そよ風に髭をなびかせて・Moookな毎日

The breeze gently waves Moook's beard.

海賊船に乗って船出なのだ!

2010-01-20 | Moook in 2007
ちょっと前の事だが、僕は「シーシェパード」に対抗する為に船を捜す事にした。
相手は、海賊船のような髑髏マークを付けているから、こちらも負けてはいられない。
ネットで調べたら、丁度手ごろな海賊船が見つかった。
ちゃんと、髑髏マークの下に僕の好きな「ボーン」まで付いた旗を掲げている。
早速、部下の運転手(父ちゃん)を連れて見に行く事にした。

★★★

乗船案内で所で「僕は、海賊船で戦いに行きたいのですが?」と言ったら、
綺麗なお姉さんが「はい、これがワンちゃんも乗れる海賊船です」と答えてくれた。
素晴らしいなあ!、これこそ、我が日本だ。

★★★

船が港に戻った時に、運転手がいないと家に帰れないから、父ちゃんを連行した。
さあ、いよいよ船出だ。
「世界の海が、わしを待ってるぜよ!」(坂本竜馬の真似だな ^^;)

★★★

海賊船は、とりあえず周遊コースを廻った。
元気なガイドの兄ちゃんが説明をしてくれた。
なるほど、伊豆半島は素晴らしい。
でも波が高いなあ。。。

ガイドの兄ちゃんが聞いた
「皆さん、何かご質問は有りますか?」
僕はすかさず答えた。
「このまま、南極まで言ってください!」
ガイドの兄ちゃんはニヤリと笑いながら、冷静に答えた。
「じゃあ、片道切符を2000万円で買ってくださいね」

★★★

僕は父ちゃんを振り返って
「早く、お金を出しな!」って叫んだ。
父ちゃんは呆れながら
「ムーク、もう帰ろうよ」と呟いた。

★★★

「ふん! 意気地の無い父ちゃんめ。」
「あ!、金も無いのか。 じゃあ、しょうがねえなあ」

海賊船は、幸せそうに港に戻った。



注)ムークは捕鯨に反対でも賛成でもありません。
日本には、昔からの食文化があります。
ある国にカンガルーを食べる食文化があるように。。

「シュナウザーは、勇気があるのだ! 」 by Moook

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