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moon

通勤読書 238

「下町不思議町物語」香月日輪

いいねえ 大人がおとならしく
子どもが子どもらしい。

両親の離婚で東の街に引っ越してきた少年直之。
学校もお家も楽しくない、しんどい。
そんな少年直之が迷い込んだのは
不思議な町の不思議な人達。
リペアラーの高塔を師匠と呼ぶ少年直之。
毎日訪れるその場所で少年直之は、
成長する。

高塔師匠のような目で人間を見られたらどんなにいいだろうか。
自分がそうなる、というよりは
子育てにしんどかったり
人間関係にしんどかったり
そういう人がそんな時に
出会える存在があればいいのに、と思うのだ。

あー、私もトトロが見てみたい。
高塔師匠にいろいろリペアしてほしい。


軽快な大阪弁がとってもいい感じ。




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下町不思議町物語 (新潮文庫)
香月日輪
新潮社

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コメント一覧

u-mi
そうですね
ほんと、誰にもよくない。
でも、このお店、いい立地だし、
関学でなくてもたくさん学校も塾もあるし、
買わずに大騒ぎするなら、
来ないほうがいいかも・・なんて。

イメージって大事ですね。
北大生がネットゲームので知り合った未成年の女の子を
連れまわした事件で
私の北大生のイメージは変わりましたもの。

そんな人ばかりじゃないのに、、、
根無し草
そもそも
こういうチェーン店のマニュアルには自分達で注意するという項目がないでしょうし、出入り禁止じゃ売上にも響くし、
もう大学生といってもまだ学生ですしちゃんと指導しないといけないのにね。

東直己の作品にも書かれてた京都産業大学の学生が、
北海道の駅で野宿して、寒さのあまり看板を剝して焚き火し、産大生の野宿禁止て処置のおかげで産大生=アホとイメージ付けたのも笑いますけど(笑)

uーmi
厳しくしないと
舐められる、と思ってたんでねぇ(笑)
こまかいことだと何故あんなにお箸の持ち方にうるさかったのか、と
未だに子どもが笑います。
そうですね、大きくなるとそれなりなんですよね。
うちの子達も外ではなにやってるかわからないですから。
まだそういう場面には遭遇してませんが
うちの子だったら、飛び蹴りです、したことないけど(笑)
どこのマクドナルドかも近くなので
よくわかりますが、
この話って誰も得しないというか、よくないですね。
店長もその場で注意してあげれば、
気付く子もいるのに。
みんな、何となく流されますからねぇ。
学校も「じゃぁ行かせません」というのも
なんだか大人のすることじゃない。

そもそも大学生に
今さらな注意。

なんだかなぁ。。。
根無し草
なるほど
男なのでわかりませんが、厳しくしてたのは良いのではないですか?

まぁ成長したらみんなそこそこになるので(笑)

聞いた話なんですが、関西学院大学の最寄りのマクドナルドで関学生のマナーが非常に悪いと。
平気で飲食物持ち込むし、長時間大声でギャーギャー騒ぐ
ので店長が大学にクレーム入れたら大学の執った処置は
この店に学生の出入り禁止。

しかし店長は教育者として学生に注意して欲しかっただけ
らしいんですが、これもまたおかしな話ですね。

少なくとも子供さん達はこうはならないでしょうし、マイナスにはならないと思いますよ。

u-mi
たままた
手に取ったのですが、とてもいい気持になりました。

こういう本を子育てがしんどかった頃に読みたかった。
その頃は読む元気もなかったかもしれないけれど。

こういう読後感の本を読むと
もっと子ども達に優しくしてあげれば
よかったと思います。
根無し草
この人
大阪在住ですね。
どっちかというと、児童書寄りの作家なんですが、「妖怪アパートの幽雅な日常」シリーズや、「地獄堂霊界通信」が有名ですね。

最近新潮文庫は書き下ろしや他社作品で埋もれてた作品を発掘して、こういう子供主役の作品たくさん出してます。

この新潮文庫のシリーズで一番お勧めは令丈ヒロ子の
「S力商店街」シリーズですかね。
今月、3巻が出るのかな?主役は中学生でとある古い商店街が
舞台の作品です。令丈さんも大阪在住で、とある商店街の近くに住んでるそうですよ。

香月氏の作風はどちらかというと、畠中恵が書きそうな話の現代版みたいのが多いです。

ワンコイン前後で買えてサクッと読めるのがいいんですが・・・・・
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