橋本醤油のうまうまごはん♪

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重大発表です。新三丁目門写真発見。

2013年05月13日 | 一新まちづくり
熊本城、城内町新町と城下町古町。

その間を仕切る、櫓門。新三丁目門。

今は、橋本勘五郎が明治八年に架けた、明八橋が今もしっかりと残っています。



それ以前は、木製の橋、新三丁目橋でした。

歴史的な写真は、コレ。



熊本医学校に来ていたマンスフェルトのお抱え写真師が、明治四年に写したものだそうです。

江戸時代、新三丁目御門は南北方向に棟を持つ櫓門で薩摩街道・日向往還の要衝に当たることから番所と常夜燈が置かれ、暮れ六つには門が閉されるなど城下から南への出入りが厳重に警戒されていました。しかし、明治5(1872)年、新三丁目御門は熊本鎮台司令官の桐野利秋の命令で撤去されてしまいました。

地図で見ると。



右側の番屋も写っています。

現在に復元すると。



こんなにハッキリとした資料はなかなかありません。

熊本城の規模、文化的な価値観、城下町の回遊性や活性化、復元は無理でも、何の痕跡も示さないのは、寂しい限りです。

狭い城内の復元じゃなく、正門側の新町にもっと光を当てるべきと思います。

四代目盛平