経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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安心しているチャンピオンはいない。<3,584本目>

2011-05-29 07:58:00 | ひとりごと
テニスファンであれば、プレーヤーでなくてもだれでもが憧れる
「グランドスラム」、
世界4大大会のことだ。

毎年、全豪(オーストラリア)オープンから始まり、
全仏(フランス)、
有名なウィンブルドン(全英)オープン、
そして、アメリカの全米オープンです。

今は、全仏(フレンチオープン)の真っ只中です。

その、第1シードさらに世界ランキング1位20歳の妖精
カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が、
3回戦で、レッドカーペットに涙をのんだ。

彼女は昨年秋の日本で開催された
「東レパンパシフィックオープン2010」のチャンピオンなのだ。

東レパンパシは、グランドスラム大会に次ぐメジャーな女子のみの大会。
華麗な女子テニスを毎年展開してくれて、
歴代チャンピオンの中には日本人で唯一、伊達公子(当時)選手の名前もある。

実は昨年そのウォズニアッキがチャンピオンになった瞬間の決勝戦を
東京有明テニスコートで観戦していたのだ。

ファーストセットダウンしたときは、”若さ”で勝てないかなと思ったが、
そこから2セット連取の逆転劇を
美しい二十歳のアスリートがやってのけた。

だから今回はもっとも応援していたアスリートの一人だ。

それが、まさかのストレート敗退。

若手の新鋭としての勢いはあったにせよ、先輩プロの壁も厚かった。
悲願のグランドスラム初優勝は、ウィンブルドン以降に持ち越された。

勝負事はもちろんやってみないとわからない。
テニスコートの状況や天候、試合時間などなど様々な要因が本人に襲い鰍ゥる。

”絶好調”であったとしても、メンタル面も含めてとてもタフな時間を耐えるということになる。

ましてや「外国」での遠征試合だ。

みなさんのビジネスを、言葉が通じない国で開店したようなものだ。
どれだけ不安で、どれだけ準備をして、どうすればいいかわからないような状況なのだ。

そんなところへ果敢にチャレンジをして、結果を出す。
”プロ根性”以外の何物でもない。

トップになったからと言っても、必ず勝てるとは限らない。
もちろん勝つための日々の過酷なトレーニングを怠っているはずもない。

それでも負ける時もあるし、ランキングが下の選手は上位進出を常に狙っている。

その切磋琢磨が、観客を魅了するのだ。
全力で一番素晴らしいパフォーマンスを生み出すことがアスリートの使命だ。

お客様に利用していただいて、喜んでいただくことがお店(営業マン)の使命と同じだ。

「たまにはゆっくり~」っていう名の
”たまに”ばっかりでは、勝てる試合はない。

さて、今年のフレンチオープンのチャンピオンは誰だろう?

まだ、行ったことがないローランギャロスへテニス観戦もいつか行きたいなぁ~。











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