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moon

通勤読書 237

「ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳」加藤実秋

就職浪人の隼人、 同級生の楓太。
楓太がなにかと隼人に関わって
昼間にあいてるBarホロウへ行くのである。

なんでもないミステリーから
高校時代の友人の死の真相まで迫る。
そこは面白かったんだけど
この、楓太。
隼人を快く思っていなかったらしく
ネットに隼人のことを誹謗中傷の書き込みし、
嫌がらせのメールまで送る。

この楓太を、許して友達として付き合える隼人も
人にこんなことできる楓太もすごい。
このすごい、は褒めてないほうのすごい。
驚きだ。
人としてどうなんだ。
ほんとに仲のいい友達っていえるのか。

と、私の疑問はつきない。
気持ちのいい友達関係とはちょっと違う、かな。

イズミくんの謎がもうちょっとだけ
解明されたら嬉しかったのにお預けだった。


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ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳 (角川文庫)
加藤実秋
角川書店(角川グループパブリッシング)

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コメント一覧

uーmi
ほんとに
楓太ちっちゃい奴です。
そういう人と友達でいられる神経もちょっと掴めないですね。それが今の人間関係なのでしょうが
無理~ですね。
根無し草
誹謗中傷
書き込むというのが、今時とも言えますが、だとしたら小さい男ですよね楓太(笑)
それでも一見友達というか、何とも思わないのは人間が出来てるのか、はたまた他人に興味がないのかという感じですが。

実際、ネットの書き込んでる人って責任感薄いですよね。だからTwitterとか2ちゃんとかすぐ炎上したりするわけですが、言葉というのは言霊っていうくらいで、すごく力のあるものだと思うので、慎重にならないといけない筈なんですけどね。

まぁ加藤実秋さんの作品っていうのは、良くも悪くも今の時代の人間関係在り方をリアルに描いてるの多いですが、個人的にはこういう人間関係はイヤだなぁと凄く思う今日この頃です。
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