日本共産党座間市議会議員もりや浩一のもりもりレポート

いつも元気もりもり!もりや浩一の活動の様子をお伝えします!市民の切実な声を出発点に活動します。

民主党マニフェストの問題点

2009年08月05日 | 政治
先週、民主党のマニフェストが発表されました。自民公明政治を終わらせる方向になってほしいと思いますが、5つの問題点があると思いました。

第一は全体的に財界・大企業優先と軍事同盟絶対の政治を変えることがない点です。脱官僚政治といいますが、脱財界支配や脱米国支配とは言えません。

第二は財源論で、大企業・大資産家へのゆきすぎた減税にメスを入れず、軍事費と米軍への思いやり予算にもメスを入れていない点です。

第三は憲法問題で、『憲法提言』にもとづき慎重かつ積極的な検討をするという点です。この『憲法提言』は国連の集団安全保障活動への参加を位置づけるもので9条の改変につながります。

第四はムダづかい項目に衆議院比例定数削減を入れている点です。民意が反映される比例代表を削るのは民主主義に逆行します。

第五は食料自給率を引き下げることにつながる自由貿易協定(FTA)を外交施策に掲げていることです。米をはじめとする農産物に、関税を少なくして輸入を広げたら日本の農業は壊滅的な打撃を受けることが指摘されて、関係者からも怒りの声が高まっています。

これら5点どうでしょうか?
この他にも高速道路を無料化することには反対です。その財源があるなら福祉や教育にまわすべきだからです。

日本共産党は、民主党マニフェストの問題と照らして言えば・・・
第一に財界優先・軍事同盟絶対の日本の政治をおおもとから転換します。
第二に財源は大企業・大資産家への減税7兆円をあらため、また、5兆円を超える軍事費などを削り、無駄な大型公共事業を削減することで、合計12兆円つくります。消費税増税は反対です。
第三に憲法9条をまもります。
第四に衆議院比例定数削減に反対し、民主主義をまもります。そして無駄を削るなら政党助成金をなくすべきと求めます。
第五に農林漁業を国の支援で再生させ、「安全な食料を日本の大地から」を実現します。

総選挙後の政権がどうなろうとも、国民の願い実現の推進役で大きな力を発揮するとともに、間違った政治には防波堤となってたちはだかります。
そして、民主党中心の政権でもダメだとわかってもらえると思いますが、その先の「国民が主人公」の民主的政権の実現にむけて奮闘します。
ぜひ比例代表は日本共産党にご支援ください。
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