おもちゃの病院へ

声をかけると、その音をリピートしながら歩くおもちゃが、壊れてしまいました。音は返すけれど、足が動きません。
自分が話しかけるのに返事をしてくれて歩み寄って来てくれるのが嬉しくて、お気に入り。カタコトの単語を一生懸命話しかけていたのでした。
ちょっとしたコミュニケーションの形ができるのと、その姿がなんとも可笑しくて、子どもも年寄りも大いに笑わせてくれるのです。

それがいくら話しかけても足が動かないので、「ママ、アンヨ」と言って持ってくるのですが…

市の諸々の情報で、土曜日におもちゃの病院開催のお知らせを見つけたので、持って行ってみることにしました。

着ぐるみをむかれて、ネジを外してパッカリ開いて…
パパさんの膝に座って、例によってじーーーっ、と、見つめていました。

何にでも、興味深々なお年頃…
そして、とにかくいろいろ見たくて仕方ないようです。「見いない」と言うようになりました。スーパーでカートに座ってくれないですぐ「アッコー（抱っこ）」とねだるのも、どうやら商品が見えないからのようす★


無事おもちゃはまた歩くようにしてもらうことができ、持って帰って、じぃじとババにさっそくやってみせていました。

おもちゃ病院のボランティアのジジ達も、おもちゃの仕組みを探りながら動かない原因を探して直すのに楽しそうでした。「壊さないようにね」というより「乱暴に扱うななんてムリだよねー（笑）」。「また来てね」と言っていただいて帰ってまいりました。