Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

ささ

2012年07月04日 | 茶道
今年はたなばたも土曜日なんですね。夏越の祓も土曜日♪と思っていたのに、ま、忘れたんですけどね★
あちこちで短冊がたくさん下がった七夕飾りをみかけます。私も、近所のスーパーと、駅で、お願い短冊を書いて吊りました。

季節の歳時は、後から追いかけるのではなく先取りがおしゃれ。
茶花は、願い事を託す笹に、つぼみのがくが☆型の下野です。
小熊笹は別名梅雨笹ともいうようです。この季節に新しい葉がのびて、雨の露でほんとうに瑞々しい若竹色になります。
茶花も、基本的にはいつものことですが、水を打ちました。ただ笹は水揚げが難しく、3本のうちお茶室まで葉がきれいに開いていてくれたのは1本だけでした。1本、揚げてくれてよかった。。。


病室にも。
 
今日はリハビリの一環で、病院の花壇の水遣りをお願いする予定とのこと。目的意識というかやりがいのあるリハビリを考えていただいているようです。
「テーブルのお花も水を替えてあげて下さいね」とお願いしてきました。


さて、電車などでお着物の方をお見かけするとうらやましくて、綿麻の大きな楓柄の単衣でお稽古。病院でも喜んでもらいました。
綿麻なんて正式のお茶会では着ることはできませんが、絹ものと違って裾の滑りが悪いのでお点前の動きも少々動きにくい代わり裾が開きにく、ちょうど良いような良くないような。
梅雨があけたら、もっと簡単にゆかたにしたいですね(笑)

お点前は、両名物と、台目で茶碗の袋披きをお稽古しました。
風炉になったころから直している柄杓の構え方、少し分かってきたというか、まだ身についたとはいえませんが、忘れずに意識し、意識しつつ流れを(あまり)止めずに扱えるようになってきました。

その代わり、時間がたつと他の注意点を忘れてきます。もういっかいメモを復習しておかなくちゃと思いました。


お菓子は、源吉兆庵さんの「舞の華」と、もろこし。秋田もろこしは秋田蕗の葉の形ですが、直径1cmほど。いまの季節秋田蕗の葉は直径1mくらい?

七夕は、芋の葉に溜まった露を汲んで墨を磨るとか梶の葉に字を書くとかで、字が上手になるとのこと。
芋の葉は蕗の葉とよく似ています。願わくは蕗の葉の形のもろこしを食べて字が上手に・・・は横着すぎでしょうか(笑)

ミニチュア七夕のお稽古でした。

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