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moon

通勤読書 143

      「夢玄館へようこそ」水生大海

もうちょっと、もうちょっと
何が欲しい感じで終わってしまった。
伯母の凛子さんの代わりに、アパートを改装して
ショップにしたモールの大家さんになる主人公。

なんだか、とっても、大変そうだったのに
あっさり凛子さんが帰ってきてしまうので拍子抜け。
たたみ掛けるように終わってしまったよ。

あと、ショップオーナー達がわがまま。
憎めないってことなんだろうけれど、
個性的すぎてちょっと・・・

お店を経営して、売上を上げて、
自分のお給料をだせて
潰れないで、潰さないでやっていけるのは
それはそれは凄いことだと思う。
ここはやはり、夢だけじゃない部分が必要。

蒼井さんは素敵、そこは凛子さんに激しく同意。


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夢玄館へようこそ
クリエーター情報なし
双葉社

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コメント一覧

u-mi
被害者に
なりかけるのが、殺人事件だなんて。
でも、実際、
何度も同じような目にあう人っていますものね。

根無し草
そうなんです
主人公は女の子なんですが、何故かいつも殺人事件の被害者になりかけるんです。でも犯人がマヌケでなんとか難を免れるみたいな話ですが。

これもある種のミステリー小説に対するアンチテーゼだと思うんですけど、そんなにシリアス
な話じゃないです(笑)


u-mi
これからの
作家ですね、乞う、ご期待!ってところでしょうか。

被害者資質って・・
そいういう人、いそうだ。
根無し草
この作品の
キャラは濃いです。
ふろしきのたたみ方が些か唐突で強引だったのは確かですね。
まぁこの人デビュー間もないんでこれからが
勝負ですよ。デビュー作『少女たちの羅針盤』
は映画になりましたし、新作も出てるんですが
まだ読めてません。

山本弘の『名被害者・一条(仮名)の事件簿』が面白そうです。

解決する側が主役ではなく被害者が主人公。
被害者資質があるんですね(笑)



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