Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

チキン赤ワイン煮の怨念

2011年12月11日 | 料理
チキン赤ワイン煮
生ハムときゅうりのサラダ
夕焼けご飯

チキンの赤ワイン煮、むかしの社員食堂で馴染みのメニューで、おいしいなぁ~と思っていました。
私の料理は、子供の頃からの見よう見まねに、休日の昼食を作らなければいけないことも割りと多かった経験で覚えたものです。母から教わったのと学校の家庭科の調理実習のほかは、基本的に経験と、テレビなどからの耳学問。
でも、食材のクセ、調味料の使い方や合せたときの味などは、経験からなんとなく見当が付くというものです。
ただしうちは和食系だったので、ワインや洋風のスパイスは常備もしてませんでした。ナイものは使ったことがない、なので使い方もほとんど知りませんでした。

さて、そんなわけで社会人になって社員食堂で味を知ったチキンの赤ワイン煮。
入社数年目の頃だったと思いますが、部のみなさんと食事中、「これって作り方教えてくれないかしらね~」と言ったことがあります。
そのとき一緒だったサワヤカお兄さん系Nさん。
「そんなの!本ぐらい買ったらいいじゃないの
そんなことスラしないのかという感じの、苛立ったような言い方でした。
いつものサワヤカお兄さんの感じ悪い言い方にオドロキ ということもあったけれども、料理を作るためにおカネを出して本を買う! なんて、私的にはその頃考えてもみなかった、斬新な発想に唖然としたものです。

最近でこそ、ブックオフで105円でレシピ本を買ったりしますけれども。
繰り返しますが、材料と、作り方の流れがざっと分かれば、日常の料理はたいてい作れるものと思っていた私。「男の人が料理を作るって、そこからなのかぁ」と、大きな前提の違いに気づかされた発言でした。
同時に、たぶん私は 料理できない女 という誤解ができた/されていたんだなぁ、ということでもありました。

もう15年は経つかな?
思い切りバカにされたこと、私のほうは覚えていますよ、Nさん。

今回の赤ワイン煮は、野菜を増やして味噌を使った、アレンジバージョン。






樽酒
天然鰤の塩焼き
煮物 高野豆腐、椎茸、ごぼう、こんにゃく、昆布
長芋チーズ焼
白飯

アベさんから頂いた昆布を煮物にしました。よくお出汁が出るので、結び昆布にしたらまず椎茸といっしょに水に入れさっと湯通ししたら引き上げて高野豆腐の煮汁にし、上げた昆布は手綱に結んだこんにゃくと一緒に煮ました。ごぼうも柔らかく煮えて、どれもおいしくいただきました。
お祝いごとの樽酒のおすそ分けを少しいただいたので、香りの消えないうちにいつものミニミニグラスで1杯。いい香り~ 香りに酔ったかお酒に酔ったか30分ほどご機嫌にはしゃいだ挙句30分ぐっすり





ソーセージ、ハム
  ほうれん草のソテー、粉吹芋、人参グラッセ、椎茸のバターソテー 添
大根とまぐろ血合の炊合せ
白飯

お歳暮にいただいた腸詰屋のソーセージをさっそく。
加工肉は一部のガンの発生リスクを高めますので、抑制食品である野菜をたっぷり添えます。





鯖のムニエル、茄子の塩麹漬
肉じゃが
長いものたらこ挟み巻き
里芋ご飯
べにあづまのポタージュ

芋づくしです。
さつま芋、里芋の新物が出てきたので、おいしいうちにいろいろ食べたいなーと考えていたら、芋尽くしを思いつきました。
じゃがいも、長いも、里芋、さつまいもの4種類のイモ勢ぞろいです。

里芋ご飯は、新物で瑞々しくねっとりしているうちに何度か食べたいですね。里芋、ごまと、炊き上がったところに蕪の葉を混ぜ込んで。
べにあずまのスープはネギと。さつまを何にしようか、諦めようかと思っていて、後からスープを思いついて作ったら時間が余分にかかってしまいました。
茄子の塩麹漬は秋茄子の最後。甘く甘く、おいしく頂きました。



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