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moon

通勤読書 577 いなくなったのは誰?

「夜行」森見登美彦

途中、怖くて怖くて、
読んだ後に夜の公園歩きながら泣きそうになった。

娘のお迎えに行ったのだけれどね、
バスから彼女が降りて来なかったらぁとか
私だけ、置き去りにされたらぁとか
もうほんとに怖いんだから。

阿呆な大学生の話のほうかと思ったのだけれど、
ちがったよぉ

でも、これはこれで大好き!モリミー!!

ゆっくり、頭整理しながら読まないと
一気読みする時間がない私はしばしば戻りつつなんだけど。

「怖いよ、怖いよ」って思って終わるのかと思ったら
最後は「怖くないよぉ、こっちおいでぇ」って引っ張り込まれた。

でも、引っ張り込まれたほうが幸せだった。


上手いなぁ。

 

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夜行
森見登美彦
小学館

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