宅で用意する前提で！ということで、箸だけ求めて帰りました。

箸の他の食器はお祝に頂戴した器を総動員で、漆塗の飯茶碗に、名入りの象彦のお椀、木の漆塗の器のセットを、実家のご先祖が整えた一の膳ニの膳と、足のない懐石膳にはだんなさん手製の俎皿に鯛を乗せました。
鯛は形よくと思い串を売って焼きましたが、焼き上がると尾だけはやはり下がってしまい、残念★


お宮参りと同じ、私の従兄に誂えだった着物を着せ、これもお祝に頂いた手軽な椅子を床の間の前に置いて座らせ、一通り食べさせる真似事をしました。
だんなさんが、箸で子供の口の前に料理を運んでも、まだミルクしか知らない本人はキョトン★
明るい笑いの祝いとなりました。