
CanonEOS5DMarkII+Bausch&LombBALTAR50mmf/2.3
お久しぶりです。
名称:第6回 ノン・ライツRF友の会 -新宿西口写真修錬会 写真展-
期間:10月30日(火)~11月4日(日) 10:00~18:00(最終日は~16:00)
場所:JCIIクラブ25(東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下1階))
URL:日本カメラ博物館 JCII Camera Museum http://www.jcii-cameramuseum.jp/
突然ですが、上記写真展に参加します。
私は五点、いつもどおりの写真を。
といっても絵、構想自体はかなり前にできていて、
それをギリギリに撮ったものです。
一応、過去に撮ったものから保険で四枚選別しておいたのですが
そのなかから一点、あとの四枚は新作です。
麻白さんと花桃さん、無理をいってすみません、そしてありがとう。
結果、すべてポートレイトです。
上記でいつもどおり、と書きましたが
一枚だけ、いつもと違う写真があります。
過去からの写真の一枚で、私にしてはめずらしく、感情を写しました。
これが見たひとに伝わるのか、伝わったところでどう思われるのかはわかりませんが
それはそれでいいかな、と。というか「怒ル」という感情を写した写真というのも
結構めずらしい気もするので、よろしければ。
今回はプリントペイパーにモノクロ用の、ピクトリコ月光レッドを使用してみました。
普段はあまり冒険せずに、フジのいちばんいいやつかキヤノンのを使っていたので
かなり苦労しました。が、思い通りには印刷できたかな、と。
今回のために、キヤノンの新しい12色のプリンタ、PRO-1も導入しました。
購入予定の方には、参考になるかもしれません。
てかハンパなくいいっすよPRO-1。
本体12万、インクに2.8万かかりますが。
カメラはRFと銘打ちながら非RFの5DMarkIIとNEX-5N、それにNEX-7。
それでA3ノビに全面印刷してみました。
印刷に関してはピクトリコに問い合わせたところ
「劣化なんてほとんど...あったとしても、肉眼でわかるレベルではありません」
と言われたし、事実そうであると感じたので、このサイズで。
レンズは
BAUSCH&LOMB BALTAR 50mm f/2.3
CarlZeiss Biogon T* 2.8/25 ZM
WOLLENSAK RAPTAR 2.04(51MM) f/1.5
BALTAR50mmf/2.3は不二技研謹製で、
5DMarkIIで使っているのは世界で、おそらく私だけであろうと思います。
それを関東カメラサービスで完全オーバーホールして頂きました。
WOLLENSAK RAPTAR 2.04(51MM) f/1.5はブリコラージュ工房NOCTOにて。
某有名レンズマウンタ改造店ではレンズに削りを入れてある可能性のあるものを
「それはしたくない」とかなり苦労してLeicaMマウントに作って頂いた一品です。
同社の社長岡村さんをして「二度とやりたくない」と言わしめたこのレンズは
もともとはアメリカの核実験に使われていたといわれるものであったりします。
残り一本は、コシナの作り出した現代設計のレンズ。
このCarlZeiss Biogon T* 2.8/25 ZMは私が、いちばん好きなレンズです。
と、ここまで読まれた方は
「凄く特異なレンズを使っているな」と興味を持たれたかもしれません。
ところが、この写真展にいざ向かってみますと...私、普通なんです。平凡なんです。
このレンズのラインナップをして、恥ずかしくなるほどの奇妙奇天烈なレンズを使った
写真がそこかしこにならぶ、それがこの「ノン・ライツRF友の会」なのです。
その末席に、気がついたら滑り込んでいた私なのですが
じつは私自身が、この写真展をもっとも楽しみにしていたのです。
#余談ではありますが、この写真展への参加が決まってから
#できるだけ他の方の写真、特に参加者の写真は見ないようにしていました。
#ブログの更新が止まっていたのも前エントリのROM写真集に続いて写真展があったからなのです。
とまぁ、
奇人変人が、どんなものをひきずりだしてくるのか。
私も楽しみにしているこの写真展に、よろしければ是非、お誘い合わせのうえ。
ちなみに写真展会場は日本カメラ博物館と同じ建物にあるので
そちらも、是非、この機会に。
不肖ながら私も、不定期ではありますが、会場にて御来場をお待ちしております。
宜しく御願い致します。
写真は、写真展には出さない写真。
いや、これ出さないのもどうかと思うんですが、
もちっといい写真が出る予定なので、御期待下さい。